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伊福部昭の世界 ゴジラとSF交響ファンタジー

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こんにちは、
ともやんです。

伊福部昭は、1914年(大正3年)3月7日に北海道の釧路に生まれました。

札幌に中学を出て北海道大学で林学をおさめ、林野局の林務官になりました。

そして1935年から40年に掛けて、汽車も電燈もない田舎に、林業労務者を相手に生活した人です。

ただ、林務官時代にパリでチェレブレン賞を得た「日本狂詩曲」と、室内オーケストラの「土俗的三連画」を作曲しています。


※東宝本社前のシン・ゴジラ像

伊福部の音楽的才能は、旧制中学時代に芽生え、大学時代に高潮したと言われています。
しかし、伊福部の音楽に関してはほとんど独学でした。

わずかに1934年にチェレブニンが来日した折、短期間作曲法と管弦楽法を学んだだけでした。

こんな伊福部も戦中の1944年に一時満州音楽院で教え、1946年から53年東京音楽学校の作曲科を担当し、芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄などを出し、映画音楽も多少書きました。

伊福部がはじめから民族的な素材を用いて作曲した国民学派的な作曲家で、かれ自身「自己に忠実であれば、民族的である以外にありようがない。」と言っていました。

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伊福部の世界 映画「コジラ」の衝撃

僕はいまでもよく憶えています。
小学生の多分高学年の時に白黒TVで観た、映画「ゴジラ」の衝撃を。

多分見たのは、1968年、69年、昭和43、44年頃と思います。
映画「ゴジラ」は、1954年(昭和29年)の作品ですから、当時すでにリバイバル作品としてテレビで放映されたのを僕がたまたま観たのだと思います。

映画も素晴らしかったですが、バックの流れる逞しく音楽にも惹かれました。
あの映画にもし伊福部の音楽が使われていなかったら、これほどの傑作として語り継がれているかどうかはわかりません。

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伊福部昭の世界 コジラ交響ファンタジー

伊福部昭 – Akira Ifukube (1914-2006)
シンフォニア・タプカーラ(1979年改訂)
Sinfonia Tapkaara

1.(11:28) Lento molto – Allegro
2.(06:21) Adagio
3.(08:08) Vivace
total(25:57)

ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 – Russian Philharmonic Orchestra
ドミトリ・ヤブロンスキー – Dmitry Yablonsky (指揮)

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伊福部昭 – Akira Ifukube (1914-2006)
4.(21:33) ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ
Ritmica Ostinata

エカテリーナ・サランツェヴァ – Ekaterina Saranceva (ピアノ)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 – Russian Philharmonic Orchestra
ドミトリ・ヤブロンスキー – Dmitry Yablonsky (指揮)

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伊福部昭 – Akira Ifukube (1914-2006)
5.(13:15) SF交響ファンタジー第1番
Symphonic Fantasia No. 1

ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 – Russian Philharmonic Orchestra
ドミトリ・ヤブロンスキー – Dmitry Yablonsky (指揮)

伊福部昭: シンフォニア・タプカーラ, ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ, SF交響ファンタジー第1番

「天下無双の生命力、偉大なる伊福部サウンドの底力!」……もはや言をまたない、日本音楽史上のあまりに巨大な峰となってそびえる、伊福部昭の作品集がついに本シリーズに登場。並居る日本楽壇中央の俊英を押しのけてのチェレプニン賞の衝撃的受賞(1935年)以来、伊福部昭は教師として、「ゴジラ」に代表される映画音楽の大家として、何よりその圧倒的な魅力を放出する偉大な作品群によって、絶大な影響を音楽界に与え続けています。

本CDでは戦後の伊福部の代表的3曲を収録。ファンにとって、伊福部昭の音楽を荒々しいロシアのオーケストラで聴いてみたいというのは、ひとつの夢ではなかったでしょうか。

ロシア・フィルは野生的な骨太のサウンドでその期待に見事に応え、リトミカ・オスティナータでのサランツェヴァのピアノ・ソロも実に鮮烈。

伊福部家のルーツから説き起こす片山杜秀氏の気迫の解説文も素晴らしい読み応えです。必携の1枚!CD帯紹介文



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