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ラトル&ウィーンフィル ベートーヴェン 第九 凄い!

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こんにちは、
ともやんです。

サイモン・ラトルが、2002年、まだ40代の時にウィーンフィルと録音したベートーヴェンの交響曲全集は、僕の取って期待外れな全集だった、と最初聴いたとき感じました。

でも、それは現在間違いだったとここで訂正いたします。

というのは、宇野功芳氏が、最後の力を振り絞って書き下ろした、『ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く』で、第九に関しては、絶賛しているのです。

そこで、僕は半信半疑、ラトル&ウィーンフィルの第九を聴いてみました。

そうしたらとんでもない名演だったのです。

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ラトル&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲全集は聴き直すべし

僕は、50年近く前の中学生の時、宇野功芳氏の評論に接し、宇野氏の歯に衣着せぬ評論が好きで、宇野氏の推薦するLPやCDを中心に購入したり聴いた入りしたものです。

そして概ね宇野氏の推薦する演奏や録音には感銘を受けました。

しかし、宇野氏も人間です。

時には、間違いもあります。

自ら訂正されることもありまし、僕自身、宇野氏の推薦盤を聴いて、時には、どこがいいの?というものもありました。

僕が深く感動した演奏を宇野氏が、全く取り上げないということもあります。

だから、最初ラトル&ウィーンフィルの第九が、フルトヴェングラーの名盤(バイロイト祝祭菅、ウィーンフィルなど3種類を推薦)に次いで推薦されていることに驚いたのです。

82年の『僕の選んだベートーヴェンの名盤』で◎推薦だった、バーンスタイン&ウィーンフィルやハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーンフィル盤は、触れる程度でした。

でもそれは当然で、その後の30年の間にたくさんの新盤や復刻盤が出てきたのです。

むしろ、古い録音や記憶に拘る方がおかしいので、僕は宇野氏が最後まで、感動できる演奏を読者に届けたいという姿勢に感心しました。

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ラトル&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲第9番”合唱付き”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

1.(16:56) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(11:59) II. Molto vivace
3.(17:03) III. Adagio molto e cantabile
4.(06:19) IV. Finale: Presto – Allegro assai –
5.(17:40) IV. Recitativo: O Freunde, nicht diese Tone
total(69:57)

バーバラ・ボニー – Barbara Bonney (ソプラノ)
ビルギット・レンメルト – Birgit Remmert (アルト)
カート・ストレイト – Kurt Streit (テノール)
トーマス・ハンプソン – Thomas Hampson (バリトン)
バーミンガム市交響合唱団 – City of Birmingham Symphony Chorus
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
サイモン・ラトル – Simon Rattle (指揮)

Beethoven: Complete Symphonies サイモン・ラトル 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

レコメンドはサイモン・ラトルが2002年にムジークフェラインでウィーン・フィルと行った、ベートーヴェンチクルスのライヴ録音による全集です。発売当時、斬新な解釈で話題を呼びました。ぜひご一聴ください。ナクソス・ミュージック・ライブラリーより

サイモン・ラトル指揮ウィーンフィルのベートーヴェン第九を聴いて

先日、ラトルはロンドン交響楽団と来日しました。

僕と同じ合唱団に所属し、現在86歳にして元気にバッハのマタイ受難曲に挑戦されているIさんが、みなとみらいホールに、ラトル指揮ロンドン交響楽団のマーラー交響曲第9番を聴きに行かれました。

それはそれは感動されたそうで、その感動を合唱団の機関紙に寄稿もされていました。

そういれば、宇野氏もその著書の中で、ラトル&バーミンガム市響のショスタコーヴィチなどを推薦されていました。

ずっとチェックいたのでしょう。

僕は、今回の宇野氏の文章に触れ、ラトルの第九を改め聴いて感銘を受けました。

だから、評論家の存在は大切ですし、人の意見には耳を傾けるべきと改めて自分に言い聞かせました。

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最後に

サイモン・ラトルは、1955年生まれ。僕より2歳上。

佐渡裕は、1961年生まれ。僕より4つ下。

この二人は、同世代のヒーローとして僕は気にしています。

でも、あまりしっかり聴いてこなかったのも事実。

ちゃんと聴こう。。。



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