こんにちは。
ともやんです。
今年も気が付くと既に12月でしかもあと20日ほどで、2020年に入ります。
今アルバイトしている仕事先は、ショッピングセンターに入っているので、11月の半ばころから館内ではクリスマスの音楽が連続で流れています。
この年齢になってもクリスマスの音楽には、なにかワクワクさせられるものがあります。
ただ、子供の頃や若い時に比べれば、その度合いは高いものではありません。
また、オリンピックイヤーを来年に控えている割には、日本全体が元気がないかな、と感じます。
それでも時は流れているので、音楽之友社では、恒例のレコードアカデミー賞を発表しました。
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲全集 古典四重奏団
レコード・アカデミー賞は、音楽之友社が1963年(昭和38年)に創設したもので、1年間に国内のレコード会社から発売されたクラシック・レコードのうち、『レコード芸術』誌「新譜月評」で高い評価を得たものの中から部門ごとに演奏や録音などの最も優れたディスクを選定し、発売レコード会社を表彰するものです。
今年で57回目を数え、2019年度は、次の受賞作品となりました。
大賞:「ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲全集」古典四重奏団
大賞銀賞:「J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲」佐藤俊介(ヴァイオリン)
大賞銅賞:「ベートーヴェン 交響曲全集」ネルソンス指揮ウィーン・フィル
大賞を受賞した古典四重奏団の残念がら未聴です。彼らのCDでは、バルトークの弦楽四重奏曲を受賞を知って急いで聴いているところです。
しかもショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲というと重い、暗いという先入観でなかなか聴こうという気になれません。今年の残りに挑戦しようと思います。
クラシック音楽の世界は広いし深いですね。
正直、今回の受賞まで、古典四重奏団の名前を知りませんでした。
既に20年以上活動を続けている団体で、その芸術を触れなければと思います。
メンバーは、
第1ヴァイオリン:川原千真(カワハラ チマ)、第2ヴァイオリン:花崎淳生(ハナザキ アズミ)、ヴィオラ:三輪真樹(ミワ マキ)、チョロ:田崎瑞博(タサキ ミズヒロ)。
全員東京芸術大学の出身です。
ショスタコーヴィチ: 弦楽四重奏曲全集(全15曲) 古典四重奏団
http://www.gregorio.jp/qc/index.html
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古典四重奏団のホームページはこちらです。
バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 佐藤俊介
ヴァイオリニストの佐藤俊介は、現在僕のもっとも注目しているアーティストです。
残念ながら受賞した作品は未聴ですが、同じJ・S・バッハのヴァイオリン協奏曲集は感銘を受けました。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 佐藤俊介
今後も期待して行きたい、そしてぜひ実演を聴きたいヴァイオリニストです。
https://wp.me/pamKHz-LR
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バッハのヴァイオリン協奏曲 佐藤俊介&イル・ポモ・ドーロ
ベートーヴェン 交響曲全集 ネルソンス指揮ウィーン・フィル
ネルソンスのベートーヴェン交響曲全集は、第1から6番まで聴いて、そのレビューをこのブログに記録しています。
参照ください。
https://wp.me/pamKHz-ZM
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ネルソンス&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲全集より
個人的には、ネルソンスは大器だと思いますが、までのその本領が感じられないでいます。
やはり、ウィーンフィルが、ベートーヴェンの生誕250周年の記念すべき録音の指揮者としてネルソンスを選んだのですから、このCDを何度も聴いてその良さを発見したいと思います。
第7から9番が未聴なので早速聴いて報告します。
ベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio]<限定盤> アンドリス・ネルソンス 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
まとめ
レコードアカデミー賞を受賞したからといって、あまり気にしていませんでした。
でも今回の受賞作品を知って、やはり現代に目を向けないといけないと強く思いました。
古典四重奏団は、日本の団体でしかも30年近くキャリアを持っているにもかかわらず、全く知りませんでした。恥ずかしいことです。
今年は、僕としては実演に割と接した方です。
しかしまだまだです。来年は少なくても毎月行くようにしたいものです。
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