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イッセルシュテット ベートーヴェン交響曲全集

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こんにちわ、
ともやんです。

クラシック音楽の一番の楽しみは、ある曲を別々の演奏家が演奏する違いを楽しむことです。

その違いは、演奏家の解釈、テクニックなどによって異なるのですが、僕はその演奏家の信念、人格によっても違ってくると思います。

人格とは、その人の持って生まれた時から持っている気質、性格に加え、生きて来た経験、体験が加わって形成されるものだと思います。

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困難に遭っては、捻くれる人もいるだろうし、立ち向かって克服していく人もいるでしょう。

だから、同じ曲を演奏しても捻くれた人と素直な人では自ずと聴き手が受ける印象は違ってくると思います。

そして指揮者となると自分で音を出す訳ではなく、オーケストラと共に曲を創り上げて行くわけですから、お互いに敬意の念がないと人々を感動させる音楽は創造できないと思います。

僕がもしオーケストラの団員だったらこの人の指揮で演奏したいと思います。

その指揮者とは、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)。

ドイツ、ベルリン出身の名指揮者です。

ブルックナー第4番 ハンス・シュミット 偉大なる凡事徹底

※こちらの記事を参照ください。

ウィーンフィルハーモニーが自分たちの最初のベートーヴェンの交響曲全集の録音するにあたり、ハンス・シュミット=イッセルシュテットを指名したい理由が良く分かります。

ベートーヴェン初期の交響曲第1番と2番の演奏も何もしていないように見えて、隅々まで心がこもった有機的な演奏で、ああ、なんて美しい素敵な曲なんだろうと感銘を受けさせる演奏です。

ベートーヴェンの交響曲全集は何がいいかな?と迷っている貴方、ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーンフィルを選ぶなら一生の宝物になるでしょう。

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イッセルシュテット ベートーヴェン交響曲全集 SACD化

ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルの歴史的名盤が世界初SA-CD化されて発売されました。

DECCAの歴史に残る優秀録音のひとつです。

オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリングした記念的SA-CD化です。

『ベートーヴェン:交響曲全集(第1番-第9番《合唱》)(SA-CDハイブリッド)/ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル、他』

【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21、
2 交響曲 第6番 へ長調 作品68 《田園》
<DISC2>
3. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36、
4. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
<DISC3>
5. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 《英雄》、
6. 交響曲 第8番 へ長調 作品93
<DISC4>
7. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 《運命》、
8. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
<DISC5>
9. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 《合唱》

【演奏】
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/
マリリン・ホーン(アルト)/
ジェイムズ・キング(テノール)/
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ) 以上、(9)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)

【録音】
1965年11月22-24日(5)、12月8-12日(9)、1966年10月12-14日(4)、1967年4月26-28日(2)、11月13、14日(3)、
1968年9月16-21日(1,6,7)、1969年6月4-9日(8) ウィーン、ゾフィエンザール

【原盤】
Decca

【SACDハイブリッド】 ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番-第9番《合唱》)<タワーレコード限定>

イッセルシュテット&ウィーン・フィルの歴史的名盤が世界初SA-CD化!DECCAの歴史に残る優秀録音のひとつ。オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング。

1965年から69年にかけてDECCAが収録したこの全集は、ウィーン・フィルにとって史上初のベートーヴェン:交響曲全集のセッション録音となりました。

イッセルシュテットとDECCAの組み合わせも、1958-59年にかけてバックハウスをソリストとして完成されたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の2種のみ(今回未収録の序曲は別盤のカップリングとして後日収録予定)であり、当時それほど録音を行ってはいなかったイッセルシュテットにとっても貴重な記録となりました。

尚、69年に完成されたこの全集は、70年のベートーヴェン生誕200年の際の録音の目玉として、そして前後にちょうど来日し多くの名演を残していったこともあり人気が上昇、イッセルシュテットを代表する名盤として多くのリスナーの支持を得たことでも知られています。

CD時代以降では初期のキング盤が出て以降、その後の輸入盤を含めてもリマスターされる機会や全集としてまとまる場合が少なかったためか、むしろ忘れられた演奏となっていたかも知れません。

しかし当時全盛期のDECCAによる優秀な録音であることに加え演奏も、普段ウィーン・フィルを指揮する機会が無かったことが功を奏してか、両者が緊張感を持って収録に挑み、興味も含めて互いを積極的に感じ取ろうとする意欲的な演奏であったことが全てプラスに出ている名演であり、イッセルシュテットの持つ北ドイツ的な堅牢さと、ウィーン・フィルによる明るく伸び伸びとしたスタイルが見事に融合した、稀に見る録音となっています。

DECCAによる収録は65年の「英雄」から始まっており、プロデューサーは最後の第7番の録音以外は全て息子であるエリック・スミスが担当しています。ただエンジニアは4名に分散されており、収録年によってそれぞれ特徴が異なるのも面白いところで、その差は今回の復刻、特にSA-CD層ではっきりわかるでしょう。

初期のスケール感のあるくっきりとした録音、中期の特に67年4月の「田園」に見られるひとつの空間としてまとまりの良いワンポイント的な収録、そして後期になるに従いクオリティが上がっていく楽器の質感や空気感等はそれぞれ魅力的です。徐々に完成されていくDECCAのサウンドを従来にないクオリティでお楽しみいただけるでしょう。

唯一、変わらないのは両者の堅実なまでのベートーヴェンへのアプローチです。当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。

SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。尚、このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で山崎浩太郎氏による序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第6弾は、計3タイトルを発売いたします。タワーレコード (2017/06/14)




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