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チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴” 幻のフルトヴェングラー盤

チャイコフスキー

こんにちは
ともやんです。

 

前回に続いて、フルトヴェングラーの演奏を思われていたのに、

実は違っていたいう録音について記します。

 

しかも、その演奏が凄い演奏なので、

ではフルトヴェングラーでなければ、誰なんだという録音です。

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フルトヴェングラーのチャイコフスキー”悲愴”

フルトヴェングラーの動的で深刻な悲壮感が漂う演奏スタイルから考えると、チャイコフスキーの交響曲、特に厭世的な内容を持つ第4番、第6番”悲愴”は、まさに打ってつけの曲だと思います。

 

しかし、録音が極端に数なく、
第4番は、51年スタジオ録音の1種類のみ、”悲愴”は、38年のSPからの復刻盤と51年のカイロでのライブ盤の2種類のみ。ちなみに第5番も52年のローマでのライブ録音のみです。

 

そして今回取り上げたのが、フルトヴェングラーの演奏と間違われたこともある録音です。

 

一聴して、フルトヴェングラーに間違われてもおかしくありません。

 

凄い演奏なのです。

 

そして、もしフルトヴェングラーでなくれば、誰がこんな演奏したんだ!?となるのです。

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フルトヴェングラー チャイコフスキー”悲愴”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

 

1.(20:05) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(08:52) II. Allegro con grazia
3.(09:19) III. Allegro molto vivace
4.(10:23) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(48:39)

 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: October – November 1938, Berlin

 

チャイコフスキー:交響曲第6 番ロ短調作品74「悲愴」

 

※グッディーズ・オリジナル企画より
グッディーズ・ダイレクト・トランスファーCD-Rシリーズは、新 忠篤氏の復刻音源をCD-Rで提供するもので、2006年の発売開始以来既に600タイトル以上を発売済みの大シリーズです。カザルスやコルトーなどのSP時代の定評ある名演から、世界初CD化の復刻音源など多彩なラインナップで好評を得ています。その音質はSPレコードから過去の偉大な演奏家の真の息遣いが聴き取れるものとして、ピアニストの内田光子さんなども絶賛しておられます。

 

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非フルトヴェングラー盤

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

 

1.(18:00) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(07:58) II. Allegro con grazia
3.(08:08) III. Allegro molto vivace
4.(09:22) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(43:28)

 

指揮者不明 管弦楽団不明
Orchestra & Conductor unknown

1950年代? スタジオ放送録音

 

なお、この録音は、宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』のチャイコフスキーの項で触れています。

 

そこには、次のように書かれています。

 

非フルトヴェングラー盤。しかし、この凄絶な演奏をした指揮者は誰だろう。

 

そして、僕はこの非フルトヴェングラー録音の”悲愴”を

僕はアリアCDhttp://www.aria-cd.com/で入手しました。

 

以下、アリアCDの公式サイトからのコメントの引用です。

=========================

さて・・・・

ということで今回Schreiber Discがリリース予告してきたのは、演奏家不明の「悲愴」。

音源提供者は海外の音源コレクターらしいが、唯一分かっているのが「1950年代 スタジオ放送用録音モノラル」ということだけ。

 

Schreiber Discがネットで調べた限りでは「指揮はミトロプーロスという可能性がある、ロジンスキーかもしれない。」、「指揮者は別として、オケはウィーン・フィルの可能性もある」と。
しかしまったく分からない。

 

そしてそのうえで

「なんにしても演奏は桁外れ、規格度外品。これを聴けば誰でもリリースしたくなる。演奏家が誰かなんてどうでもよくなる」

と言ってきた。
ほんまかいな。

で、サンプルを送ってきたので「そんなもんかねえ」と言いながら軽く聞き流していたら・・・

 

すごかった。
ぶっとんだ。
ほんとにすごかった。

 

第1楽章中盤でまちがいなくぶっとぶ。ふるえおののく。ちぢみあがる。

ちなみにオケもめちゃくちゃうまい。
当然、指揮者もそんじょそこらのでくの坊じゃない。相当強烈。ただもんじゃない。終楽章ではかなり変なことやってる。

 

まちがいなく20世紀前半の超カリスマ。みんなで死のうといえば楽団員がみんなお供してしまいそうなカリスマ。

しかし誰かは分からない。

・・・ということでまたまた参考までに第1楽章を聴けるようにしてみました。
ぶっとんでみてください。

202005HISOUTrack01.mp3
Shared with Dropbox

 

誰でしょうね。

ちなみに今回は、指揮者が誰か判明しても、よほどのことがない限り(2020年のクルレンツィスだったとか)、リリースは中止にしません、とのこと。

 

そのあたりの事情をご理解いただき、Schreiber Discの蛮行にリスペクトの思いを抱き、この凄まじい謎の「悲愴」を全曲堪能したい方はどうぞご注文お待ちしてます。

ちなみに終楽章はもっとすごいです。吐きそうになります。

 

追記:

ただ、いろいろ聞き比べてみると、個人的には指揮はロジンスキーかもしれない、という気がしてきた。

 

終楽章の演出はロイヤル・フィルのときと同じ?というかロイヤル・フィルとのウエストミンスターの録音?
ピッチの違いと音質の悪さで違う演奏のようにも聞こえるけれど・・・。

 

でもいずれにしてもバーンスタインを殺そうとしたあの男ならこの演奏はアリえる。
最近のリリースCDのきれいな音だとあまりそのすごさが分からなかったのだが、今回音の悪いSchreiber Discの録音で聴くとそのすごさが分かるという皮肉な話。音が混沌状態になって迫ってくるのだ・・・。実際このSchreiber Discの音が一番メリハリがあって生き生きしている。

 

というか何度も聞き比べていると違う録音のような気もしてきた・・・

・・・と言って、ロジンスキーじゃなかったらすみません。

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まとめ

興味ある方は、ぜひアリアCDで、このCDをお求めください。
僕は、10数年前から会員になっていますが、店主の松本大輔氏は、ただ者ではありません。クラシック音楽への愛は、尋常ではありません。

たしか入会金が掛かったかもしれません。年会費は、インターネット会員で年会費1,000円です。

僕は、強力におすすめします。



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