こんにちは、
ともやんです。
アンセルメ指揮のハイドンの交響曲演奏を聴いて、心の洗濯をしましょう。
「パリ交響曲」と呼ばれるこの6曲は、1785年から86年に掛けて書き上げられたもので、当時パリで活躍していた有力な2つのオーケストラが合体したおりこの新生のオーケストラで演奏するためにパトロンのドーニ伯爵がハイドンに依頼したものです。
僕はハイドンの曲が好きで、特に交響曲は大好きです。
中学生の時初めて買ったクラシックのレコードが、交響曲第100番「軍隊」だったこともありますね。
このCDは、私がアンセルメという名指揮者の素晴らしさを新た認識したCDです。
ドイツ・オーストリアの作曲家中心に聴いていた私にとって、アンセルメは、フランスもの、バレエ音楽が得意な指揮者との認識しかなく、ほとんど聴くことがありませんでした。
でも、このハイドンの演奏を聴いてぶっとびました。
なんて透明で明晰で颯爽した演奏なんだ。なんか澄んだ清流を観るような爽やかさを感じさせる演奏でした。
どの曲も名演です。
僕は、ちょっと気が重いときにこのCDをよく聴いて心の洗濯をしています。
なお、CDは、現在ハイドン交響曲選集としては出ておらず廃盤状態です。
しかし、以下の『アンセルメの芸術』という45枚組のセットで聴くことが出来ます。
エルネスト・アンセルメの芸術~ステレオ・レコーディングス 1954-1963年
伝説的なバレエ団バレエ・リュスの指揮者として数多くの新作バレエを初演、後年は自ら創設したスイス・ロマンド管弦楽団を半世紀にわたって率い、コンサートにレコーディングに活躍したエルネスト・アンセルメ(1883~1969)。
彼は英デッカ・レーベルにLPレコードにして約150枚もの録音を残しました。その遺産より1954年から1963年までのステレオ録音を英スクリベンダムがCD45枚組のBOXに集成しました。
全45枚にはハイドン、ベートーヴェン、ブラームスからルーセル、オネゲル、ストラヴィンスキーに至る交響曲録音を始め、自ら初演したファリャの『三角帽子』、バレエ・リュスの指揮者として何度も上演したストラヴィンスキーの3大バレエ、LP時代の決定盤として親しまれたドリーブ、チャイコフスキー、プロコフィエフなどのバレエ音楽の数々、『シェエラザード』や『展覧化の絵』など得意としたロシア音楽、親交のあったドビュッシーやラヴェルなどの近代フランス音楽が収録され、多彩な作品を楽しめる内容となっています。
なお、CDは、現在ハイドン交響曲選集は、Amazonなどの入手できるようですが、中古店をチェックするのも手ですね。
ハイドン 交響曲パリ・セット アンセルメ&スイスロマンド管
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