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ベーム&ウィーンフィル ドヴォルザーク”新世界より”

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こんにちは
ともやんです。

カール・ベーム&ウィーンフィルによる、ドヴォルザークの”新世界より”を聴きました。

ベームの指揮によるドヴォルザークの”新世界より”は、正規録音では唯一物だそうです。

なにか、ベームの録音を聴くと、学生時代の友人に久し振りに会ったような懐かしさに駆られます。

カール・ベーム&ウィーンフィル 味わいの”新世界より”

このブログでもは以前、ベーム&ロンドン響とのチャイコフスキーの後期交響曲を取り上げました。

ベームが、チャイコフスキー?と意外でしたが、これがなかなかの名演だったのでした。

ベーム&ロンドン響 チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴”は最高!

 

料理に例えると、同じ素材を使って和風にするか、フレンチにするかで、全く違う料理になりますが、どちらも美味しいというイメージです。

そしてこの”新世界より”は、何と言ってもウィーンフィルのサウンドの味わい深さが堪りません。

曲の出だしのチェロの深い響きから、ぞくぞくしてしましました。

そして終始、そのチェロ中心に内声部を弾く弦パートが、主旋律より強く深い印象を残してくれます。

オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管の”新世界より”も超名盤ですが、このベーム盤は、ウィーンフィルの響きの味わい深さが特徴です。

そして何より、ひとつひとつの音を大切にしながらのベームの細部にまでの丁寧な指揮ぶりも素晴らしいです。

ドヴォルザークの”新世界より”の名盤で、ベームを挙げる評論家はほとんどいませんが、これは同曲での特異な名演の名盤だと思います。

僕なら、クレンペラー盤と合わせて持っていたいCDです。

ベーム&ウィーンフィル ドヴォルザーク”新世界より”

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”

1.(09:56) I. Adagio – Allegro molto
2.(13:28) II. Largo
3.(08:33) III. Molto vivace
4.(12:04) IV. Allegro con fuoco
total(44:01)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音: May 1978, Grosser Saal, Musikverein, Wien, Austria

 

ドヴォルザーク: 交響曲第9番《新世界より》/ベーム&ウィーンフィル

 

「新世界より」はベーム唯一のこの曲のセッション録音。最晩年のベームの作風が表出された枯淡な演奏と捉えられがちですが、重厚というよりむしろ、ウィーン・フィルの美しい音色を最大限に活かしながら、細部にまで配慮された稀に見る「新世界」です。

同じくDGのクーベリック&ベルリン・フィルの民族的かつ当時の先鋭的な演奏とは真逆で、ベームは楽譜を客観的に、また音楽的に解釈しながらも全体として堂々とした演奏に仕上げているのが特徴でしょう。

演奏的にも各楽章の特質を掴んでおり、第1楽章での熱い表情や第2楽章での余裕あるテンポから来る郷愁感、第3楽章での緊迫性の次に来る第4楽章での完全燃焼など、その演奏には圧倒されます。
タワーレコードのコメントより

 



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