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アンナー・ビルスマの70歳記念盤より バッハ無伴奏チェロ組曲

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こんにちは。

ともやんです。

チェロという楽器の響きが好きです。

人間の肉声の音域なので、落ち着くのだそうです。

このCDは、オランダのバロック・チェロ奏者、アンナー・ビルスマ(1934年生まれ)の70歳を記念して、2004年にオランダのソニー・ミュージックより発売された11枚組CDのボックスセットです。

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アンナー・ビルスマ バロックチェロ奏法の確立

僕はチェロという楽器の音色が好きで、ピエール・フルニエの格調高い音が好きでした。

アンナー・ビルスマは、バロック・チェロの奏法を確立し広めた奏者ということで最初その音に接した時は、その素朴な肌触りには、何か忘れていた懐かしさを憶えさせられたものです。

僕は、クラシック音楽が、現代に残された唯一の隠れ家と誰かが言ったフレーズを聴いて、思わずこのCDを思い出したのそんな理由からです。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)(79年録音) アンナー・ビルスマ

バロック・チェロの活動を長く続けてきたチェロ奏者、アンナー・ビルスマ氏が7月25日に逝去されました。

享年85歳でした。

ビルスマは1934年2月、オランダのハーグ生まれで、ハーグ音楽院で学び、59年にパブロ・カザルス国際チェロコンクールで第一位を獲得。

62年からはオランダの名門オーケストラ、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者を務めながらオリジナル楽器による演奏にも取り組み、グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)、フランス・ブリュッヘン(フルート、リコーダー)らとともにオランダ発古楽運動の牽引者のひとりとして活躍しました。

ビルスマ氏の業績を称え、代表劇名盤のバッハをSACDハイブリットでリリースいたします。

ビルスマ第1回目のオリジナル楽器によるバッハの無伴奏チェロ組曲。バッハの無伴奏を「歌う」音楽ではなく「語る」音楽だとするビルスマの演奏は、驚くほど多種多様なニュアンスに満ちており、バッハの譜面上の数多くの暗示に対するかつてない豊かな表現となっています。

世界各国で高い評価を受けたまさしく名盤中の名盤、世界初SACD化!

△ △ △

残念ながら「70 Years Limited Edition:Anner Bylsma」(70歳記念盤)は、現在廃盤のです。(2021年4月3日現在)

それに収録されている79年録音のJ・S・バッハの無伴奏組曲をご案内します。

 


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なお、Amazonでは70歳記念盤は中古などを取り扱っています。

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アンナー・ビルスマ デュポール兄弟の名曲

ジャン=ピエール デュポール(1741-1818)とジャン=ルイ デュポール(1749-1819)は、兄弟でフランスとドイツで活躍したチェリスト、作曲家です。

ベートーヴェンとも親交があり一緒にコンサートツアーも行っています。

またベートーヴェンは、彼らのためにチェロソナタ1番と2番 作品5を作曲もしています。

このCDセットには、上記デュポール兄弟とルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)、ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841)そしてベートーヴェンのチェロの曲を集めたものが収録されています。

ベートーヴェンと同時代を生きた作曲家たちの曲は、宮廷貴族たちのために作曲された曲のようで、どれも肩ひじ張ったものはなく、僕はこの11枚組の中でも、この1枚だけをよく聴いています。

特にベートーヴェンが作曲した、ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカベウス」の挿入曲、「よろこべやたたえよや」(近代オリンピックなどの表彰式で使われて有名)の変奏曲は、馴染んだフレーズも相まって楽しめます。

アンナー・ビルスマの素朴な音で温もりのひと時をお過ごしください。





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