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シューマン交響曲第1番&第2番 準・メルクル&NHK交響楽団

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こんにちは、
ともやんです。

今年もあと2か月足らずとなりました。
もうあと2ヵ月となると新しく何か始めるより、追い込みという感じになりますね。
別に時間の流れは同じなのですが、サラリーマン時代のなごりでしょうか。

今年コンサートで聴いた演奏家で印象深いのは、日本フィル常任指揮者ピエタリ・インキネンと同じく日本フィルの相模原定演で聴いたアリス=紗良・オットです。

インキネンは確実に巨匠の道を歩むと思います。またアリス=紗良・オットは、病気のことが気になりますが、今後の活躍を見守りたいと思います。

さてコンサートだけではなく録音でも新しい出会いがありました。
最近では隼・メルクルです。隼・メルクル指揮NHK交響楽団によるシューマン交響曲全集から第1と第2を聴きました。

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準・メルクル プロフィール ドイツ ミュンヘン生まれの日系指揮者

名前から日系人と思ったら、ドイツ人の父と日本人の母を持つミュンヘン生まれの指揮者です。

1959年生まれですから今年で60歳。ベテランです。

ハノーファー音楽学校でヴァイオリン、ピアノと指揮を学び、チェリビダッケに師事しています。

1986年ドイツ音楽評議会の指揮者コンクールに優勝、さらに奨学金を得てタングルウッド音楽祭に参加してバーンスタインと小澤征爾に学びました。

キャリアは、1991年M32歳からザールランド州立劇場の音楽監督を4年間務め、93年にウィーン国立歌劇場に「トスカ」でデビュー。

その後、コヴェントガーデン王立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ドレスデン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場などを制覇。

コンサート指揮者としてもNDR交響楽団、ミュンヘンフィル、パリ管、ボストン響、シカゴ響などの名門の指揮台に立ち、2005年にリヨン国立管弦楽団の音楽監督になり、2008年に日本ツアーを実現しました。また2007年から2012年までライプツィヒのMDR交響楽団の首席指揮者を務めてました。

準・メルクルは以上のように華々しい活躍を誇りN響にも1997年以降定期的に指揮台に立っています。

2006年にNHK交響楽団とシューマンの交響曲全集を録音しています。

その中の第1と第2を聴きましたが、厳かにして瑞々しい名演です。特に第2楽章が絶品です。

N響から澄みきった響きを引き出しています。

特に第2番が名演です。

この演奏を聴いていると以前訪れたライン湖畔の美しい街リューデスハイムを思い起こします。

録音は、ロマン派以降でフランス物にも強いようで今後聴いて行きたい指揮者です。

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準・メルクル&NHK交響楽団 シューマン交響曲全集より

ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
Symphony No. 1 in B-Flat Major, Op. 38, “Spring”

1.(11:42) I. Andante un poco maestoso – Allegro molto vivace
2.(07:40) II. Larghetto
3.(05:38) III. Scherzo: Molto vivace
4.(08:39) IV. Allegro animato e grazioso
total(33:39)

———————————

交響曲第2番 ハ長調 Op. 61
Symphony No. 2 in C Major, Op. 61

5.(12:29) I. Sostenuto assai
6.(06:57) II. Scherzo
7.(10:27) III. Adagio espressivo
8.(08:36) IV. Allegro molto vivace
total(38:29)

NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
準・メルクル – Jun Markl (指揮)
録音: 12-15 July 2006, Sumida Triphony Hall, Tokyo, Japan

【CD】 シューマン: 交響曲第1番-第4番, 「マンフレッド」序曲 (7/12-15/2006)

ハイブリッドSACD盤も出ています。
↓ ↓ ↓

【SACDハイブリッド】 シューマン:交響曲全集 VOL.1:第1番 OP.38「春」/第2番 OP.61 :準・メルクル指揮/NHK交響楽団

「春」の冒頭から、メルクルがシューマンのオーケストレーションに細心の注意を払っていることは明白。

埋もれがちな内声の細部も、「ライン」第1楽章などをはじめ、積極的に描き出している。

また、第2番第2楽章のトリオなどでテンポをたっぷりととって歌い込むのは、メルクルの美質のひとつ。第4楽章のテンポは、細かなバスのラインなどをきっちりと聴かせることを意識したものだ。

第4番には初稿を用いているが、これも話題性に留まらない優れた演奏。鈍重でない、シューマンの持つ瑞々しさが全曲で活かされている。CDジャーナルより



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