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新日本フィル&上岡敏之 マーラー交響曲第1番”巨人”

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こんにちは
ともやんです。

上岡敏之は1960年9月20日生まれ、東京都出身のピアニストで指揮者です。

上岡は、2016年9月から、新日本フィルの第4代音楽監督に就任していますが、その就任直前の16年3月のライブ録音のマーラー交響曲第1番”巨人”を聴きました。

上岡も僕と同年代で今年60歳。

非常に親近感を持ちまして、今回初めてCDを聴きました。

これがなかなか個性的な名演です。

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指揮者 上岡敏之について

CDジャーナルの略歴によると、

 

79年に東京藝術大学に入学し、マルティン・メルツァーに師事。指揮、作曲、ピアノなどを学ぶ。82年に安宅賞を受賞。92年から96年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務め、その後8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として成功を収める。2007年に渡邉曉雄音楽基金音楽賞を受賞。CD作品としては、チャイコフスキー「悲愴」(2007年)やR.シュトラウス「家庭交響曲」(2010年)などがある。

 

また、2016年9月より新日本フィルの音楽監督に就任しています。
以下は、新日本フィルの公式サイトからです。

 

東京藝術大学でマルティン・メルツァーに指揮を師事し、作曲、ピアノ、ヴァイオリンも並行して学ぶ。後に、ロータリー国際奨学生としてハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。

キール市立劇場ソロ・コレペティトール及びカペルマイスターとして歌劇場でのキャリアを開始。ヘッセン州立歌劇場音楽総監督、北西ドイツ・フィル首席指揮者、ザールランド州立歌劇場音楽総監督、ヴッパータール市立歌劇場インテンダント兼音楽総監督等を歴任。手兵ヴッパータール響とは二度の日本ツアーも大成功させた。

 

2016年9月より新日本フィルの第4代音楽監督に就任。また、コペンハーゲン・フィル首席指揮者、ザールブリュッケン音楽大学指揮科正教授も務める。2007年第15回渡邉暁雄音楽基金 音楽賞・特別賞、2014年第13回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。就任以来、新日本フィルとのCDをオクタヴィア・レコードより継続的にリリースし、好評を博している。7枚目となる最新盤は、『ブルックナー:交響曲第6番』(2019年6月発売)。

 

聴いていて非常に個性を感じたのが、中間部の木管と弦の掛け合いで、ヴァイオリンがグリッサンドを使う場面です。

僕は、この曲をいろんなCDを聴きましたが、こんな演出をしているのは上岡が初めてでした。
初めて聴いた時は、おやっ?と新鮮な驚きがありました。

しかし多用されるとちょっと鼻に付くきらいがあるのも否めません。

ただ、全体的に個性的な演奏で、明確な主張が感じられるので好感がもてる演奏です。

なんと言ってもマーラー交響曲第1番と言えば、古典的に演奏されることもありますが、後期ロマン派の名曲ですから、これくらいやってもいいと思いますし、むしろ新鮮な感動を受けました。

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新日本フィルハーモニー交響楽団について

新日本フィルハーモニー交響楽団は、1972年、指揮者・小澤征爾のもと、楽員による自主運営のオーケストラとして創立。

そうなった経緯は、1969年、文化放送とフジテレビが、自社で運営していた日本フィルハーモニー交響楽団の解散を通告したことからです。

その際に楽員の3分の2は日本フィルに残り日フィル争議を起こしたが、退団した楽員と小澤征爾・山本直純らは新たに自主運営のオーケストラを1972年に設立しました。

97年より墨田区へ移転。同年オープンのすみだトリフォニーホールを活動の本拠地とする日本初の本格的なフランチャイズを導入。

ロストロポーヴィチによる“ショスタコーヴィチ・フェスティヴァル”や井上道義指揮“マーラー・ツィクルス~交響曲全曲演奏会~”など、優れた企画と充実した演奏で高い支持を獲得。

定期演奏会や特別演奏会のほか、地元の小中学校や各種施設を訪れるなど、地域に根ざした演奏活動も精力的に展開。

99年に小澤征爾が桂冠名誉指揮者、2003年にクリスティアン・アルミンクが音楽監督に就任。

若手の異例の抜擢に注目を集めました。

2016年9月からは、上岡敏之が、第4代音楽監督に就任しました。

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新日本フィル&上岡敏之 マーラー交響曲第1番”巨人”

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”

1.(15:31) I. Langsam, schleppend
2.(06:37) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(11:17) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(19:20) IV. Sturmisch bewegt
total(52:45)

新日本フィルハーモニー交響楽団 – New Japan Philharmonic Orchestra
上岡敏之 – Toshiyuki Kamioka (指揮)
録音: 16, 18 March 2016, Live recording, Japan

マーラー:交響曲 第1番「巨人」 上岡敏之 、 新日本フィルハーモニー交響楽団

高らかに鳴り響く、鬼才・上岡敏之と新日本フィルとの新たな出発。

2016年9月より新日本フィルが、音楽監督として上岡敏之を迎え、新たなスタートを切ります。当盤は、音楽監督着任前の上岡との記念すべき公演をライヴ録音したものです。独特なスコア解釈が話題となる上岡の指揮は、今回もオーケストラの個性を引き出し、力強く新しいマーラーを描いています。これからの両者の躍進が期待される好演です。新時代の幕開けに沸き立つ、当日の会場の熱気と活気があふれるアルバムです。
オクタヴィア・レコード

 



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