交響曲第5番はショスタコーヴィチ最大のポピュラー作品だが

ショスタコービッチ
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こんにちは、ともやんです。

ショスタコーヴィチの最大のポピュラー作品で、コンサートやCDも多い作品となるとやはり交響曲第5番だと思います。

しかもショスタコーヴィチの代表作に留まらず、古今東西の中でも屈指の人気曲です。
僕自身、彼の作品の中では一番聴いたと思います。

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ショスタコーヴィチの交響曲第5番を知るには

ショスタコービッチの最初の3つの交響曲は、学生から若手作曲家時代の習作的な作品と思います。

そして本格的な交響曲として発表を考えたのが、第4番でした。
しかし、この作品は、リハーサル中にショスタコービッチ自身が撤回してしまいます。
なぜならこのまま発表すれば、当局の意向に沿わず、当然批判の対象となり、下手すると作曲家としての地位のみならず、生命の危険にも及ぶと考えたからです。

モーストリー・クラシックの2026年3月号で、ネルソンスがインタビューに応えていますが、その中で、この曲を演奏していたら命はなかったと思う、と答えています。

その第4番に代わる作品として、ショスタコービッチは、交響曲第5番を完成させました。
それも1936年1月に発表した、歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』で、共産党機関紙のプラウダに「音楽の代わりの荒唐無稽」と批判され、人民の敵と見なされたからです。

そんなところで悲劇的な第4番を発表すればどうなるか、ということは作曲者本人が一番痛感したと思います。

つまりこの交響曲第5番が、ベートーヴェン的な苦しみから歓喜へという流れになったのは、第4番のことをより知らなければならないと思います。

筆者は、そこまでまだ深い理解がないので、今後関係する文献などを読んで行き、もっと知っていきたいと考えています。

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交響曲第5番のCD紹介

人気曲だけにCDはたくさん出ています。
筆者が、気になったCDを4点挙げておきます。

ネルソンス&ボストン響

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

1.(16:34) I. Moderato
2.(05:36) II. Allegretto
3.(15:25) III. Largo
4.(12:12) IV. Allegro non troppo
total(49:47)

ボストン交響楽団 – Boston Symphony Orchestra
アンドリス・ネルソンス – Andris Nelsons (指揮)
録音: November 2015, Live recording, Symphony Hall, Boston, United States

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第9番(ボストン響/ネルソンス)

2014年にラトヴィア出身の名指揮者ネルソンスを音楽監督に迎えたボストン交響楽団は、新しいシェフとともに「スターリンの影の下のショスタコーヴィチ」と題するレコーディング・プロジェクトを開始しました。
2015年に録音された本盤では、ショスタコーヴィチの最も人気のある交響曲である第5番に、ソヴィエト当局の期待に肩透かしを食らわせた問題作、第9番をカップリングして、恐怖政治のなかでいくつもの顔を使い分けた作曲家の実像を浮かび上がらせます。

バーンスタイン&ニューヨーク・フィル

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

1.(16:15) I. Moderato
2.(04:56) II. Allegretto
3.(15:35) III. Largo
4.(09:04) IV. Allegro non troppo
total(45:50)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
録音: 20 October 1959, Boston, United States

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番他(ニューヨーク・フィル/バーンスタイン)

筆者が敬愛する音楽評論家、故宇野功芳氏が、推薦する録音です。

ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル

初演者のムラヴィンスキーとレニングラード・フィルのコンビの演奏録音。
録音された日時から多分録音で聴くことができる最後の方の記録と思われます。

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 – Leningrad Philharmonic Orchestra
エフゲニー・ムラヴィンスキー – Yevgeny Mravinsky (指揮)
録音:1984年4月4日

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、第10番&12番他)

クルト・ザンデルリンク&ベルリン響

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

1.(17:36) I. Moderato
2.(05:31) II. Allegretto
3.(15:32) III. Largo
4.(11:49) IV. Allegro non troppo
total(50:28)

ベルリン交響楽団 – Berlin Symphony Orchestra
クルト・ザンデルリンク – Kurt Sanderling (指揮)

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(ベルリン響/クルト・ザンデルリンク)

作品内部に秘められた作曲者の苦悩をみごとに表出したザンデルリングの代表的名演。

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まとめ

ショスタコービッチは、あらゆる分野に作品を残しています。
こと音楽に関しては、モーツァルトやシューベルトに匹敵する天才だと思います。

しかし、多くの作品が暗く重く深刻なものです。
スターリン独裁の弾圧の厳しいソ連に生きたからだと思います。

でもそれだけなのでしょうか?
知れば知るほど謎の深まる作曲家だと思います。

だから、現在、自分の中ではどうしてもショスタコービッチ像が描けません。
より聴き込んで文献も読んで行きたいと思います。



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