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バーンスタイン マーラー交響曲全集 聴かずに死ねない名盤

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こんにちは、
ともやんです。

マーラーの交響曲は好きですが、全ての曲が好きというほどではありません。

曲によって、演奏者によって好き嫌いが分かれます。

例えば、第1番ならワルター&コロンビア響、

第2番”復活”なら小澤&サイトウキネン、

第4番ならクレンペラー&フィルハーモニア管、

第5番ならバルビローリ&ニューフィルハーモニア管、

第7番ならクレンペラー&フィルハーモニア管、

大地の歌もクレンペラー&フィルハーモニア管、

第9番だけは、特に好きな曲なので、アンチェル、ワルター、クレンペラー、クーベリック、バルビローリなど好きな演奏です。

ここで、自分でもあれっと思うのは、マーラーと言えば、バーンスタイン。

バースタインと言えばマーラーという世間の評判ですが、今あげた中には入っていません。

これは、いけないとバーンスタインの生誕100年でもあるので、彼のマーラーを聴くべくまず1番の巨人から聴いてみます。

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バーンスタイン マーラー交響曲第1番”巨人”

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”

1.(16:19)I. Langsam, schleppend
2.(09:00)II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(10:02)III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(20:09)IV. Sturmisch bewegt
total(55:30)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 – Royal Concertgebouw Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
録音: October 1987, Live recording, Concertgebouw, Grote Zaal, Amsterdam, Netherlands

マーラー: 交響曲全集 レナード・バーンスタイン

ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ウィーンフィル、ニューヨークフィルと世界の名門を振り分けた記念碑的全集。

第1番も思いの丈を入れ込んだ入魂の演奏で、濃厚、壮絶な表現ですが、僕の好みは古典的ですっきりした表現が好きで、ワルター指揮コロンビア響やアンチェル指揮チェコフィルが好きです。

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バーンスタインの名盤 マーラー交響曲全集

先にも書きましたが、世評ではマーラーと言えば、バーンスタインということになっていて、実際、故宇野氏もCDで聴くマーラーは文句なく素晴らしい、と言い切っています。

バーンスタインの全集は、60年代に録音したニューヨークフィルとの旧盤、後年、アムステルダムコンセルトヘボウ、ニューヨークフィル、ウィーンフィルと録音した新盤があります。

宇野氏は、曲によっては、旧盤にも優れたものがあるとして、バーンスタインのマーラーに関しては残された名演だでとっても、名指揮者として後世にのこされるものだとしています。

一方、評論家の福島氏は、第5番を評して「全裸の男が両手を広げて立っているようで、まだそこに飛び込む気になれない」と表現しています。

僕もどちらかというと、福島氏の意見に同調します。

でも、一部だけ聴いた第9番の壮絶な演奏などから、マーラー好きとしては、そのうちバーンスタインを聴かねばと思っていたのは確かで、この生誕100年を記念に聴くことにしました。

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マーラー交響曲第1番”巨人” 実演で聴いた名演

確か80年代の後半、ブロムシュテット&ドレスデンシュターツカペレとメータ&イスラエルフィルが、同時期に来日していました。

僕は、両方聴きに行き、しかもプログラムは同じマーラー交響曲第1番”巨人”でした。

でも受けた感銘は、大違いでした。

ブロムシュテットが素晴らしく、メータがつまらないというか聴かなきゃよかったと思ったくらいです。

特にメータのステージ態度には腹が立ちました。

楽章が終わって、指揮棒を下すときに、そのまま力を抜いて、バタッと太ももに音がするくらいの感じで下したのです。

なんか真摯さの欠片もない指揮者だなと感じ、それ以来メータの演奏は、全く聴かなくなりました。

一方、ブロムシュテットは素晴らしく、しかも90歳を超えた現在も現役と言う凄い指揮者で、音楽界の宝だと思います。

まとめ

バーンスタインはタイプとしては大好きな指揮者で、90年に72歳で亡くなった時は大いに悲しんだものです。

僕は、彼がウィーンフィルを指揮したベートーヴェン全集を高く評価していて、僕のベートーヴェン全集ベスト3に常に入れています。

シューマン、ブラームスでも良い演奏を聴かせてくれますが、マーラーとなると過剰となる印象があり、もしかしてその部分があまり聴いてこなかった原因かもしれません。

僕が思うに、バーンスタインはとてつもない表現者なので、ある程度の制約のある曲でないとその表現がはみ出してしまい、そこがくどく感じるのではないかと思います。

とにかく、今年中にバーンスタインのマーラー全集を先入観なしに聴いてみます。




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