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ケンペの名盤 ブラームス交響曲全集 高雅にしてロマンの情感溢れ

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こんにちは、
ともやんです。

ルドルフ・ケンペのブラームスの交響曲全集は、当たり前のことを当たり前にやった名盤です。

ケンペに経歴を見ていると、著名なオーケストラで重責を担いながら、職務を全うしていく律義さと

決して派手ではなく、スター性も乏しいけど、音楽を愛し、曲に深い敬意を払いながら、聴衆に最高の演奏を提供して行こうとする志の高さを感じ、それが心にグッときます。

きっとケンペのコンサートを聴きに行った人たちは、演奏後に幸せな気持ちになって帰路についたことでしょう。そして演奏したオーケストラも満足して祝杯をあげたと想像できます。

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ルドルフ・ケンペの名盤 ブラームス交響曲全集より

ヨハネス・ブラームス(1833-1896)
交響曲第1番ハ短調 作品68
ルドルフ・ケンペ指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

第1楽章:Un poco sostenuto – Allegro 13:27
第2楽章:Andante sostenuto 8:47
第3楽章:Un poco Allegretto e grazioso 4:50
第4楽章:Adagio – Pui Allegro 16:13
録音:1974年11月&1975年12月 ミュンヘン

ブラームス: 交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲<タワーレコード限定>

ルドルフ・ケンペは、1910年ドレスデン近くで生まれ、ドレスデン音楽大学に学び、卒業後、ドルトムント歌劇場管弦楽団の第一オーボエ奏者を経て、名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一オーボエ奏者になりました。

当時のゲヴァントハウス管のカペルマイスターは、ウィリヘルム・フルトヴェングラー(1922-1928)、ブルーノ・ワルター(1928-1933)、ヘルマン・アーベントロート(1934-1945)という錚々たる指揮者たちで、ケンペは彼らの棒の下で自然に指揮法を修得して行きました。

指揮者としてのデビューは、1935年ライプツィヒ歌劇場で、そこで成果を収め、オーボエ奏者を続けながら指揮者としても実績を積んでいきました。

ケンペは、多くのオーケストラから愛され信頼された紳士でしたが、身体があまり丈夫ではなく、途中休業をしたりしながら、1976年、チューリッヒで65才という長寿の多い指揮者の中では短命で亡くなりました。

ミュンヘンフィルとのブラームス交響曲全集は晩年近く、と言ってもまだ60代前半の74年から75年に録音され、数多いブラームス全集の中でも、充実した名盤として愛されています。

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感銘深いデジタル・リマスターのCD

僕は、ケンペ&ミュンヘンフィルのブラームス全集は、LPでも持っていますが、名盤と言われながら、あまり感銘を受けませんでした。

理由は、LPが廉価盤というこということで、製作側に問題があったのかもしれません。

しかし、今回入手したScribendumレーベルのデジタル・リマスターは、名技術者イアン・ジョーンズ氏のチームが行っていて、細部まで充実したサウンドを聴かせてくれます。

過去の名盤、名演と言われている録音も製作側の技術、予算、志しによって生きもし、逆にダメになる場合もありようですね。

僕は、Scribendum(スクリベンダム)レーベルなら、Ian・Jones(イアン・ジョーンズ)氏の名前がクレジットされているものは安心して購入するようにしています。



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