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ラヴェル管弦楽曲集 エルネスト・ブール&南西ドイツ放送響

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こんにちは、
ともやんです。

新型コロナウィルス禍でアルバイトは無し、それで僕は予定をしていなかった自宅待機を余儀なくされています。
といっても本業はクラシック音楽のライターとしての顔も持っているので(笑)、ここは自宅に1,000枚以上あるLP、CDを聴きまくってやるかという感じで、普段、あまり聴かない曲、指揮者を聴いてみようということにしました。

とりあえずABC順で行こうと思います。

まず、フランスの名指揮者エルネスト・ブール(Ernst Bour 1913-2001)。

ちょっと経歴を見てみよう。

フランスのディオンヴィーユ生まれ。ストラスブール音楽院卒。ヘルマン・シェルヘンに師事。
41年にムルハウス市立管首席、50年にストラスブール市立管の音楽監督に就任、フランス国立菅にも多数客演していた。
64年から79年まで、南西ドイツ放送響の首席指揮者として、得意の現代曲を録音し数多く残りしています。

名指揮者120人のコレを聴け!より

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エルネスト・ブールのラヴェル 管弦楽曲集はおすすめ

ブールは、ロスバウトの後任として、南西ドイツ放送響の黄金時代を引き継ぎました。
母国フランスの近代音楽を振った録音が、その演奏の特徴を良く示しています。

ブールのラヴエルは、過度の色彩を避け、その代わりに極限の緻密さで、
スコアのどの音も明瞭に際立たせるスタイルです。

それはまるでモノクロの細密画です。

それは、感情、描写、色彩などギラつくものをすべて排除したところに成立する清爽な世界です。
だからこそブールの『マ・メール・ロワ』は美しいのです。

この冷厳にして枯淡な筆致で描く手法は、人間不在の絶対美を具現しているかのようです。

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ラヴェル 管弦楽曲集 ブール&南西ドイツ放送響の名演

モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
クープランの墓
Le tombeau de Couperin (version for orchestra)
1.(03:10) No. 1. Prelude
2.(05:48) No. 2. Forlane
3.(04:42) No. 3. Menuet
4.(03:11) No. 4. Rigaudon
total(16:51)
===============
シェエラザード(声楽と管弦楽版)*
Sheherazade (version for voice and orchestra)
作詞 : トリスタン・クリングソル – Tristan Klingsor
5.(10:16) I. Asie
6.(03:27) II. La flute enchantee
7.(04:03) III. L’indifferent
total(17:46)
===============
8.(07:00)古風なメヌエット(管弦楽版)
Menuet antique (version for orchestra)
===============
9.(10:12)ツィガーヌ**
Tzigane (version for violin and orchestra)
===============
ダフニスとクロエ 第1組曲
Daphnis et Chloe Suite No. 1, “Fragments symphoniques”
10.(04:34) I. Nocturne
11.(02:31) II. Interlude
12.(04:06) III. Danse guerriere
total(11:11)
===============
ダフニスとクロエ 第2組曲
Daphnis et Chloe Suite No. 2
13.(04:44) I. Lever du jour
14.(07:06) II. Pantomime
15.(03:44) III. Danse generale
total(15:34)
アーリーン・オジェー – Arleen Auger (ソプラノ)*
ピーナ・カルミレッリ – Pina Carmirelli (ヴァイオリン)**
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団 – South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden and Freiburg
エルネスト・ブール – Ernest Bour (指揮)

【CD】 ラヴェル: 管弦楽作品集 エルネスト・ブール 、

フランスの名指揮者エルネスト・ブール(1913-2001)。

ミュンシュとシェルヘンに指揮法を学んだブールは近現代の作品を得意としていましたが、このラヴェルでも、精緻なオーケストレーションを生かし、華麗かつ緻密な演奏をしています。

東洋風な雰囲気を湛えた歌曲集「シェエラザード」で独唱を務めるのはアメリカ出身のソプラノ、オジェー。

澄み渡った声が魅力的です。長らくイ・ムジチ合奏団で活躍していたカルミレッリのヴァイオリンで聴く「ツィガーヌ」も素晴らしい演奏です。
CD帯紹介文

 



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