こんにちは、ともやんです。
2026年の6月は、前年の連日30℃を超える空梅雨に比べ、僕の住む横浜では日本の梅雨らしい季節になっています。
ただ日本に来る台風が多いような気もしています。
しかも、6月27日は、2つの台風が関東にやってくるかもしれません。
この日は、前々から楽しみにしていたコンサートがサントリーホールで行われます。
東京交響楽団の定期公演に注目の指揮者沖澤のどかが登場するのです。
沖澤のどかに魅せられて
沖澤のどかのCDを連日聴いています。
まずサイトウキネンを振ったブラームスの交響曲第1番。
次が、手兵京都市響とのリムスキー=コルサコフの「シエラザード」
そして、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」
ブラームスの交響曲第1番
ブラームスの交響曲第1番こそ、ドイツの歴史的巨匠たちの演奏を聴いてきた人は多いのではないかと思います。
それは重厚で堅固なイメージが多いのではないかと思います。
またカラヤンやバーンスタインのような豪華で思い入れの強い演奏でしょうか。
ところが、沖澤さんの演奏は、そういうイメージを取り除いた真っ新なところから作り上げています。
もしこれは手兵の京都市響だったらもっと沖澤さんの曲作りが浸透したのではないかと思います。
リムスキー=コルサコフのシエラザード
「シエラザード」は通俗的な名曲ですが、実はこれまで全曲を通して聴く機会があまりありませんでした。
しかし、沖澤さんの指揮では楽しく通して聴くことができたし、またすぎ聴きなおしたくなります。
ただひとつ、石田さんのヴァイオリンソロの音量がバランス的に小さめなのが残念。
多分マイクの位置の関係かと思うのですが、ヴァイオリンソロと重なるハープや木管の音の方がずっと大きい。
リヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯
ブラームスの1番のCDには、リヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」が入っていて、ブラームスよりこちらの方が名演だと思いました。
僕が思うに、ブラームスの方が、オーケストラや観客の以前からのイメージが強く、それがネルソンスの代役として急遽指揮することなったことで、沖澤さんの考える指揮がなかなか浸透させられなかったのでは、と思てしまいました。
その点、リヒャルト・シュトラウスの方が、素直で出来たのではと思います。
それはこの「英雄の生涯」を聴いてより強く感じました。
しかも常任指揮者を務める京都市響ですから思うような曲作りが出来たのではと思います。
僕は特にヴァイオリンソロの会田莉凡さんの演奏には心を奪われました。
卓越したテクニックと豊かな温かみのある音質にはとても魅せられました。
沖澤のどかの英雄の生涯CD
リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
交響詩「英雄の生涯」 Op. 40, TrV 190
Ein Heldenleben (A Hero’s Life), Op. 40, TrV 190
1.(04:06) Der Held (英雄)
2.(03:14) Des Helden Widersacher (英雄の敵)
3.(13:26) Des Helden Gefahrtin (英雄の伴侶) –
4.(07:26) Des Helden Walstatt (英雄の戦場) –
5.(06:15) Des Helden Friedenswerke (英雄の業績)
6.(11:30) Des Helden Weltflucht und Vollendung (英雄の引退と死)
total(45:56)
京都市交響楽団 – Kyoto Symphony Orchestra
沖澤のどか – Okisawa Nodoka (指揮)
会田莉凡 – Aida Ribon(ヴァイオリン:京響ソロコンサートマスター)
録音:2025年3月14・15日 京都市交響楽団 第698回定期演奏会 京都コンサートホールにて
沖澤のどか/京都市交響楽団/R.シュトラウス「英雄の生涯」by Tower Records
沖澤のどか/京都市交響楽団/R.シュトラウス「英雄の生涯」by HMV online
2023年4月より京都市交響楽団の常任指揮者に女性初、史上最年少で就任。また、小澤征爾もその才能を高く評価し、生前、 セイジ・オザワ松本フェスティバル首席客演指揮者に指名。
今年11月には名門・ボストン交響楽団にもデビューが決定し、今国内外から熱い注目を集めています。
また、2023年に当社よりリリースしたデビュー盤「シベリウス:交響曲第2番」(読売日本交響楽団)は各所から高い評価を集め、第17回CDショップ大賞2025 クラシック賞を受賞しました。
今作は、沖澤が現在常任指揮者を務める京響との待望の初リリース作品。2025年3月の公演で演奏されたリヒャルト・シュトラウスの大作「英雄の生涯」を収録。
壮麗な響きと綿密なアンサンブル、”沖澤のどか×京響”ならではの圧巻の演奏は必聴です。


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