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チェリビダッケ フランク 交響曲 ニ短調

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まいどはや、
ともやんです。

僕の手帳には、セルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)の誕生日は、6月28日ルーマニア生まれと記しています。

しかし、今日念のため調べてみると7月11日生まれのようです。もっとも6月28日生まれというのも間違いではなく、チェリビダッケの生まれた当時ルーマニアで使われていたユリウス暦では、この日ということでした。

それはさておき、てっきりチェリビダッケの誕生日と思い彼の新盤を聴いたのです。6月19日ワーナーブラザーズ・ジャパンからリリースされた1991年録音のフランクの交響曲です。ドビュッシーの夜想曲もカップリングされています。

以下、聴いた印象を記したいと思います。

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チェリビダッケのフランク交響曲について

セザール・フランク(1822-1890)は、フランスで活躍した作曲家ですが、出身はベルギーのリュエージュ。

首都のブリュッセルのフランス語圏とは違いワロン語を話す地域で、フランクの家系もドイツ系ということだそうです。彼の作品を聴いているとフランス風よりもドイツ的に聴こえるのはそんなことも影響している思う。

僕は会社員時代ベルギーのアントワープには何度も行ったことがありますが、ブリュッセルの華やかな印象とは違い、リュエージュが近いアントワープは、もっと質実剛健な印象を受けたものです。

フランクの作品では、ヴァイオリン・ソナタが大好きです。交響曲も聴く度に好きになっていきます。最初に聴いた時はなんて渋くて重厚な作品と思いました。なんか同時代のブラームスを彷彿とさせる作品だなと感じたものです。

チェリビダッケの1991年の録音は、遅いテンポと深々とした呼吸を感じさせる演奏で、チェリビダッケの録音では、1957年のライブを聴いたことがありますが、それよりも10分も演奏時間が長いので驚きました。

しかし、丁寧に描いていくので決してその遅さがマイナスではなく、もっと聴きたいと思うくらいで、聴き終わっても遅い、長いという印象はありませんでした。

どうもチェリビダッケの録音というと敬遠していたものですが、もっと聴き込んでみたくなりました。

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チェリビダッケ フランク 交響曲 ニ短調

セザール・フランク – Cesar Franck (1822-1890)
交響曲 ニ短調 M. 48
Symphony in D Minor, M. 48

1.(21:35) I. Lento – Allegro non troppo
2.(12:45) II. Allegretto
3.(13:54) III. Finale: Allegro non troppo
total(48:14)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
セルジュ・チェリビダッケ – Sergiu Celibidache (指揮)
録音:1991年9月27-29日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ

ドビュッシー:夜想曲 フランク:交響曲ニ短調 セルジュ・チェリビダッケ 、 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

セルジュ・チェリビダッケは、演壇の偉大な個人主義者の一人であり、その特異な解釈は聴衆を軽蔑または尊敬のどちらかに駆り立てました。ミュンヘン・フィル時代に行われた放送用として録音されたこの演奏は、ほとんどのリスナーは最高の「チェリ」に畏敬の念を抱くはずです。

フランクの交響曲は、壮大さによる見事な枠組みから作り出された、信じられないほど強烈な素晴らしい演奏です。高尚なレベルで広いキャンバスに驚くべき集中力と力強さによる演奏で描かれています。

ドビュッシーも傑出しており、チェリビダッケは、ドビュッシー独特の不思議な楽譜から描き出された独特な作品から、他の指揮者が見つけられない深みを探求しています。

マスタリング・エンジニアとしてミュンヘン・フィル・レーベルだけでなく、数多くのマスタリングを手がけるクリストフ・スティッケル氏がハイビット化しリマスタリングを施した上で、最良の形としてリリースいたします。
(ワーナーミュージック・ジャパン)



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