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飯森範親 東京交響楽団とのポポフ交響曲第1番は凄い!

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こんにちは
ともやんです。

日本のプロのオーケストラは何団体あるのだろうか?ざっと数えて30数団体あるようです。
その中で実演を聴いたのは非常に限られていて、

NHK交響楽団、
日本フィルハーモニー交響楽団
新日本フィルハーモニー交響楽団
読売日本交響楽団
東京交響楽団
新星日本交響楽団(のちに東京フィルに統合される)
シエナ・ウインド・オーケストラ

その中で、東京交響楽団、新星日響、シエナは、合唱団の一員として参加しています。

しかし、現在全てのオーケストラは、新型コロナウイルス禍で活動が休止となり、経済的に苦境に立たされています。

もともと資金に余裕がある団体は少なく、多くの協賛や寄付などに頼っているので、自分たち稼ぐことができるコンサートなどが出来ないのは致命的です。

僕個人としては、一部のオケへの寄付などを行いました。しかし、定年退職後のアルバイターとしてはたかが知れています。

そこで自分が運営しているブログで、日本のオーケストラのCDなどを紹介して行こうと考えました。

日本のオーケストラにも多くの名盤があります。

少しでもそんな名盤に接して頂き、活動が再開された際には、ぜひコンサートにも足を運んでいただけば、望外の幸せです。

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東京交響楽団 略歴

僕は、秋山和慶さん指揮の東京交響楽団との共演で、ヘンデル『メサイア』を歌えたことは、生涯の良い思い出の一つです。

当時僕は、40代の前半で、幼い子供たちを抱え、サラリーマンとして忙しい日々を送っていましたが、その合間を縫って1年以上、毎週練習に通い、ステージに立てたというだけで感激でした。

当時のことは、以下の記事でも触れています。

秋山和慶&東京交響楽団 ブラームス交響曲第1番 豊潤な響き

東京交響楽団は、敗戦の翌年1946年(昭和21年)、前身の東宝交響楽団が設立されました。だから70年以上の歴史があります。

東京交響楽団 公式HP

1951年に東京交響楽団と改名
1956年には、財団法人 東京交響楽団となりました。
しかし、1964年には、経済的破綻から財団法人解散となり、楽員管理による自主運営となりました。
そんな中、1968年に秋山和慶が、初代音楽監督・常任指揮者に就任。
76年には、金山茂人氏が、楽団代表となり後に楽団長に就任。初めての海外公演を行いました。
80年には、財団法人が再認可。
88年には、横川端氏が理事長に就任し、㈱すかいらーくによる財政基盤が強化されました。
2002年には、川崎市とフランチャイズ提携を交わし、2004年には、本拠地・ミューザ川崎シンフォニーホールで、こけら落とし公演、マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」が演奏されました。

実は、僕はこの公演に合唱団の一員として参加予定でしたが、仕事の関係で練習から参加できなくなってしまいました。

2014年には、イギリス人指揮者ジョナサン・ノットが、3代目音楽監督に就任。
2016年には、創立70周年を記念して、ヨーロッパツアーも行いました。

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飯森範親&東京交響楽団 ポポフ交響曲第1番はおすすめ

指揮者の飯森範親は、1963年(昭和38年)。

現在、東京交響楽団正指揮者、 日本センチュリー交響楽団首席指揮者、山形交響楽団芸術総監督を務めるなど国内外で活躍しています。

1986年、桐朋学園大学指揮科卒業後にベルリンへ留学。89年から文化庁派遣芸術家在外研修員として、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場で芸術総監督ヴォルフガング・サヴァリッシュのアシスタントを務めた。94年、東京交響楽団の専属指揮者に就任。国内と欧州各国のオーケストラで客演を重ねて評価を高める。2001年にはロイトリンゲンのヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督兼首席指揮者に就任。
2012/07/30 (2017/06/27更新) (CDジャーナル)

また、作曲者のポポフは、今回初めて聴きました。
ショスタコーヴィチの同時代にこんなに凄い作曲家がいたなんて驚きです。ショスタコーヴィチ以上の熱気と激しさを持った曲で、飯森範親&東京交響楽団は、腹の座った演奏を展開しています。

以下、CD紹介の文面を添付します。

ガヴリイル・ニコラーエヴィチ・ポポフ – Gavriil Nikolayevich Popov (1904-1972)

日本初演ライヴ・レコーディング盤!
激動の時代を生き抜いた作曲家ガヴリイル・ポポーフの未来への遺産。

20世紀ソビエトの作曲家、ガヴリイル・ポポーフ。

音楽院時代はショスタコーヴィチとともに将来有望な才能の持ち主として注目されました。数々の作品で実力が認められていくなかで、当時のソビエトの芸術政策によって活躍の場が絶たれてしまい、不遇の時代を生きた作曲家でした。

近年、彼の音楽が再評価され、全世界でその名が知られつつあります。日本でも2016年8月に初演を果たした交響曲第1番が、ついにCD化となりました。エネルギーに満ちた楽曲を、ライヴの熱気、迫力のあふれる演奏で、どうぞお楽しみください。
オクタヴィア・レコード

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ガヴリイル・ニコラーエヴィチ・ポポフ – Gavriil Nikolayevich Popov (1904-1972)
交響曲第1番 Op. 7
Symphony No. 1, Op. 7

1.(21:19) I. Allegro energico
2.(15:08) II. Largo
3.(08:46) III. Presto
total(45:13)

東京交響楽団 – Tokyo Symphony Orchestra
飯森範親 – Norichika Iimori (指揮)
録音: 04 August 2016, Live recording, Suntory Hall, Tokyo, Japan

ポポフ:交響曲第1番(東京交響楽団/飯森範親)

《迫力の日本初演ライブ!》 新型ウィルスの影響で、予定されていた演奏会を無観客で開催、その模様を「ニコニコ生放送」で中継したことが大きな反響を呼んだ東京交響楽団。このアルバムは、同団が2016年に日本初演した、ソ連の作曲家ガヴリイル・ポポフ(1904-1972)の「交響曲第1番」のライブ録音です。

指揮は、「ニコ生」でも指揮を担当された同団の正指揮者・飯森範親氏。金管楽器の数を指定より倍加させたという迫力の演奏を、質の高い録音技術が余すところなく捉えました。音の洪水にぜひ身を委ねてください。(本欄では今後週2回程度の更新で、日本のプロオーケストラのアルバムを、ナクソス独自のセレクションで紹介してまいります。ぜひ各団体の個性を感じていただき、近い将来の公演にお出かけいただければ幸いです)
ナクソス・ミュージック・ライブラリーより

 



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