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サラ・チャン&ラトル ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲

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こんにちは。
ともやんです。

ロシアの作曲家のヴァイオリン協奏曲というとまずチャイコフスキーです。
僕はこの曲が大好きですが、ショスタコーヴィチの第1番を聴きましたが、これもなかなか素晴らしいです。

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海の向こうにロシアって大きな国があるのよ、と幼い僕に教えてくれたのが、まだ若かった母でした。

僕は、北陸富山の小さな漁師町に生まれ、そこで大学入学のため上京するまで過ごしました。
自宅から海岸まで約150m、冬など寝ていると荒れる海の波の音が聞こえたものです。

子供の頃の遊びというと海と切り離しては考えられませんでした。
小学校から帰ると釣竿を思ってメジナやイシダイを釣って、それを母が焼いてくれて晩御飯に食べました。

釣れない日は、友だちと砂浜で相撲を取ったり、キャッチボールをして遊びました。

でも長じるに従って、この海の向こうに行ってみたいとという欲求に駆られるようになりました。それは五木寛之の小説「青年は荒野をめざす」の影響かもしれません。

ついに十数年後、僕は仕事でモスクワのシュレメツィボォⅡ国際空港に降り立ちました。
11月の吹雪の日でした。

ロシア人は、見かけがごついしでかいので一見怖いですが、現地で仕事以外で知り合った人たちは一様に優しい人が多かったです。

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ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番

さてショスタコーヴィチ。

分かりやすいチャイコフスキーに比べ、なんと分かりにくいことか。
最近少しずつ交響曲から聴くようにしています。

ヴァイオリン協奏曲第1番を聴きました。
第1楽章から重い、暗い、と聴き進めていたら、第2楽章のスケルツォなって俄然面白くなってきた。なんだこのはしゃぎぶりは。
しかし、バカ騒ぎしているのに目が笑っていない。恐い。

第4楽章が、カデンツァと名付けられヴァイオリニストの腕の見せどころか。

サラ・チャンは、韓国系のアメリカ人。透徹したテクニックを見せつけてくれます。
そして最後の第5楽章のブルレスカ:アレグロ・コン・ブリオは、胸のすく疾走ですが、やはりどこかに澱のような悲しみがある。

こんなショスタコーヴィチに共感できる日が来るだろうか。

一緒に収録されているプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲は、チャイコフスキーを思わせる甘美なメロディと分かりやすさで魅了してくれます。

プロコフィエフは、1891年生まれ、ショスタコーヴィチは、1906年生まれ。
ロシア革命が1917年だから、プロコフィエフはすでに成人していたが、ショスタコーヴィチは、まだ少年でした。しかし共にスターリンの恐怖政治時代に生きています。

今後、いろいろ調べて行きたいことです。

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サラ・チャン、ラトル&ベルリンフィル ショスタコーヴィチ

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op. 77
Violin Concerto No. 1 in A Minor, Op. 77

1.(12:03) I. Nocturne: Adagio
2.(06:38) II. Scherzo: Allegro non troppo
3.(08:46) III. Passacaglia: Andante
4.(04:44) III. Cadenza
5.(05:03) IV. Burlesca: Allegro con brio
total(37:14)

=================

セルゲイ・プロコフィエフ – Sergey Prokofiev (1891-1953)
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op. 19
Violin Concerto No. 1 in D Major, Op. 19

6.(10:09) I. Andantino: Andante assai
7.(03:57) II. Scherzo: Vivacissimo
8.(08:12) III. Moderato
total(22:18)

サラ・チャン – Sarah Chang (ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
サイモン・ラトル – Simon Rattle (指揮)

しあ

プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 サラ・チャン 、 サイモン・ラトル 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

サラ・チャン&ラトル/ショスタコーヴィチ&プロコフィエフ
絶好調のラトル&BPOが、サラ・チャンを迎えて録音した2つのロシア作品。2006年に生誕100年を迎えるショスタコーヴィチ作品を取り上げていることもポイントです。ラトルのショスタコといえば、フィルハーモニア管との交響曲第10番、バーミンガム市響との交響曲第4番があり、いずれも高く評価されたものですが、ベルリン・フィルとは初めてのレコーディング。後続もぜひ期待したいところです。
弱冠9歳でEMIからレコード・デビューを果たした天才少女サラ・チャンも現在は25歳。既に若手の域を脱して大きく成長したその演奏についてはラトルも絶賛。ベルリン・フィル、ラトルとの共演も幾度も重ねており、サラ・チャンの魅力が最大限発揮されるであろう期待高い一枚といえそうです。
HMVより



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