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ベートーヴェン ピアノソナタ第5・6・7・8番 ポリーニの名盤

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こんにちは、
ともやんです。

マウリツィオ・ポリーニ(1942-)は、イタリアの名ピアニストで、僕の印象では、若く颯爽として印象がありましたが、今年で78歳になります。

そう言えば、2018年に来日した時、知り合いの音大のピアノ科を出た女性がリサイタルに行ったそうです。

そうしたらヨレヨレのおじいさんが出てきて、最初のその人がポリーニだとわからず、ピアノを弾き出してようやくわかった、なんて話していました。

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マウリツィオ・ポリーニについて

マウリツィオ・ポリーニの経歴を見ると、非常に慎重なタイプで、1960年に第6回ショパン国際ピアノコンクールで優勝で、一躍国際的な名声を得たのですが、逆にその後10年ほどは、国際的な演奏活動から遠ざかり、イタリア国内のコンサートやリサイタルなどの活動に限定しました。

それは、ポリーニ自身が、まだ若くさらなる研鑽が必要と感じ、国際的な忙しい演奏か活動によりレパートリーが増えないのを危惧したようです。

しかもこの間、ミラノ大学で物理学を学んだり、名ピアニスト、ミケランジェロに師事するなど研鑽を積んだと言いますから偉い人だなと思います。

ただ、僕の敬愛する評論家たちには、あまり評判が良くないです。宇野功芳氏しかり、福島章恭氏しかり。

ポリーニをあまり聴いてこなかったのは、そんな影響もあったと反省しています。
以前の僕なら、贔屓の評論家の意見に従っていましたが、現在は自分の耳を信じて聴き進めています。

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ポリーニ ベートーヴェン ピアノソナタ集

ポリーニの演奏を聴いているとギリシャやローマの大理石の彫刻を連想させます。

一点も疎かにせず、磨き抜かれた彫琢の美を感じます。

そのテクニックの見事さで大いなる快感を得ます。

今回聴いた5番から8番のピアノソナタ集は、2002年60歳の時の録音で、年齢的にも充実した時期だと思います。

ただ、快感はあったとしても感銘はあったかとなるといまひとつかなという印象もあります。

ポリーニは、もう少し聴き込んでみたいです。

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op. 10, No. 1
Piano Sonata No. 5 in C Minor, Op. 10, No. 1

1.(05:36) I. Allegro molto e con brio
2.(07:13) II. Adagio molto
3.(03:56) III. Finale: Prestissimo
total(16:45)

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ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op. 10, No. 2
Piano Sonata No. 6 in F Major, Op. 10, No. 2

4.(07:48) I. Allegro
5.(03:18) II. Allegretto
6.(03:31) III. Presto
total(14:37)

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ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op. 10, No. 3
Piano Sonata No. 7 in D Major, Op. 10, No. 3

7.(06:17) I. Presto
8.(08:18) II. Largo e mesto
9.(02:16) III. Menuetto: Allegro
10.(03:36) IV. Rondo: Allegro
total(20:27)

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ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 「悲愴」 Op. 13
Piano Sonata No. 8 in C Minor, Op. 13, “Pathetique”

1.(08:34) I. Grave – Allegro di molto e con brio
2.(04:38) II. Adagio cantabile
3.(04:21) III. Rondo: Allegro
total(17:33)

マウリツィオ・ポリーニ – Maurizio Pollini (ピアノ)
録音: September 2002, Residenz, Herkules saal, Munich, Germany

【UHQCD】 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番~第8番≪悲愴≫<限定盤>

 

1975年に後期のソナタから録音を開始したポリーニ、初の初期ソナタ集となった2003年録音です。60代に入り、円熟とともに滋味深い味わいが加わり、ますます磨き上げられたピアニズムで隅々まで彫琢された演奏を展開しています。

 

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UHQCD(Ultimate High Quality CD)とは

■CD規格に準拠しており、既存のプレーヤーで再生可能です。
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