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シューリヒト&パリ音楽院管 ベートーヴェン交響曲全集 初SACD化

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こんにちは。
ともやんです。

カール・シューリヒトによるベートーヴェンの交響曲の録音は、いくつもありますが、まとまった全集というとパリ音楽院管弦楽団との全集です。

ただ、57年から58年のステレオ録音黎明期とあってモノラルなのが残念です。

同時期のクレンペラー&フィルハーモニア管の全集がステレオですが、同じEMIレーベルのシューリヒトがモノラルなのは残念です。
クレンペラーがロンドンでの録音、シューリヒトがパリでの録音。

なんか本店と支店の差のようなものでしょうか?

しかし、今回初SACD化となって、発売された分には、実験的に行われた第9のステレオ盤も一緒に収録されています。

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シューリヒト芸術の集大成 ベートーヴェン交響曲全集 初SACD化

シューリヒト芸術の集大成であるパリ音楽院管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全曲の待望の初SACD化です。

しかも嬉しいことにステレオ版の「第九」も別途収録されています。

今回の復刻のために、本国のマスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。

永久保存盤です。

EMIレベールでは、ウィーン・フィルと録音したブルックナー3曲(第3番、第8番、第9番)とともに、シューリヒトの遺産として偉大な録音です。

ブルックナーはこれまでSACDを含め何度も再発をされてきました。

しかし、このベートーヴェン全曲はモノラル録音ということもあり、これまで良質な復刻には恵まれてきませんでした。

しかも演奏は数あるシューリヒトの録音のなかでも特に素晴らしいもののひとつで冷遇された感は免れません。

当時のパリ音楽院管弦楽団が持つ優美な音色は、現在では特に失われた響きを懐かしむ点も含め、評価されるべきポイントのひとつです。

特に木管楽器やホルンが素晴らしいです。

そんなこともあり今回のSACD化は、快挙でありこの全集の価値を大いに高める復刻です。

カール・シューリヒト&パリ音楽院管 ベートーヴェン交響曲全集

『ベートーヴェン:交響曲全集(+ステレオ版 第九)/カール・シューリヒト、パリ音楽院管弦楽団、他』

【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲全集
DISC1
1. 交響曲第1番 ハ長調 作品21
2. 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」

DISC2
3. 交響曲第2番 ニ長調 作品36
4. 交響曲第7番 イ長調 作品92

DISC3
5. 交響曲第4番 変ロ長調 作品60
6. 交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」

DISC4
7. 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
8. 交響曲第8番 ヘ長調 作品93

DISC5
9. 交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱」

DISC6
10. 交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱」 <ステレオ版>

【演奏】
ウィルマ・リップ(ソプラノ)、
マルガ・ヘフゲン(コントラルト)、
マレイ・ディッキー(テノール)、
ゴッドローブ・フリック(バス)
エリーザベト・ブラッスール合唱団(9,10)
パリ音楽院管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮)

【録音】
1957年4月30日&5月6日(第6番”田園”)
1957年5月7,10日(第8番)
1957年6月11,12日(第7番)
1957年9月25,27-29日(第5番”運命”)
1957年12月18,20,23日(第3番”英雄”)
1958年5月27-29,31日(第9番”合唱”)
1958年9月23,25,26日(第4番)
1958年9月26,27日(第2番)
1958年9月27,29日(第1番)
サル・ワグラム、パリ

ベートーヴェン: 交響曲全集 (+ステレオ版 第九)<タワーレコード限定>

LP時代からの愛聴盤だが、今回のSACD化により素晴らしい音質に生まれ変わった。彫りが深くなり、モノラルとは思えない程の圧倒的な説得力を持つ。

最新録音のネルソンス&ウィーンフィルの凡演とは月とスッポンの差がある。往年の巨匠のベートーヴェンは、現代のへなちょこ指揮者の演奏から見ると、神のようだ。シューリヒトのベートーヴェンは私にとって最高だ。タワーレコード、カスタマーボイスより

 



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