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ヴァント&北ドイツ放送響 ベートーヴェン交響曲全集より第7番&第8番

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こんにちは。
ともやんです。

先週から、ヴァント&北ドイツ放送響(現:NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)のベートーヴェン交響曲全集を聴き進めています。

第1番から第8番まで聴き進みました。

今日は、第7番、第8番についてコメントします。

“「第7」「第8」も、素晴らしい。雪解けの奔流のような勢いと清冽さがあり、一切の夾雑物なしにスコアの秘密が解き明かされていくのを見るようで、精神的に愉快な演奏なのである。ヴァントの生真面目さよりも、精神の自由さが勝った演奏と言えようか。” 福島章恭著「交響曲CD 絶対の名盤」より

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ヴァント 北ドイツ放送響 ベートーヴェン交響曲第7番&第8番

僕は、ヴァント&北ドイツ放送響によるベートーヴェン交響曲全集をCDを買っておきながら、なかなか聴かなかった理由としては、ひと言で言えば近寄りがたかった、というのが本音です。

特に90年代に入りヴァント自身も80代となり、世に出たブラームス、ブルックナーのCDに対しては、なにか崇めつ祀るような雰囲気があったのです。

だから、やはりベートーヴェンを同じ理由で、90年代に録音したブラームスやブルックナーに関しては、CDを購入しているにもかかわらず、未聴です。

ただ僕は、ヴァントに関してはなんでもそう感じているわけではなく、80年代に録音した北ドイツ響とのブラームス交響曲全集、ケルン放送響とのブルックナー交響曲全集は、愛聴しています。

つまり単に90年代のヴァントに対して、メディアの崇め奉る姿勢に反抗しているのかもしれません。

ところが、いざベートーヴェンの交響曲を聴いてみるとやはり80年代のヴァントなのです。

演奏は等身大で、勢いがあり澄み渡った秋晴れのような爽やかさがあります。

聴いていて本当にいい曲だな、いい演奏だな、と感じるのです。

特の第7番、第8番に関してはその印象が特に顕著で、第7番の出だしを聴いた瞬間、ぱあーッと視界が広がる思いです。

ヴァントは80年代録音した北ドイツ放送響のベートーヴェン交響曲全集は、絶対聴いた方がいいです。

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ヴァント&北ドイツ放送響 ベートーヴェン交響曲第6番”田園”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

1.(15:13) I. Poco sostenuto – Vivace
2.(07:48) II. Allegretto
3.(10:09) III. Presto, assai meno presto
4.(08:48) IV. Allegro con brio
total(41:58)

——————————–

交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
Symphony No. 8 in F Major, Op. 93

5.(09:22) I. Allegro vivace e con brio
6.(03:48) II. Allegretto scherzando
7.(04:42) III. Tempo di menuetto
8.(07:45) IV. Allegro vivace
total(25:37)

北ドイツ放送交響楽団 – North German Radio Symphony Orchestra
ギュンター・ヴァント – Gunter Wand (指揮)

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ベートーヴェン:交響曲全集<完全生産限定盤> ギュンター・ヴァント 北ドイツ放送交響楽団

ギュンター・ヴァントの「ベートーヴェン:交響曲全集」は、1982年から北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任したヴァントが、ブラームスの交響曲全集に次いで取り組み、1984年の「英雄」から1988年の第2番・第4番まで、5年がかりで綿密なスタジオ・セッションを積み重ねて収録されました。

北ドイツ放送(NDR)との共同制作という形で収録されたため、納得のいくまで充分なテイクが積み重ねられた末に完成したこの全集では、スコアのあらゆる細部が吟味されつくし、緻密を極めたヴァントのベートーヴェン解釈が実際の音として表現されています。

Beethoven: Symphony 1-9 ギュンター・ヴァント – Gunter Wand

もちろん通常のCDでも手に入ります。僕はこのセットを持っています。手頃な価格が嬉しいです。



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