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朝比奈隆の名盤 ブルックナー交響曲第2番 宇宙的な名演!

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僕は朝比奈隆さんの実演に何度か接しています。

 

確か80年代の中頃ですから、

朝比奈さんがカリスマ的存在になられてからで、

 

演奏が終わった後、ファンの方々が、

スタンディングオベーションで演奏の素晴らしさを讃え、

 

朝比奈さんが、何度もステージに戻られて

ファンの方の祝福の答えていたのが印象的でした。

 

今回ご紹介するブルックナーの交響曲第2番は、

その頃の録音で、素晴らしいの一言です。

 




朝比奈隆の名盤 都響とのブルックナー交響曲第2番ライブ

 

評論家・福島章恭氏は、

この演奏を東京文化会館の2階センターで聴かれています。

その時の感動を著書に書かれていますので引用いたします。

 

フィナーレも、遅めのテンポによる凄絶な演奏。文字通り音が熱を帯びてきて、第一楽章とは別のオーケストラになっているの聴き手に伝わってくる。ミサ曲第3番からの引用が教会の天井から差し込む光のように、とりわけ心に染み入るのはそのためだ。
私は、この実演を会場で聴いているが、終演後の楽員一同の真っ赤に上気した顔が印象に残っている。

 

CDで聴いていても、涙が出るほど感動する名演です。

それだけ録音も優れたCDと言えます。

 

聴かずに死ねない名盤です。

 



朝比奈隆の名盤 ブルックナー交響曲第2番 渾身のライブ

 

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第2番 ハ短調 WAB 102 (ハース版)
Symphony No. 2 in C Minor, WAB 102 (ed. R. Haas)

 

1.(19:19) I. Allegro: Ziemlich schnell(かなり急速に)
2.(16:04) II. Adagio: Feierlich, etwas bewegt(アダージョ:荘重に、やや動きをもって)
3.(09:11) III. Scherzo: Schnell(スケルツォ:急速に)
4.(20:22) IV. Finale: Mehr schnell(フィナーレ:より速く)
total(64:56)

 

東京都交響楽団 – Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
朝比奈隆 – Asahina Takashi (指揮)
Recorded in September 11,1986 Live at Tokyo Bunkakaikan Hall
録音:1986年9月11日、東京文化会館にて

 

【SACD】 ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定>

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今こそ聴かれるべき朝比奈隆の芸術。ブルックナーの交響曲全曲(第0番~9番)に宇野功芳との対話をカップリング。さらに特別収録として第3番アダージョの異稿を加え初SACD化。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録で、なんと3枚のディスクにそのすべてが収録!今回はシリアルナンバー付限定盤の完売を受けまして、今回200セットを追加生産いたします。シリアル・ナンバーは付いておりません。
今回の復刻は、全集としては2002年に市販で「朝比奈隆メモリアル・ボックス」として11枚組CD BOXが再発されて以来のリリースで、朝比奈ファンならずとも、記念碑的な東京カテドラルでのライヴを含む待望の再発です。大阪フィルを含む計5つのオーケストラと、1978年の第0番から、1989年録音の第4番まで、足かけ11年をかけて第0番を含む計10曲で完成された朝比奈唯一のブルックナー:交響曲全集です。以前の全集時に収録されていた宇野功芳氏との1989年の対談「朝比奈 隆ブルックナーを語る」と、今回、全集時には未収録で、後日シベリウスの交響曲第2番の余白に収められていた「交響曲第3番アダージョの異稿」(アダージョ第2番)を初めてカップリングしました。今回の初SACD化では、前回のCDセット時の販売価格(税抜\19,000)を更に下回り、シングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かして、SACDシングルレイヤー盤として3枚組、税抜\15,000でリリースいたします。尚、今回3枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。(1/2)
タワーレコード (2018/05/16)

 

 

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄(2/2) タワーレコード (2018/05/16)

 

 

【MEG-CD】 [Vol.3]ブルックナー交響曲全集より交響曲第2番

通常のCDプレイヤーで聴かれたい方、また第2番単独の方はこちらがおすすめです。

 

なお、全集には第1番(日本フィル)第6番(東京交響楽団)など

アンサンブルの弱い演奏も混在する(福島章恭氏評)ので、2番だけならこちらがおすすめです。

 



最後に。。。

 

僕は、朝比奈さんのコンサートに何度か通いましたが、
正直あまり感動したことがないのです。

 

一番印象に残っているのが、

読売日本交響楽団を振ったベートーヴェンの”英雄”です。

 

それ以外では、ブルックナー交響曲を何度か聴いているはずですが、
あまり感動した記憶があります。

 

もっとも30年以上前のことなので

記憶が薄れていることもあり、しょうがないのかもしれません。

 

しかし、今回ちょうど僕が朝比奈さんのコンサートに通っていたと

同時代の演奏を聴いて確信しました。

 

つまり聴き手の僕が未熟だったのです。

 

聴きなれた朝比奈さんのベートーヴェンには感動したけど、

まだまだブルックナーに対して未熟だったのです。

 

でも、終演後の朝比奈さんが何度もステージに戻って

挨拶していた時の満足そうな表情は忘れられません。

 

ああ、幸せな方だな、とつくづく思ったものです。

 



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