こんにちは、
ともやんです。
2025年の大晦日、上野の東京文化会館で「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025」を聴きました。
1日で、ベートーヴェンの交響曲9曲をすべて演奏するというとんでもないコンサートです。
僕は、このコンサートに2015年から11年連続で通っています。

※開演前のステージ
さて、このコンサートで一人のヴァイオリニストに目と心を奪われました。
そのヴァイオリニストとは、瀬崎明日香さん。
見目麗しきこのヴァイオリニストは、第1ヴァイオリン奏者として全曲に出演していました。
そしてコンサートから戻って、この方を調べてみるととんでもない凄い方だったのです。
瀬崎明日香について
「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025」のプログラムでは、コバケンとその仲間たちオーケストラで、10年コンサートミストレスを務めていると紹介されていました。
そんなことでオーケストラ中心に活動されている方かなと思ったのですが、なんとソリストとしてアルバムを出しているのです。
2007年にイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタでデビュー。
僕はこれは未聴ですが、次のアルバム、2008年にリリースされた「サン=サーンスのヴァイオリン作品集」と2018年の「R・シュトラウスとフランクのヴァイオリン・ソナタ」を聴きました。
どちらも素晴らしいアルバムなのでこのブログで紹介します。
東京藝術大学附属音楽高等学校に入学後、15歳で日本演奏連盟主催≪演連コンサート≫に出演。東京文化会館小ホールにてパガニーニの「24のカプリース」全曲演奏しセンセーショナルにデビューを果たす。
以上、ナクソス・ジャパンより
瀬崎明日香のCD紹介
瀬崎さんの活動は、オーケストラと室内楽が中心のようです。
だからソリストとしてのアルバムはそれほど多くなく、現役盤としては、イザイの無伴奏ソナタ、サン=サーンスの作品集、R・シュトラウスとフランクのソナタの3枚です。
残念ながら現時点でイザイの無伴奏は未聴です。
しかし、サン=サーンスとR・シュトラウス&フランクは聴きました。
以下ご紹介します。
サン=サーンス:ヴァイオリン作品集
アルバムデビューの翌年2008年にリリースされたこのアルバムは、確かなテクニックを世に知らしめたアルバムと感じます。
特にソナタ第1番が圧巻。
カミーユ・サン=サーンス – Camille Saint-Saens (1835-1921)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op. 75
Violin Sonata No. 1 in D Minor, Op. 75
total(23:09)
——————–
ヴァイオリン・ソナタ第2番 変ホ長調 Op. 102
Violin Sonata No. 2 in E-Flat Major, Op. 102
total(22:12)
——————–
ハバネラ(アヴァネーズ) ホ長調 Op. 83 (ヴァイオリンとピアノ編)
Havanaise in E Major, Op. 83 (arr. for violin and piano)
total(10:40)
——————–
序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op. 28 (G. ビゼーによるヴァイオリンとピアノ編)
Introduction et rondo capriccioso in A Minor, Op. 28 (arr. G. Bizet for violin and piano)
total(09:51)
——————–
エレジー ヘ長調 Op. 1609.
Elegie in F Major, Op. 160
total(05:08)
瀬﨑明日香 – Sezaki Asuka (ヴァイオリン)
エマニュエル・シュトロッセ – Emmanuel Strosser (ピアノ)
録音: 7-9 May 2008, Konan Kumin Cultural Center “Himawari no sato”, Yokohama, Kanagawa, Japan
瀬﨑明日香 、エマニュエル・シュトロッセ サン=サーンス:ヴァイオリン作品集
サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集(HMVオンライン)
R・シュトラウス&フランク ヴァイオリン・ソナタ
サン=サーンスから10年後のリリース。
それだけに円熟味と豊かさを感じました。
特にフランクは好きな曲だけになおさらです。
その伸びやかな表現と豊かな響きに魅せられました。
ぜひ聴いてほしいアルバムです。
リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op. 18, TrV 151
Violin Sonata in E-Flat Major, Op. 18, TrV 151
total(28:28)
————————
セザール・フランク – Cesar Franck (1822-1890)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M. 8
Violin Sonata in A Major, M. 8
total(28:08)
瀬﨑明日香 – Sezaki Asuka (ヴァイオリン)
エマニュエル・シュトロッセ – Emmanuel Strosser (ピアノ)
録音: Mie Center for the Arts, Tsu, Japan, 25-27 April 2018
R.シュトラウス & C.フランク:ヴァイオリン・ソナタ
R・シュトラウス&フランク ヴァイオリン・ソナタ(HMVオンライン)
今回録音した2つのソナタは、私にとって深い憧憬ともいうべき楽曲で、フランス、イタリア留学を経て大切に温めてきた作品です。シュトラウスが「歌」ならば、フランクは「詩」に例えられ、動と静の境地を描きながら人生を俯瞰する、今の私に最も近い作品だと思います。(瀬﨑明日香)
まとめ
今回のステージでは、一つの曲が終わるとコバケンさんは、マイクをコメントされていました。
その中で常に口にされていたのが、岩城宏之メモリアルオーケストラの素晴らしさ。
もちろん常設のオーケストラではありません。
このベートーヴェンは凄い!用に編成されたオーケストラです。
NHK交響楽団の若手もいれば、各方面で活躍しているベテラン奏者もいます。
そして瀬崎明日香さんのような超一流の奏者まで。
そんな手練れ集団が、コバケンを慕い、敬愛し一団となって奏でる演奏が素晴らしいの一言でした。
だからそんなオーケストラを指揮できる喜びをコバケンさんは?み締められていたのだと思います。
2026年の大晦日に開催されることは決まっています。
しかし、まだ指揮者と会場が未定のようです。
今年も僕は大晦日のこのコンサートを楽しみに1年を生きていきたいと思います。



コメント