サヴァリッシュ モーツァルト ライブ 1998

こんにちは、
ともやんです。

ウォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)。
僕が初めてテレビで観た外国人指揮者。NHK交響楽団を指揮する姿でした。まだ小学生でしたが、大学教授か学者を思わせる知的な雰囲気の指揮者だったという印象でした。

僕は、たまたまN響のテレビ番組で岩城宏之さんの指揮姿に惚れてクラシック音楽ファンになったのです。

岩城さんの躍動的で表情豊かな指揮姿に比べ、サヴァリッシュさんはなんというか品があったと思います。

サヴァリッシュさんは、1923年8月26日ミュンヘン生まれ。昨日が99回目の誕生日でした。

サヴァリッシュについて

さてサヴァリッシュさんのCDを聴いていて思うのは、うーん、いい演奏なんだけどなんかパンチがないんだよなぁ。ビールのコピーではないですが、コクがあるのにキレもある、ではなくキレがいまひとつなのです。

つまりそつなくまとめているが、それだけという感じがしないでもないのです。
悪くはないのだが、サヴァリッシュさんだから聴いてみようという気があまり起きなかったんです。

ただ、この人のキャリアは華々しい。
1957年史上最年少でバイロイト音楽祭に登場。71年からはバイエルン州立歌劇場の音楽監督、82年から10年間音楽総監督も務めた。

93年から2003年には、名門フィラデルフィア管の音楽監督も務めました。
フリーになってからは、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセウルトヘボウ管、ロンドン・フィル、チェコ・フィル、ウィーン響、N響など世界の名門を客演しています。

しかし、録音で聴くベートーヴェンなどはつまらない。
悪くはないんだけど、でも当たり前すぎて面白くないのです。

そんなサヴァリッシュさんが、やっぱり凄い人だったと感じたのは、シュターツカペレ・ドレスデンと72年の録音したシューマン交響曲全集を聴いてから。

おっ、やっぱりこの人は凄いんだと感じたのです。
また人関係の記事を読むとワーグナーなどの歌劇の実演は凄いと記されていました。またその記事には、レコード録音では無難なサヴァリッシュもライブでは燃えると書いてありました。

そんなんだ、やっぱりただの人ではなかったんだ、ということで98年バイエルン放送響を振ったライブを聴いたのです。

やっぱり凄かった。なんだこの充実度は。「ハフナー」の出だしなんか手練れ集団のバイエルン放送響でもピタッとそろってない。しかし、この勢いと推進力がそんなことを気にさせない。凄い、凄い!
「ジュピター」の終了後の聴衆の喝采も凄い。多分、実演を聴いた人の感動は、凄まじいものだったろう。

ということで、やっぱりサヴァリッシュさんは凄い人だったことを改めて認識したアルバムでした。

ストリーミング配信でも聴けますので、ぜひ聴いてほしいです。

サヴァリッシュ モーツァルト交響曲第35番&第41番 ライブ

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第35番 ニ長調 「ハフナー」 K. 385
Symphony No. 35 in D Major, K. 385, “Haffner”

1.(05:22) I. Allegro con spirito
2.(06:28) II. Andante
3.(02:46) III. Menuetto
4.(04:28) IV. Presto
total(19:04)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ウォルフガング・サヴァリッシュ – Wolfgang Sawallisch (指揮)
収録: 1998年6月7日/ヴュルツブルク(ライヴ)

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交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K. 551
Symphony No. 41 in C Major, K. 551, “Jupiter”

5.(11:07) I. Allegro vivace
6.(07:41) II. Andante cantabile
7.(04:34) III. Menuetto: Allegretto
8.(11:37) IV. Molto Allegro
total(34:59)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ウォルフガング・サヴァリッシュ – Wolfgang Sawallisch (指揮)
収録: 1998年12月1日/ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場(ライヴ)

ヴォルフガング・サヴァリッシュ&バイエルン放送響ライヴBOX

ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)追悼企画盤。これまでにProfilよりリリースされたサヴァリッシュのアルバム5点をまとめたもので、かなりお得な価格設定となっています。

独墺系のレパートリーを中心として、日本にもなじみ深い巨匠が得意としたモーツァルトのほか、巨匠のライフワークともいうべきメンデルスゾーンの「エリヤ」など、バイエルン放送響を指揮したライヴの数々はぜひともきいておきたいものばかり。

また、シューベルトの室内楽を収めた一枚は、ピアノの名手でもあったサヴァリッシュの姿をよく伝えています。装丁はスリムなクラムシェルBOXタイプとなります。
キングインターナショナル



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