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小澤征爾&サイトウキネン シューベルト交響曲第9番”ザ・グレート”

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こんにちは。
ともやんです。

前日に続き、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラの演奏を聴きました。
昨日聴いたブルックナーの第7交響曲に比べずっと安心して聴くことができました。

最初のイントロのホルンを聴いた瞬間、これはいいぞとわくわくしてきます。
小澤征爾の明快な棒のもとサイトウ・キネンが上手いこと上手いこと。

でも、なんか違うんだよね。

ヨーロッパのオケやアメリカのオケと。

その違いがいいか悪いかは、受け取る側だと思います。

僕は、その違いは良い方に受け取ります。

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小澤征爾&サイトウキネン ドイツでもウィーンでもアメリカでない

僕は小澤征爾の実演を一回だけ聴いています。

もうかなり前、昭和女子大人見記念講堂で新日本フィルを振ったベートーヴェンの英雄でした。

それはそれは、見事な演奏で、何が凄いかというと小澤の繊細で微妙な棒の動きに新日本フィルのメンバーがピタッと付いて行くのです。

それが見ていて気持ちの良いくらいでした。

でも肝心な演奏はどうだったかというと、あれっ?と思い出せません。
もう30年ほど前のことですから仕方ないのですが。

でも印象として感じた記憶では、爽やかで体臭の感じない演奏だったということです。
明快で流麗で爽やかなベートーヴェンは僕は悪くないですが、小澤征爾の演奏をベートーヴェンじゃないと批判する人はいます。

小澤征爾&サイトウキネンの名盤で、マーラーの”復活”がありますが、バーンスタインと対極にある純音楽的名演です。

バーンスタインのむせかえるような体臭を感じさせる演奏に対して、小澤征爾は、無臭な純音楽で勝負しているのです。

人見講堂で聴いた”英雄”もそうでした。

そして今日聴いたシューベルトの”ザ・グレイト”もオーケストラがサイトウキネンということもあり、純粋な音楽として楽しめた名演です。

ドイツでもウィーンでもないシューベルトは、それはそれで爽やかでした。

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小澤征爾&サイトウキネン シューベルト交響曲第9番”ザ・グレイト”

フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
Symphony No. 9 in C Major, D. 944, “Great”

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1.(13:10) I. Andante – Allegro ma non troppo
2.(13:09) II. Andante con moto
3.(13:58) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(16:02) IV. Allegro vivace
total(56:19)

サイトウ・キネン・オーケストラ – Saito Kinen Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)

シューベルト:交響曲第9番≪ザ・グレイト≫ ブルックナー:交響曲第7番 小澤征爾 、 サイトウ・キネン・オーケストラ

小澤征爾の80歳(2015年時)を記念する名盤2CDシリーズ。本作には、小澤にとって唯一の録音となる2曲を収録。19世紀後半に登場したブルックナーの交響曲を”我々の時代のシューベルト”と評する音楽評論家もいたほど、両者の作風には相通ずるものが感じられる。サイトウ・キネン・オーケストラの美しい響きが印象的な作品。

 



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