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アリス=紗良・オット ショパン・プロジェクトを聴く

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こんにちは。
ともやんです。

僕は、以前からアマチュアや学生の吹奏楽やオーケストラなどのコンサートに良く出かけていました。

料金が安いのが魅力ですが、演奏もなかなかのものです。

例えば、大学生の吹奏楽などは、練習量も多いので、レベルは高いし、中にはプロ顔負けのテクニックを披露する学生もいます。

また、一般のアマチュアオーケストラは、それぞれ仕事を持っている社会人が、休日に集まり、コンサート会場の予約から運営まで、全て自分たちに費用を出し合って開催しているので、その真摯な演奏する姿勢には、感銘を受けます。

ただ、流石にプロのオーケストラ、ソリストはアマチュアでは感じられない、技術と音楽性の高さを届けてくれます。

どんなことから、今年は何度か著名な音楽家のコンサートに足を運びました。
その中で9月29日に相模女子大のグリーンホールで聴いたアリス=紗良・オットのピアノには深い感銘を受けました。

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アリス=紗良・オット 日本フィルとの共演

今年2月にアリス=紗良・オットは、自分が多発性硬化症であると発表しました。
僕は目の前が、真っ暗になるような衝撃を受けました。

この病気は、難病であの不世出の天才チェリストのジャクリーヌ・デュプレから、音楽と命を奪った忌まわしいものです。

ジャクリーヌ・デュプレも確か30歳前後で発病し、演奏が出来なくなって40代でこの世を去りました。

アリスもまだ30歳。
あまりにも理不尽な出来事です。

アリスを応援するには、彼女のコンサートやリサイタルに行ったり、彼女のCDを買ったり聴いたりすることだと思い、早速彼女のコンサート情報をチェックしました。

そうするとちょっと先ですが、9月29日に相模原で行われる日本フィルのコンサートに出演することがわかりました。

とにかく元気に演奏する姿を観たいということだけ思い、コンサートの日を待ちました。

コンサートでは、井上道義指揮日本フィルハーモニーの伴奏でリストの「死の舞踏」を弾きました。

細身の体をピアノをぶつけるように演奏するその姿と迫力あるピアノには感動しました。

またアンコールにも答えてくれました。

そして終演後、ホールのホワイエでサイン会も開催され、2階席に伸びる階段状までいっぱいになるほど希望者で溢れました。

サイン会は、会場でCDを買った人の特典だったので、僕はそのサイン会の列を横目で観ながら帰りました。

でも元気に演奏する姿を観られてので一安心です。

アリス=紗良・オットは、これからも応援して行きたいピアニストです。

 

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アリス=紗良・オット 名盤 おすすめ 異色のCD

 

『オーラヴル・アルナルズ&アリス=紗良・オット/ショパン・プロジェクト』

【曲目】
1.バース
2.ピアノ・ソナタ第3番:ラルゴ
3.ノクターン嬰ハ短調
4.レミニセンス
5.ノクターン ト短調
6.アイズ・シャット/ ノクターン ハ短調
7.リトゥン・イン・ストーン
8.レターズ・オブ・ア・トラヴェラー
9.プレリュード変ニ長調(雨だれ)

 

ショパン・プロジェクト アリス=紗良・オット 、 Olafur Arnalds

 

アリス=紗良・オットがオーラヴル・アルナルズと共に繰り広げる「再構築」。ポストクラシカルの雄と新進気鋭の女流演奏家のタッグと言えばヒラリー・ハーン&ハウシュカの『シルフラ(2012)』が思い出されるが、アプローチが同じでも今作が決定的に違うのは、これが”ショパンの作品”だということ。もはや決定盤の名高い『リスト:超絶技巧練習曲(2008)』や『ショパン:ワルツ全集(2009)』で証明してきたアリス=紗良のロマンティックなピアニズムが、ここでは全く別の表情を魅せる。楽器や音響を変え、時に削ぎ落とし、創意が加えられた音楽、それでも根幹で光るのは”ショパンのイデア”に他ならない。

なお、このアルバムは、LPと通常のCDでも販売されています。

 

【LPレコード】 The Chopin Project Olafur Arnalds 、 アリス=紗良・オット

 

【CD】 The Chopin Project Olafur Arnalds 、 アリス=紗良・オット

 

まとめ

 

アリス=紗良・オットを初めて観たのは、確かテレビの番組だったと思います。しかも音楽番組ではなく、バラエティー番組だったと記憶します。

前後の関係がわかりませんが、1曲を披露して周りが盛り上がっていたのを憶えています。

そしてそのしなやかにピアノを弾く姿と美貌でその名前を記憶にとどめて、確か何枚かCDを聴きました。
そして妹のモナ=飛鳥・オットもプロのピアニストということを知りました。

姉に比べ、自由奔放な印象を受けました。彼女の実演もいずれ聴きたいと思います。

 



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