作曲家

ショパン

仲道郁代 ショパン ワルツ集

こんにちわ、 ともやんです。 仲道郁代は、1963年(昭和38年)仙台市生まれ、浜松市育ちの女流ピアニストです。 僕より6つ年下でそのチャーミングな容姿から、僕はかなり前から注目していました。 浜松の小学生の頃から頭角を現して、小学5年生で...
ブラームス

ブラームス 交響曲第3番 シュミット=イッセルシュテットの名演

シュミット=イッセルシュテットの指揮は何もしていないのに内容が充実している、つまり質実剛健な演奏がその真髄だと思います。 これ見よがしの大芝居も大げさな表現もないけど、隅々まで心を通わせて、ああいい曲だな、いい演奏だな、と聴き終わったあとに必ず感銘を与えてくれます。
シュミット=イッセルシュテット

イッセルシュテット ブルックナー交響曲第4番”ロマンティック”

こんにちは、 ともやんです。 その実力の割には、日本での評価はいまいちという指揮者に、ドイツの名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)がいます。 少し前の巨匠たちに比べても、後輩のギュンター・ヴァントと比べても、知名...
ブラームス

ヴァントの名盤 ブラームス交響曲3番の官能性と3種類の全集

こんにちは、 ともやんです。 ギュンター・ヴァントが神格化されたのは、80年代も終わろうとすることから90年代に掛けてでしょう。 当時、ギュンター・ヴァントと朝比奈隆が最後の巨匠と言われていました。 朝比奈が2001年に92歳で、ヴァントが...
クレンペラー

クレンペラー ブラームス交響曲第1番 SP時代の名演

こんにちは。 ともやんです。 オットー・クレンペラー(1885-1973)は、ドイツが生んだ20世紀の大指揮者です。 50年代から亡くなるまで、フィルハーモニアとのセッションでの膨大な録音があり、その偉大な芸術を知ることができます。 今回は...
ティントナー

ティントナー ブルックナー交響曲第1番 魂の名演

こんにちは、 ともやんです。 1920年代以前のヨーロッパで生まれ、しかもにユダヤ系の家庭に生まれたばかりに音楽家を志しながら、ナチスの台頭に多くの人が人生を大きく狂わされ、というよりもほとんどの音楽家が、活動の場が失われたり、亡命を余儀な...
ブラームス

クレンペラー ブラームス ドイツレクイエム

こんにちは、 ともやんです。 僕は、ブラームスが好きです。 どうしてかわかりませんが、ぼく自身の性格とブラームスの性格が似ているからと勝手に考えています。 ブラームスは、北ドイツのハンブルク出身、僕は北陸の富山出身。 何か共通点があるのかも...
チャイコフスキー

シルヴェストルリ チャイコフスキー交響曲第5番

コンスタンティン・シルヴェストリは、1913年5月31日、ルーマニアのブカレストに生まれ。世代的には、カルロ・マリア・ジュリーニ、ギュンター・ヴァントと同世代。同じルーマニア出身のセルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)とは1歳違い。しかし上の3人に比べ短命で1969年に56才で他界。
マーク

モーツァルト交響曲第40番&ジュピター ペーター・マークの名演で

こんにちは、 ともやんです。 若い頃、ビートルズのイエスタディーをある黒人女性歌手がカバーして歌っているのを聴いて、その情感たっぷりな歌い方に、嫌悪感を抱いた記憶があります。 しかし、その女性歌手は、たしか名前は失念しましたが、実力も人気も...
ベートーヴェン

トスカニーニ ベートーヴェン交響曲第5番 怒りの鉄拳

クラシック音楽の聴き始めた中学生の頃、学研から毎月出ているミュージック・エコーという雑誌を一時期、定期購買していました。 どれくらいの期間取っていたかも今では憶えていませんが、毎月17センチのEP盤が付いていて、贅沢な雑誌だったと思います。
コンヴィチュニー

コンヴィチュニーのベートーヴェン 東ドイツの鬼神 “エロイカ”が凄い!

第二次大戦中に本拠地ゲヴァントハウスを空襲で失ったライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦管弦楽団の楽員たちは、戦後、会場を間借りしながら演奏会を再開していきました。 そうした楽団の最も辛い時期に音楽監督を引き受けたのが、フランツ・コンビチュニーでした。
ベートーヴェン

クレンペラー ベートーヴェン交響曲第5番 復活と不屈の名演

クレンペラー指揮のベートーヴェンは、正規の物から、中には出所不明のライヴ物まで沢山出ていますが、EMIの正規ステレオ録音のフィルハーモニア管との全集は、1957年~60年に掛けてもので、一番安心して聴ける録音です。