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ヘレヴェッヘ ベートーヴェン交響曲第1&3番”英雄”の清々しさ

ヘレヴェッヘ

こんにちは。
ともやんです。

 

指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘ(1947-)は、ベルギーのゲント(ヘント)の出身です。

 

僕は、ゲントに一度だけ行ったことがあります。特に用事があったわけではなく、ベルギーのアントワープに仕事で行き、その合間に電車でなんとなく行っただけです。

 

ブリュッセルの華やかさがある訳ではなく、どちらかというとアントワープに近い感じで、古風で落ち着いた街でした。

 

ヘレヴェッヘは、実家が医者ということで、精神科医をめざしゲント大学の医学部で心理学を学んだそうですが、それと並行してゲント音楽院でピアノとオルガン、チェンバロを学び、結局医学を断念してプロの音楽家になった人です。

 

ベートーヴェン交響曲第5番&第8番 ヘレヴェッヘ 当時の再現は永遠

ヘレヴェッヘは、古楽器演奏でバッハの権威として著名ですが、1997年からモダン楽器のオーケストラである、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任し、ピリオド奏法によるベートーヴェンの交響曲全集に取り組みました。

この第1番と第3番”英雄”は、第2弾として発表されたものです。

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ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダースフィルのベートーヴェン

 

学術的なことはわかりませんが、第1番も第3番も共に格調高い演奏です。
むしろ第1番より第3番”英雄”の方が、質素で古典的な演奏なのには驚きます。

 

そこには気負いも派手さもなく、またこの交響曲の持つ逸話からも解放して、ピュアな状態で演奏を展開したという感じです。

こんなに軽やかで慎ましやかな英雄交響曲は珍しいです。

 

だから逆に曲の透明性が見えてきて、英雄交響曲の既成概念をぶっ壊したような清々しさまで感じます。

 

同じ古楽器奏法を取り入れたガーディナーの鮮烈さ、ブリュッヘンの深刻さ、とは違い穏健なホグウッドに近いけど、もっと素顔のベートーヴェンを感じさせる演奏で、物足りないと思いながら結局全曲聴き通して、気持ちの良い感銘を受けました。

 

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ヘレヴェッヘ ベートーヴェン交響曲第1&3番”英雄”

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

1.(09:00) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(06:49) II. Andante cantabile con moto
3.(03:33) III. Menuetto – Allegro molto e vivace
4.(05:44) IV. Finale: Adagio – Allegro molto e vivace
total(25:06)

 

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交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

5.(16:18) I. Allegro con brio
6.(13:59) II. Marcia funebre: Adagio assai
7.(05:54) III. Scherzo: Allegro vivace
8.(11:09) IV. Finale: Allegro molto
total(47:20)

 

ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団 – Royal Flemish Philharmonic Orchestra
フィリップ・ヘレヴェッヘ – Philippe Herreweghe (指揮)
録音: 26-29 June 2007, Concertgebouw, Brugge, Belgium

 

ベートーヴェン:交響曲第1番、第3番「英雄」(ロイヤル・フランダース・フィル/ヘレヴェッヘ)

 

ヘレヴェッヘのベートーヴェン最新作!
ペンタトーンからの第2弾は注目の第1番&第3番!

 

古楽演奏の世界的権威として不動の地位を築き上げてきたベルギーの名匠フィリップ・ヘレヴェッヘ。モダン・オーケストラにピリオド・アプローチを取り入れるだけでなく、斬新な解釈や大胆な仕掛けで聴き手を沸かせたロイヤル・フランダース・フィルとのベートーヴェン第3 弾(ペンタトーンからは2枚目)は、第1番と第3番の組み合わせで登場!

 

1997年の音楽監督就任からスタートしたヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルとのコンビネーションは日を重ねることに進化を遂げており、前作「第5番&第8番」(PTC5186316)以上のパフォーマンスが期待される。
今回の新作でも前作と同じくアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」がレコーディングの一切を担当。録音会場をベルギーのブルージュ・コンセルトヘボウに移すなど、録音面にも期待が懸かる。2007年6月26日~29日の録音。

 

 



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