ヨハネス・ブラームス(1833-1897) 交響曲第4番 ホ短調 作品98   ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ケルン放送交響楽団 1957年ライヴ録音   ブラームスの4番というと彼の最後の交響曲ということと、第1楽章のセンチメンタルな主題から、ブラームスの4つの交響曲の中でも特に内省的なイメージがあります。   そのためか哀愁を帯びた演奏も多いような気がしますが…

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カール・ベームは、20世紀を代表する名指揮者で、 日本での70年代には、あの帝王カラヤンと人気を二分するほどでした。   でも、亡くなって既に37年経ちますが、 往年の指揮者の中では、どちらかというと 忘れられた存在的になっているように感じます。   僕は、50年代から60年代にベームがベルリンフィルと録音した モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスは、 その多くはレコード史…

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ロベルト・シューマン(1810-1856)は生涯に交響曲を4つ作曲しました。   シューマンの交響曲は、古くからオーケストレーションの稚拙や欠陥が指摘されていますが、 四作品ともオーケストラのレパートリーやレコード、CDのカタログからはなくなることはありません。   それは指摘されるような欠点を凌駕する、魅力に溢れているからです。   以前より多くの名指揮者が録音を残…

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モーツァルト演奏の第一人者として知られた 巨匠ブルーノ・ワルター(1876-1962)がコロンビア(SONY)に おこなったモノラル後期のセッション録音集です。   パワフルな力感と艶やかな表情、 うねりを兼ね備えた素晴らしい名演揃いで、 その気力充実した演奏の数々は最晩年の再録音にまさるもので、 ワルターの芸風が柔和一辺倒のものではなかったことを教えてくれます。   1957…

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ブルーノ・ワルターのモーツァルト演奏で名演の名盤となると、 晩年のコロンビア響とのステレオ録音ではなく、 50年代のモノラル録音だと思います。   まだ、現役でコンサートを行っていた頃で、 音そのものに力が漲っているし、音楽の運びにも勢いがあって、 聴くものを惹きつけて話しません。   ワルターのモーツァルト コンサート引退前 全盛期最後の録音 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 上記の記事で…

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カール・シューリヒトの ベートーヴェン交響曲全集というと、   57年から58年のパリ音楽院管との 全集が有名です。   全曲ともに溌溂として名演で、特に田園が屈指の名演でした。 ただ残念なのは、録音がモノラルだったことです。   しかし、シューリヒトは有難いことに その他に多くのベートーヴェンの録音を残しています。   今日は、その中から、ベートーヴェンの…

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ヨーゼフ・クリップスは、1902年ウィーン生まれ。 はじめは歌手を志すが指揮者に転向しました。   ワインガルトナーに才能を認められ、ドルトムント、カールスルーエで経歴を積みました。   1933年ウィーン国立歌劇場指揮者としてデビューしました。   しかし、38年にはナチスに活動を禁じられましたが、 密かに練習教師としてウィーン国立歌劇場のメンバーともに活動した硬骨…

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トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも 最も評価の高いものがこの1939年の連続演奏会ライヴです。   ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演集です。   この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、 NBC響を完璧に掌握。   自由自在なテンポ変化を見せるかと思えば、 インテンポの部分では厳格さ強烈さも際立っております。   巨匠も歌ったり、…

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クレンペラーのブルックナーは、 後年のフィルハーモニア管との録音では、   例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開していますが、 60年代の初めころまでは、どちらかという早めのテンポで 素っ気なくすすめる演奏が多いように思います。   確か、第4番“ロマンティック”では、 最短の演奏を残しているのもクレンペラーだったと思います。   その辺のク…

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1938年、ドイツはオーストリアを併合、 さらに、ミュンヘン会談によって チェコスロヴァキアの一部であるズデーテンのドイツ併合も決まった。   こうしてヒトラーの領土拡張の野心は現実のものとなっていき、 世界大戦への序章が始まりました。   さらに、ドイツ国内では11月にユダヤ人が大量虐殺される 「水晶の夜」事件が起きました。   このような年に、ヘルベルト・フォン・…

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まさに聳え立つ巨峰!   クレンペラー+フィルハーモニア管による、 1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。   有名なライヴ録音です。   厳しいリズム感、 木管に対しての自由な飛翔は 聴いていて姿勢を正したくなるほどです。   短期間で一気に演奏されたこのツィクルスは 巨匠も余程体調が良かったのか、   怒鳴り声も至る所で…

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