ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」 オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音 アリアCD復刻   クレンペラー指揮のベートーヴェンは、正規の物から、中には出所不明のライヴ物まで沢山出ていますが、EMIの正規ステレオ録音のフィルハーモニア管との全集は、1957年~60年に掛けてもので、一番安心して聴ける録音です。   でも、この全集も大…

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ハンス・シュミット=イッセルシュテットのチャイコフスキーの悲愴。   彼の名演というとすぐウィーンフィルとのベートーヴェン全集とか、 手兵北ドイツ放送響とのブラームス交響曲&管弦楽集を思い浮かべます。   だからチャイコフスキーの録音があったんだ、というのが最初の印象。   そしてさっそく取り寄せて聴いてみました。   これがいいのです。   全く…

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ブルーノ・ワルターに関して、ドイツのジャーナリスト、 ヴェスリンクはその著書『フルトヴェングラー』(音楽之友社)の中で、   “ワルターは根っからの人智学者であり、自分をドイツから追い出したナチスにさえ、そこそこの恨みしか抱いていなかった。彼は、たとえ恐ろしい地獄が世界中を荒廃させてしまったときでさえ、この世の至福を味わうことが出来たのである”   と書いています。 &nbsp…

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50年代のベームは厳しく造型を作り上げる指揮者でした。 そのきりりとした厳しい演奏には、襟を正さずにはいられない魅力がありました。   でも、70年代にウィーンフィルと録音した全集には、 50年代には見られなかった力の抜けた演奏が聴かれます。 最初効いた時は、ベームも老けたな、なんて思っていましたが、 最近は、これはこれでなかなかいいな、感じるようになりました。   僕自身が力…

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僕は、クラシック音楽の演奏を 料理人(以下シェフ)に例えることがあります。   作曲家が材料とレシピを作り、 演奏家が、その材料とレシピをもとにお料理する。     だから材料とレシピが同じでもシェフの個性により、 その料理に違いが出てきます。 イッセルシュテットの名盤 指揮者は料理人   シェフによって出された料理は、 そのシェフの個性や主張により 個々に…

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ヨハネス・ブラームス(1833-1897) 交響曲第4番 ホ短調 作品98   ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ケルン放送交響楽団 1957年ライヴ録音   ブラームスの4番というと彼の最後の交響曲ということと、第1楽章のセンチメンタルな主題から、ブラームスの4つの交響曲の中でも特に内省的なイメージがあります。   そのためか哀愁を帯びた演奏も多いような気がしますが…

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カール・ベームは、20世紀を代表する名指揮者で、 日本での70年代には、あの帝王カラヤンと人気を二分するほどでした。   でも、亡くなって既に37年経ちますが、 往年の指揮者の中では、どちらかというと 忘れられた存在的になっているように感じます。   僕は、50年代から60年代にベームがベルリンフィルと録音した モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスは、 その多くはレコード史…

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ロベルト・シューマン(1810-1856)は生涯に交響曲を4つ作曲しました。   シューマンの交響曲は、古くからオーケストレーションの稚拙や欠陥が指摘されていますが、 四作品ともオーケストラのレパートリーやレコード、CDのカタログからはなくなることはありません。   それは指摘されるような欠点を凌駕する、魅力に溢れているからです。   以前より多くの名指揮者が録音を残…

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モーツァルト演奏の第一人者として知られた 巨匠ブルーノ・ワルター(1876-1962)がコロンビア(SONY)に おこなったモノラル後期のセッション録音集です。   パワフルな力感と艶やかな表情、 うねりを兼ね備えた素晴らしい名演揃いで、 その気力充実した演奏の数々は最晩年の再録音にまさるもので、 ワルターの芸風が柔和一辺倒のものではなかったことを教えてくれます。   1957…

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ブルーノ・ワルターのモーツァルト演奏で名演の名盤となると、 晩年のコロンビア響とのステレオ録音ではなく、 50年代のモノラル録音だと思います。   まだ、現役でコンサートを行っていた頃で、 音そのものに力が漲っているし、音楽の運びにも勢いがあって、 聴くものを惹きつけて話しません。   ワルターのモーツァルト コンサート引退前 全盛期最後の録音 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 上記の記事で…

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カール・シューリヒトの ベートーヴェン交響曲全集というと、   57年から58年のパリ音楽院管との 全集が有名です。   全曲ともに溌溂として名演で、特に田園が屈指の名演でした。 ただ残念なのは、録音がモノラルだったことです。   しかし、シューリヒトは有難いことに その他に多くのベートーヴェンの録音を残しています。   今日は、その中から、ベートーヴェンの…

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ヨーゼフ・クリップスは、1902年ウィーン生まれ。 はじめは歌手を志すが指揮者に転向しました。   ワインガルトナーに才能を認められ、ドルトムント、カールスルーエで経歴を積みました。   1933年ウィーン国立歌劇場指揮者としてデビューしました。   しかし、38年にはナチスに活動を禁じられましたが、 密かに練習教師としてウィーン国立歌劇場のメンバーともに活動した硬骨…

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