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メンデルスゾーン 交響曲第3番&第4番 沼尻&日本センチュリー響

メンデルスゾーン

こんにちは
ともやんです。

 

メンデルスゾーン(1809-1847)というと良家のお坊ちゃま的な作曲家を思われて、バッハからベートーヴェンに続くドイツの作曲家に比べて、低く見られる傾向があります。

 

ベートーヴェンを巨星とすれば、メンデルスゾーンはそれには敵わないとしても唯一無二の輝きを放つ星であることは確かです。

 

僕は、年齢を重ねるごとにメンデルスゾーンが好きになってきました。この人の曲には、音楽に対する深い愛情と敬意、そしてそこにお洒落で格調高いセンスに溢れています。

 

それはベートーヴェンの曲からはあまり感じないものです。

 

だから僕は、メンデルスゾーンの演奏には多少うるさいのですが、ここにまさにメンデルスゾーンの化身ともいえる演奏に出会いました。

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沼尻竜典&日本センチュリー交響楽団のメンデルスゾーン

まず、簡単に沼尻竜典と日本センチュリー交響楽団のプロフィール。

 

沼尻竜典は、1964年、東京生まれの指揮者/ピアニスト。桐朋学園大学で、指揮を小澤征爾、秋山和慶、作曲を三善晃、ピアノを徳丸聡子らに師事。在学中から小澤征爾のアシスタントを務める。また、鍵盤楽器奏者として多くの演奏会にも出演。1989年からベルリン国立芸術大学でハンス=マルティン・ラーヴェンシュタインに師事。1990年、ブザンソン国際コンクールで優勝。以来、ヨーロッパの主要なオーケストラに客演し好評を得た。オペラから現代音楽まで、その的確な解釈には定評がある。※2014年5月22日付 CDジャーナルより

 

日本センチュリー交響楽団は、1989年に始動した大阪府豊中市を本拠とするオーケストラ。90年に大阪府音楽団を発展的解消させる形で、大阪センチュリー交響楽団として設立。2011年4月より現名称となる。“優れた演奏により地域の力を発信”“オーケストラによる感動と癒しを提供”“優れた才能を発掘し次世代の育成に寄与”“国際相互理解や平和に積極的に貢献”の理念のもと、新時代のオーケストラとして発展を目指す。2014年、飯森範親が首席指揮者に、アラン・ブリバエフが首席客演指揮者に就任。定期演奏会やアンサンブル活動、体感コンサートなどの演奏会や地域社会活動ほか多彩なプログラムを推進。2015年は“ハイドンマラソン”の始動ほか多彩な企画を精力的に展開。※2015年10月7日付 CDジャーナルより

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沼尻竜典は、今年で、56歳なのですっかりベテランの指揮者で、これから巨匠の道を歩む人だと思います。

 

そして、桐朋学園出身で、小澤征爾、秋山和慶に師事し、ブザンソン国際コンクールで優勝と経歴を見ても、その演奏の方向性もなんとなく感じます。

 

つまり正攻法なアプローチで、センス溢れる流麗でバネの効いた躍動感のある演奏かなと思いましたが、まさにそんな演奏でした。

 

マニアックな評論家には、そんなアプローチを批判する人もいます。しかし、僕は大好きです。いちいち命を賭けたり、切れば血が出るような演奏ばかりしていたらいくら体があってももちません。

 

評論家の宇野功芳氏は、その著書の中で、音楽が人を感動させる2つの要素は、情熱と悲しみだという意味のことを書かれています。

 

つまり陰と陽、動と静というように二律背反するものが組み合わさらないと聴く人を感動させられないという意味だとらえています。

それはクラシック音楽だけに留まらず、ジャズ、南米音楽、ロック、歌謡曲など全ての音楽に共通することだと思います。

 

明るいだけでも悲しいだけでも人は感動しないのです。

 

明るい中にふと垣間見える暗い影、悲しい中にかすかに見える明るい光、それらが合わさって音楽は人々を感動させるのだと思います。

 

そういう観点からみるとメンデルスゾーンの曲は、人々の心の琴線に触れるものです。

 

沼尻竜典&日本センチュリー響の演奏は、そんなメンデルスゾーンを正攻法なアプローチでまっすぐ聴く人に届けてくれます。

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いらんことを何もしないでまっすぐなアプローチで、清々しい素晴らしい演奏の録音です。

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メンデルスゾーンの名盤 沼尻竜典&日本センチュリー響

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 Op. 90
Symphony No. 4 in A Major, Op. 90, MWV N16, “Italian”

 

1.(10:40) I. Allegro vivace
2.(06:21) II. Andante con moto
3.(06:42) III. Con moto moderato
4.(05:53) IV. Saltarello: Presto
total(29:36)

 

日本センチュリー交響楽団 – Japan Century Symphony Orchestra
沼尻竜典 – Ryusuke Numajiri (指揮)
録音: Biwako Hall Center for the Performing Arts, Shiga, Japan
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 2012年8月10、12日

 

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第3番 イ短調 「スコットランド」 Op. 56
Symphony No. 3 in A Minor, Op. 56, MWV N19, “Scottish”

 

5.(16:21) I. Andante con moto –
6.(04:25) II. Vivace non troppo
7.(10:09) III. Adagio
8.(10:04) IV. Allegro vivacissimo –
total(40:59)

 

日本センチュリー交響楽団 – Japan Century Symphony Orchestra
沼尻竜典 – Ryusuke Numajiri (指揮)
録音: Biwako Hall Center for the Performing Arts, Shiga, Japan
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 2013年8月10、11日

 

メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」&第4番「イタリア」 沼尻竜典 、 日本センチュリー交響楽団

 

沼尻竜典&日本センチュリー交響楽団 メンデルスゾーン・シリーズ第2弾!
2013年よりドイツ・リューベック歌劇場音楽総監督に就任するなど日本のみならず世界へ活躍の場を広げつつある沼尻竜典によるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ第2弾の登場です。充実した音楽活動を続ける沼尻の鮮やかなタクトのもと日本センチュリー交響楽団が渾身の演奏で魅せています。沼尻の誠実さとロマンティシズムの絶妙なバランスの中、美しく力強いメンデルスゾーンを導き出すことに成功しています。近年質の高い演奏活動でファンを多く獲得している日本センチュリー交響楽団の見事なアンサンブル。美しい響き。表情豊かな弦楽器。このオーケストラのレベルの高さがはっきりとわかる演奏となっています。今をときめく指揮者とオーケストラによる見事な演奏をお聴き下さい。
オクタヴィア・レコード

 

 



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