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ラトル&ベルリンフィル マーラー交響曲第9番 底力の名演

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こんにちは、
ともやんです。

僕の所属する合唱団に今年86歳になるIさんがおられ、とてもお元気で、最初は70代だと思っていたくらいです。

僕の入団歓迎会に来ていただき、Iさんの年齢を聞いて、僕の父親よりも年上で驚いたものです。

その方は、マーラーの第九がお好きで、以前ショルティ指揮シカゴ響のCDを貸していただいたお返しに、バルビローリ指揮ベルリンフィルのCDをお貸ししたことがあります。

その方は、先日9月28日に横浜のみなとみらいホールで行われた、サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団のマーラーの9番を聴いてこられ、その感動を合唱団の機関紙に寄稿されていました。

また直接ご本人からもお話を聞き、その演奏の素晴らしさに話を聞く方まで感動するくらいでした。

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ラトル指揮ロンドン響 マーラーの交響曲第9番を聴いて

合唱団の機関紙に寄稿されたIさんの文章を一部ご紹介します。

そのコンサートの感動が素直に伝わってくる文章で、僕もIさんの感動をしっかりと受け止められたと思います。

第4楽章は特に、素晴らしく、感動的です。まさに「生への訣別の歌」などと言われているアダージョです。

「きわめてゆっくりと、控えめに」と指示されているように、弦楽器主体の曲の進行とともに、ゆっくりと深みに沈潜していくように、次第に、音は途切れ途切れに、聴こえるか、聴こえないかのように、そして最後は消え入るような余韻とともに深い感動をおぼえながらのエンディングでした。

しばらく(いつもの演奏会よりも長い間)十分の静寂をあじわったのち、我々の割れんばかりの拍手が続き、さらには楽団員同士も抱き合うほどの彼等としても最高のパフォーマンスだったのでしょう。本当に感動的で、貴重な経験をすることができました。

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サイモン・ラトル 名盤 ベルリンフィル マーラーの第9番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第9番 ニ長調
Symphony No. 9 in D Major

1.(28:56)I. Andante comodo
2.(15:56)II. Im Tempo eines gemachlichen Landlers – Etwas tappisch und sehr derb
3.(12:37)III. Rondo-Burleske: Allegro assai
4.(26:02)IV. Adagio – Sehr langsam und noch zuruckhaltend
total(83:31)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
サイモン・ラトル – Simon Rattle (指揮)

マーラー交響曲第9番 ニ長調/ラトル指揮ベルリンフィル

マーラー交響曲第9番
サイモン・ラトル&ベルリン・フィルハーモニー

2007年10月、ベルリンのフィルハーモニーにおけるライヴ録音。全集に収められた録音は、1993年12月にウィーン・フィルにデビューしたときのコンサートを収めたものだったので、今回は14年ぶりの録音ということになります。

シーズンのオープニングを飾ったこの演奏は「マーラー交響曲第9番の公演は、ベルリン・フィルの指揮者として、サイモン・ラトルの最も素晴らしい業績のうちの1つでした。」とベルリンのZeitung紙で絶賛されるなど、いよいよ佳境に入ったラトルとベルリン・フィルの底力を示すものとして高く評価されていました。

ベルリン・フィルのマーラー9番といえば、往年のバルビローリ盤(1964/セッション)や、バーンスタイン盤(1979/ライヴ)、カラヤン盤(1979&80/セッション)、カラヤン盤(1982/ライヴ)、アバド盤(1999/ライヴ)という、それぞれに個性的な話題盤がすでに存在しますが、ラトルによる今回の演奏もそれらに十分に伍する強い個性を持った演奏となっています。

楽器配置は前回のウィーン・フィル盤同様、第2ヴァイオリンが右側に置かれたものですが、音が良いこともあってか情報量がさらに多く、録音が難しいとされるフィルハーモニーでのライヴ収録であることを考えると、このクオリティには驚くほかありません。
HMV評より

 

まとめ

初めてラトルの演奏をLPレコードで聴いたときの感動は忘れません。

曲は、ブラームスのピアノ四重奏曲の管弦楽版でした。

ほの暗いブラームスの世界を見事に描き切った名演だと思いました。

でも、ウィーンフィルとのベートーヴェン全集は、いまひとつでした。
何か小手先の変化を入れているようで、少しがっかりしました。

それからベルリンフィルの首席指揮者になったと聴いてからは、「がんばってね」という感じでほとんど聴かなくなりました。

でも、同じイギリス人としてロンドン交響楽団の指揮者に就任し、そして来日公演の聴いたIさんからのメッセージも合わせて、ラトルの今後が楽しみになりました。

同世代の指揮者として期待しているので、今後が楽しみです。




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