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カラヤン バッハ ブランデンブルク協奏曲 1978-79

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こんにちは、
ともやんです。

今年は、ヨハン・セバスティアン・バッハの名曲、ブランデンブルク協奏曲が誕生してから300年の年だそうです。

そうか、じゃ、僕が初めてブランデンブルク協奏曲を聴いたのは50年前なので、その時はこの曲の誕生から250年だったんだな、と感慨に耽るのです。

それを記念して、カラヤンが1978年から79年に掛けて録音した2回目の録音が、SA-CD~SHM仕様で先日発売されました。

SA-CD~SHM仕様は、通常のCDプレイヤーでは再生できないのであまり紹介したくないのですが、この録音に関しては、現役盤としてはこの仕様だけなので仕方ありません。

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J・S・バッハ ブランデンブルク協奏曲の思い出

小学生の頃、母の実家に学校が終わってからよく遊びに行ったものです。
特に僕より10歳年上の叔父の部屋に入るのが好きで、よく入り浸っていたものです。麻雀パイを見つけて、1歳年下の妹とわけもわからなく並べたりしていました。

そんな中にクラシック音楽のLPが何枚かあったのです。
そこで聴いて僕の心を掴んだのが、バッハのブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲、そしてモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」でした。

だから、ブランデンブルク協奏曲は、僕がクラシック音楽好きになったきっかけの曲と言っても良いものです。

その後、カール・リヒターやクレンペラーのLPを愛聴していました。
特にリヒター盤は、僕のスタンダードとして存在しています。

その後、ゲーベルやガーディナーなどのより古楽器演奏が主流になりましたが、僕はやはりモダン楽器による演奏が好きです。

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カラヤン バッハ ブランデンブルク協奏曲

そして今回、カラヤン盤を初めて聴くことになりました。

なぜいままでカラヤンのバッハを聴いてこなかったのか?
答えは簡単で、カラヤンのバッハは、別に聴かなくていい、という単純な先入観からです。

つまりブランデンブルク協奏曲を聴くのにカラヤンでなければならない、という理由が無いからです。

カラヤンのブランデンブルク協奏曲を聴く人は次の二つのタイプがいると思います。

ひとつ目、カラヤンのファンだから。
これは絶対ですね。カラヤン・ファンなら、ブランデンブルク協奏曲もカラヤン盤を選ぶ可能性は圧倒的高いです。

もうひとつは、クラシック音楽にはあまり詳しくないが、バッハの入門曲でもあるブランデンブルク協奏曲のCDを買うに当たり、メジャーなカラヤンならいいか、というタイプ。
ただ、今回SACDと、通常のCDプレイヤーでは聴かれない仕様なので、今回に関しては除外してもいいかなと思います。

そうなると今回発売されたSACDはカラヤン・ファンしか聴かないのか?となりますが、ここにもうひとつマニアックなタイプがいるのです。

つまり僕のその端くれですが、マニアックなクラシック音楽ファン、そしてJ・S・バッハファンの存在です。

彼らは、ブランデンブルク協奏曲の聴き比べをするにあたり、カラヤン盤を選択肢のひとつとしては考えるとは思いますが、優先順位としてはかなり低いのではないだろうか、と思うのです。

現代なら古楽器スタイルのCDは多くあるし。モダン楽器でもリヒターは外せないところ、そしてようやく、じゃ、カラヤンも聴いてみるか、となるような気がします。

実際、僕はそのパターンです。

そして、聴いてみると、なんだ悪くないじゃないか、となるわけです。

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カラヤン70歳の時の録音です。
ベルリンフィルの首席奏者の自主性を尊重した演奏と感じます。
カラヤンは、自己主張を抑えて、奏者の音楽性を信頼して任せている感じがします。

それが功を奏した録音ではないかと感じました。

古楽器スタイルから失われた感のある、優美さとしっとりとした落ち着きを堪能できる演奏です。

クラシック音楽の入門者にはおすすめしませんが、逆にマニアの方には、意外といいから聴いてみたらって感じでおすすめできます。

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カラヤン バッハ ブランデンブルク協奏曲 SACD

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV 1046
Brandenburg Concerto No. 1 in F Major, BWV 1046

1.(04:02) I. –
2.(04:44) II. Adagio
3.(04:22) III. Allegro
4.(09:58) IV. Menuetto – Trio – Menuetto – Polacca – Trio – Menuetto
total(23:06)

ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV 1047
Brandenburg Concerto No. 2 in F Major, BWV 1047

5.(05:27) I. (Allegro)
6.(04:23) II. Andante
7.(02:39) III. Allegro assai
total(12:29)

ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV 1048
Brandenburg Concerto No. 3 in G Major, BWV 1048

8.(06:31) I. (Allegro)
9.(00:14) II. Adagio
10.(05:09) III. Allegro
total(11:54)

ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV 1049
Brandenburg Concerto No. 4 in G Major, BWV 1049

11.(07:19) I. Allegro
12.(04:35) II. Andante
13.(04:48) III. Presto
total(16:42)

ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV 1050
Brandenburg Concerto No. 5 in D Major, BWV 1050

14.(10:51) I. Allegro
15.(06:11) II. Affettuoso
16.(05:53) III. Allegro
total(22:55)

ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV 1051
Brandenburg Concerto No. 6 in B-Flat Major, BWV 1051

17.(07:02) I. –
18.(05:44) II. Adagio ma non tanto
19.(05:19) III. Allegro
total(18:05)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) [2SACD[SHM仕様]]<初回生産限定盤>

ベルリン・フィルの名手達をソリストに起用したカラヤン2度目の「ブランデンブルク協奏曲」初SA-CD化!
【初回生産限定盤】【SA-CD~SHM仕様】

ベルリン・フィルの首席奏者たちをソリストとして起用したブランデンブルク協奏曲の全曲録音。ピリオド・アプローチが話題になり始めた時期にあえてモダン楽器によるバッハを強烈に打ち出した演奏で、カラヤンにしては幾分小編成のオーケストラによる録音としても興味深いといえます。今年は「ブランデンブルク協奏曲」誕生から300年。記念の年に待望の初SA-CD化が実現しました。



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