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チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番-第3番 ポストニコワ&ロジェヴェン

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こんにちは。
ともやんです。

以前、映像でロジェストヴェンスキーが、グリンカのルスランとリュドミラを指揮する姿を観たことがあります。

その時は、ほとんど顔の表情で指揮している感じでとても印象深い指揮姿でした。

風貌は、鉄腕アトムのお茶の水博士を思い起こさせてくれて親近感を感じます。

ロジェストヴェンスキーは、非常に高度なバトンテクニックを持っていた指揮者として有名です。

ただ残念がら昨年2018年6月16日に87歳で他界されました。

彼のステージを観た人によると、彼の指揮する姿を眺めているだけで、華麗な棒の動きそのままの音楽が紡ぎ出されるのがよくわかったそうです。

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ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー プロフィール

ロジェストヴェンスキーは、1931年のモスクワ生まれ。

父親も当時ロシアで有名な指揮者ニコライ・アノーソフ(1900-1962)でした。

同業ということもあり、ロジェストヴェンスキーは母方の姓を名乗るようにしたそうです。

モスクワのグネーシン音楽学校とモスクワ音楽院に学び、指揮は父にも学びました。

卒業演奏でボリショイ劇場で指揮をしてたちまち注目を集め、さっそくボリショイ劇場のバレエ指揮者として活躍を始めました、だからロジェストヴェンスキーの絶妙なリズム感は、生来のものだったようです。

1961年から73年までモスクワ放送交響楽団の首席指揮者を務めました。
このオーケストラとは72年に来日もしています。

その後、ソ連、ロシア指揮界の大物として精力的に活動しました。

まずボリショイ劇場のオペラ指揮者になり、ストックホルムフィルの首席指揮者、BBC交響楽団の首席指揮者も務め、共に来日も果たしています。

そして82年にはソ連政府肝煎りで創設された文化省交響楽団の主席指揮者となり、2000年からはボリショイ劇場の芸術監督も再度務めました。

読売日本交響楽団には1979年を指揮してその後しばしば来日して、名誉指揮者に推されました。

ロジェストヴェンスキーの指揮するショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーの演奏は、日本の音楽界に大きな影響と刺激を与えました。

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ロジェストヴェンスキー&ポストニコワ チャイコフスキー ピアノ協奏曲全集

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23
Piano Concerto No. 1 in B-Flat Minor, Op. 23

1.(22:55) I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito
2.(08:10) II. Andantino semplice – Prestissimo – Tempo I
3.(07:22) III. Allegro con fuoco
total(38:27)

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ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op. 44
Piano Concerto No. 2 in G Major, Op. 44

7.(24:40) I. Allegro brillante
8.(16:58) II. Andante non troppo
9.(08:08) III. Allegro con fuoco
total(49:46)

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10.(18:14)ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op. 7510.
Piano Concerto No. 3 in E-Flat Major, Op. 75

ヴィクトリア・ポストニコワ – Viktoria Postnikova (ピアノ)
ウィーン交響楽団 – Vienna Symphony Orchestra
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー – Gennady Rozhdestvensky (指揮)

『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集(第1番-第3番)/ヴィクトリア・ポストニコワ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ウィーン交響楽団』

両者唯一のDECCA録音を、国内盤で約20年振りに復刻。しなやかで美しいポストニコワのピアノは秀逸。全曲盤では最右翼の名演。新規序文解説付

この盤はロジェストヴェンスキーと、夫人であるポストニコワによる唯一のDECCA録音です。

ちょうどリリースされた当時は、第2番と第3番のCDはこれ以外ありませんでした。LP時代では2種のギレリス盤やグラフマンなどいくつかの録音がありましたが、新録音のこの盤を聴いて初めて第2番や第3番に親しんだ方も多いのではないでしょうか。

また、デジタル録音初期とはいえ、DECCAは当時から既にデジタル時代の名録音を多く生み出していましたので、アナログ録音期から続くゾフィエンザールでのこの収録は、オケの迫力とスケール感豊かなピアノの音質を的確に捉えた名録音としても評価の高い音源です。

ポストニコワの解釈は、ヴィルトゥオーソ的演奏としての側面ばかりではなく、チャイコフスキーに溢れる抒情性や確かなタッチから来る構成力の豊かさといった、これらの曲が本来持ち得ている要素を淀みなく引き出しています。

それはスピード感から来るスリリングな演奏とは一線を画しており、あらためて曲の美しさや居心地の良さを際立たせてくれます。そこにロジェストヴェンスキーによる豊満なオーケストラの響きが加わり、DECCA音源としては極めてユニークな演奏が残されました。

初出時以来、国内盤では1度しか再発されていない音源でしたが、様々な録音が残されている現代でもひときわ際立つ名盤です。今回の復刻では初出時以来となるオリジナル・ジャケット・デザインを採用しました(ブックレット裏面には第2番のジャケットを掲載)。尚、今回のVintage+plus Vol.24は全7タイトルを発売します。タワーレコードより

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まとめ

ロシアの指揮者は多くいますが、ムラヴィンスキー以外はあまり聴いてこなかったのは自分の怠慢だなと思います。

今回、ロジェストヴェンスキーの指揮で、夫人のポストニコワのピアノによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲全集を聴きました。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、3曲ありますが、ほぼ第1番しか演奏されていないようで、この録音が行われた時が初録音だったそうです。

僕も第2番と第3番は初めて聴きましたが、ピアノ部分は聴くべきものがあり、僕は第3番が印象的でした。



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