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ミッシャ・マイスキー J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲 新旧

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こんにちは、
ともやんです。

ミッシャ・マイスキーは、1948年1月10日、ラトビアのリガ出身のチェロ奏者。
今日が74歳の誕生日ですね。

現代のチェロ奏者の中でももっとも知名度の高い一人です。
僕が初めてマイスキーを聴いたのは、いやテレビで見たのはもうかなり前。まだ独身だったと思うので30年以上前のことだと思う。

トレードマークのもじゃもじゃ頭とヒゲで、割とラフな服装で、チェロを抱えて出てくると聴衆に向かって何か話すといきなり演奏を始めるという感じだった。

その印象がとても強く、ちょっと変わった人なのかな、と思っていたが特に例えばグレン・グールドのような変人でもないようでした。

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ミッシャ・マイスキー J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲 新旧比較

初めてマイスキーのCDを購入したのも30年以上前のことでした。
購入したのはJ・S・バッハの傑作、無伴奏チェロ組曲。
録音が1984年ということで、今から38年前のもの。
マイスキーもまだ30代の録音で、レコードアカデミーも受賞したCDでした。

僕は、まだクラシック音楽のレコードを買う前からこの曲が好きで、それは叔父の家にシュタルケルのLPがあって、それを聴いていたためです。

最初に聴いたのがシュタルケル、そしてフルニエでも聴きました。
僕のチェロのスタンダードは、この二人の影響が大きいと思います。

さて、マイスキー。

マイスキーのCDを聴いて、正直、これでなきゃいけない、というのはありませんでした。
テクニック的にも確かで端正で名演ではあるのですが、何か物足りないと印象もありました。

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番・第3番・第5番<生産限定盤> ミッシャ・マイスキー

そんな折、マイスキーの新盤を聴く機会がありました。
録音は1999年なので、マイスキーも50歳を過ぎていました。

これは凄い!なんと言っても攻めている!
第1番の開始からスピード感がありスリリング。
オーソドックスな旧盤に比べ、これはいい。

速い楽章は攻めているのに、緩徐楽章はスピードを緩め陰影を付けて深い演奏を展開しています。

これが約15年のマイスキーの円熟なのでしょうか。

旧盤ももちろんバッハの無伴奏チェロ組曲を理解するということで最適なCDではありますが、新盤はよりその深みに入ってみたい人には打ってつけの名盤だと思います。

ぜひ、聴いてみてください。

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ミッシャ・マイスキー J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
Cello Suite No. 1 in G Major, BWV 1007
total(19:01)

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無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008
Cello Suite No. 2 in D Minor, BWV 1008
total(22:39)

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無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
Cello Suite No. 6 in D Major, BWV 1012
total(34:03)

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無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
Cello Suite No. 3 in C Major, BWV 1009
total(24:29)

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無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV 1010
Cello Suite No. 4 in E-Flat Major, BWV 1010
total(26:28)

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無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV 1011
Cello Suite No. 5 in C Minor, BWV 1011
total(27:45)

ミッシャ・マイスキー – Mischa Maisky (チェロ)
録音: July 1999, Academiezaal, Sint-Truiden, Belgium

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 ミッシャ・マイスキー

“チェロ音楽のバイブル”のしなやかな名演です。人気奏者マイスキーが1984/85年に録音した旧盤はレコード・アカデミー賞を受賞していますが、本作は、約15年の熟成を経て、2000年のバッハ没後250年に向けて録音した2度目の全曲盤。軽やかで生気に富んだ音楽は、マイスキーならではの魅力に溢れています。
ユニバーサル・ミュージック

新盤のジャケットもいいよね。84年と同じ構図でその対比を感じさせるものです。



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