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ウクライナ国立交響楽団 カリンニコフ交響曲第1番&第2番

こんにちは、
ともやんです。

今日は、ウクライナ国立交響楽団によるカリンニコフの交響曲第1番と第2番を聴きました。

現在ウクライナは、ロシアの侵攻を受けて、首都キエフまでは破壊され、多くの難民が隣国ポーランドなどへ逃れています。その数100万人を超えたというから大変なことです。

ロシアは、速やかに撤退してほしいです。
独裁者プーチンへの怒り、何も罪のない人たちがいきなり理不尽な侵攻で逃れなければいけないこの現実に毎日心が締め付けられます。

一刻も早く普通の日常を取り戻してほしい願うばかりです。

テオドレ・クチャルとウクライナ交響楽団

ウクライナ国立交響楽団は、1918年11月にウクライナ閣僚評議会によって結成されたオーケストラで、東ヨーロッパで最も優れた交響楽団の1つと見なされています。

指揮者の著名なリストは、レオポルド・ストコフスキー、イゴール・マルケビッチ、クルト・ザンデルリング、エフゲニー・ムラヴィンスキー、キリル・コンドラシン、エフゲニー・スヴェトラーノフ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、セオドア・クチャー、そしてアーサー・ルビンスタイン、イェフディ・メニューを含む多くの著名なソリストを含むオーケストラと協力してきました。

また、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、リャトシンスキー、ヴァレンティンシルベストロフ、ミロスラフスコリークの作品の初演を行いました。

指揮者のクチャルは、1960年5月30日、ニューヨークに生まれ。自宅ではウクライナ語を喋るウクライナ移民の音楽家ファミリーでした。

10歳からヴァイオリンを始め、のちにヴィオラに転向、クリーヴランド音楽院で、クリーヴランド管弦楽団首席ヴィオラ奏者でもあるロバート・ヴァーノン[1949- ]に師事。

1992年になると、ウクライナ国立交響楽団の首席客演指揮者となって評判となり、1994年には音楽監督に就任しています。このオーケストラとの関係は非常に良好で、数多くのコンサートのほか、ナクソス・レーベルへのレコーディングも開始。未知の曲、現代ものにも積極的に取り組んでいきます。以上、タワーレコード&HMVより

ウクライナ国立交響楽団 カリンニコフ交響曲第1番&第2番

ヴァシリー・セルゲイエヴィチ・カリンニコフ – Vasily Sergeyevich Kalinnikov (1866-1901)
交響曲第1番 ト短調
Symphony No. 1 in G Minor

1.(14:18) I. Allegro moderato
2.(07:12) II. Andante commodamente
3.(08:14) III. Scherzo: Allegro non troppo – moderato assai
4.(09:16) IV. Finale: Allegro moderato
total(39:00)

ウクライナ国立交響楽団 – Ukraine National Symphony Orchestra
テオドレ・クチャル – Theodore Kuchar (指揮)
録音: 2-6 November 1994, Concert Hall of Ukrainian Radio, Kiev

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交響曲第2番 イ長調
Symphony No. 2 in A Major

5.(11:07) I. Moderato
6.(08:01) II. Andante cantabile
7.(09:01) III. Allegro scherzando
8.(11:41) IV. Andante cantabile – Allegro vivo
total(39:50)

ウクライナ国立交響楽団 – Ukraine National Symphony Orchestra
テオドレ・クチャル – Theodore Kuchar (指揮)
録音: 2-6 November 1994, Concert Hall of Ukrainian Radio, Kiev

カリンニコフ:交響曲第1&2番/クチャル&ウクライナ国立交響楽団

『カリンニコフ:交響曲第1&2番/クチャル&ウクライナ国立交響楽団』
NAXOSの膨大なカタログの中でも1、2を争う大ベストセラーの一つ、カリンニコフの交響曲集。モスクワ派と国民楽派の伝統の上に叙情性に富む音楽を作曲し才能を高く評価されながらも、結核のためわずか34歳でこの世を去ったカリンニコフ。そのわずかに残された2曲の交響曲です。

緊迫するウクライナ情勢に毎日胸を痛めています。
自分に何かできるだろうか?と考えると偶然ですが2月からUNHCRの定額寄付を始めていました。しかも現在UNHCRは緊急支援も呼びかけています。
難民を守る、難民を支える、国連UNHCR協会

自分が出来る範囲でご検討願えれば幸いです。



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