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バッハ ヴァイオリン協奏曲集 佐藤俊介&イル・ポモ・ドーロ

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こんにちは。
ともやんです。

ヴァイオリニスト佐藤俊介。
1984年(昭和59年)東京生まれ、ということは今年34歳。
新進気鋭のと書こうと思い、経歴を見ると、とんでもない人です!

※CDのブックレットより

2013年からオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを勤め、2018年6月には、30年以上にわたりそのポストを勤めたヨス・ファン・フェルトホーフェンの後任として芸術監督に就任しているのです。

海外で活躍している凄い人は、意外と日本国内では、知られていないという場合が多いようですが、佐藤俊介もその一人かもしれません。

そう言えば、武満徹氏も20世紀を代表する世界的な作曲家ですが、最初に認められたのがフランスだったそうです。

さて、今年の2月に録音されたばかりの佐藤俊介氏のアルバムを紹介します。

イタリアの新進気鋭の古楽アンサンブル「イル・ポモ・ドーロ」の共演によるヨハン・セバスティアン・バッハのヴァイオリン協奏曲集です。

※イル・ポモ・ドーロ CDのブックレットより

2018年2月に録音されたもので、ノンヴィブラートによるピリオド奏法で、暖かい音の膨らみが心地よく響きます。

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バッハのヴァイオリン協奏曲は思い出の名曲

僕は、バッハのヴァイオリン協奏曲については、特別な思いがあります。
30代前半の夏休みにレンタカーを借りて、山陰地方を一人で周ったのですが、その時、レンタカーのカーステレオでずっと流していたのが、ホグウッドとシュレーダーのバッハのヴァイオリン協奏曲集でした。

当時は、まだ独身で、入社して10年近くたち、これからの人生や仕事にことに悩んでいた時代です。

いまは懐かしく思い出しますが、当時は少し辛かった記憶があります。

でも、山陰地方の美しい海岸とバッハのヴァイオリン協奏曲には、大分慰められました。

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バッハの名曲 ヴァイオリン協奏曲 佐藤俊介の最新録音で

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
Violin Concerto in A Minor, BWV 1041
1.(03:50)I. Allegro
2.(05:08)II. Andante
3.(03:30)III. Allegro assai
total(12:28)
佐藤俊介 – Shunsuke Sato (ヴァイオリン)
イル・ポモ・ドーロ – Pomo d’Oro, Il
録音: 12-18 February 2018, Lonigo, Italy

———————————-

ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
Violin Concerto in E Major, BWV 1042
4.(8:00)I. Allegro
5.(05:35)II. Adagio
6.(02:39)III. Allegro assai
total(16:14)
佐藤俊介 – Shunsuke Sato (ヴァイオリン)
イル・ポモ・ドーロ – Pomo d’Oro, Il
録音: 12-18 February 2018, Lonigo, Italy

———————————-

2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
Concerto for 2 Violins in D Minor, BWV 1043

7.(03:40)I. Vivace
8.(05:51)II. Largo ma non tanto
9.(04:29)III. Allegro
total(14:00)

佐藤俊介 – Shunsuke Sato (ヴァイオリン)
ゼフィーラ・ヴァローヴァ – Zefira Valova (ヴァイオリン)
イル・ポモ・ドーロ – Pomo d’Oro, Il
録音: 12-18 February 2018, Lonigo, Italy

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チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV 1056 (J.N. フォルケルによるヴァイオリンと室内アンサンブル編)
Keyboard Concerto in G Minor, BWV 1056 (arr. J.N. Forkel for violin and chamber ensemble)

10.(03:32)I. Allegro moderato
11.(02:33)II. Largo
12.(03:24)III. Presto
total(09:29)

編曲 : ヨハン・ニコラウス・フォルケル – Johann Nikolaus Forkel
佐藤俊介 – Shunsuke Sato (ヴァイオリン)
イル・ポモ・ドーロ – Pomo d’Oro, Il
録音: 12-18 February 2018, Lonigo, Italy

J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 BWV 1041-1043 (佐藤俊介/ヴァローヴァ/イル・ポモ・ドーロ)

オランダ・バッハ協会芸術監督に就任した「佐藤俊介」による「バッハ:ヴァイオリン協奏曲」!
1984年東京生まれ。3歳より松戸の教室で、日本のヴァイオリン界草分けの鷲見四郎の門下生。4歳から家族でフィラデルフィアへ移住し、ジュリアード音楽院プレカレッジで学ぶ。

2003年カーティス音楽学校のハイメ・ラレードのクラスに入学。しかし翌2004年、ジェラール・プーレの指導を仰ぐためにパリに渡り、4年間研鑽を積みました。

ミュンヘン音楽・演劇大学で、バロック・ヴァイオリンのメアリー・ウティガーの下で研鑽するために2009年にドイツへ移住。2010年7月、ライプツィヒで行われたヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールで、バロック奏者として初めての国際コンクールに挑戦し、ヴァイオリン部門(バロックとモダン楽器奏者を合わせて審査)で2位と聴衆賞を受賞。

その後様々なピリオド楽器アンサンブルと共演し、2018年6月よりオランダ・バッハ協会芸術監督に就任。高い技術と豊かな音楽性を磨き、NHK交響楽団を含む日本の主要オーケストラに加え、バイエルン放送響、シアトル響など欧米の名門オーケストラと共演。

ヨーロッパ各都市、アメリカ、日本などで、モダン楽器、ピリオド楽器両方でのリサイタル活動にも積極的に取り組んでいます。録音も多数あり、第15回出光音楽賞、第62回文化庁芸術祭大賞(レコード部門)受賞しています。
バッハが生まれた17世紀は、芸術をリードする国といえばイタリアでした。ルネサンスやバロックの芸術を興し、「協奏曲」の形式を創りだしたのもイタリアの作曲家たちで、ドイツの人々にとって、イタリアの音楽は羨望の対象でした。

バッハにとっても、イタリアの音楽は憧れの存在で、20代半ばのバッハが仕えていた音楽好きのエルンスト公子が、ヴィヴァルディやコレッリなどイタリアの作曲家による協奏曲の楽譜をバッハに渡し、チェンバロ作品に編曲し習得したのでした。こうした熟知されたイタリア風協奏曲は、バッハの協奏曲だけでなくカンタータなど様々な作品に取り入れられています。

このヴァイオリン協奏曲も、そうした基本に乗りつつ、バッハの美しい旋律が施されたものです。
このエラートへの録音は、佐藤俊介が積極的に演奏を行っているJ.S.バッハの作品中でも、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」に次ぐ重要な作品である「ヴァイオリン協奏曲」に取り組んだもの。

今イタリアで最も魅力的な演奏で高い評価を得ている、ピリオド楽器アンサンブル「イル・ポモ・ドーロ」との最も理想的なパートナーとの共演です。

バッハの規律正しく音楽を守りながらも、ところどころに装飾音を加え、絶妙なフレーズによってコントラストとニュアンス豊かに弾いているのに驚かされます。

さらにスピード感ある弦楽アンサンブルにより、最も現代風な演奏といえましょう。
ワーナーミュージック・ジャパン



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