こんにちは、
ともやんです。
惜しまれるのは、グールドが、僅か50歳で亡くなったことです。
長命の多い音楽界では、50歳は夭折といってもいいくらいですね。
1982年にその訃報を受け取った時はもちろん驚きました。
しかし、当時僕は20代前半の大学生。
50才と言う年齢は、ずっと上に感じ、早逝とは感じませんでしたが、自分が60才になったいま思うと、本当に本人はやり残したことがたくさんあり無念だったことと思います。
グレン・グールド ゴルトベルク変奏曲
しかも、グレン・グールドは、ゴルトベルク変奏曲で衝撃的なデビューを飾り、再び、ゴルトベルク変奏曲で、新境地を開拓して行こうという矢先です。
さて、演奏は独自な解釈を展開していますが、僕はゴルトベルクはこれじゃなきゃってくらいツボにハマりました。
僕が、もし一枚だけCDを選べって言われればこれしか思い浮かびませんね。いや同じグールドのJ・S・バッハの平均律クラビーア集と迷うかな。
ところで東京の港区青山一丁目にカナダ大使館があります。
その中にE・H・ノーマン図書館があり、僕はそこの会員になっていて、誰でも免許証など身分を証明するものを見せれば入れます。
図書館は、平日12:30~16:30オープンしていて、自習室もあり、静かに勉強したい人にはなかなかな穴場ですよ。
そこににあるカナダの生んだ名ピアニスト、グレン・グールドのCDや書籍がコーナーがして充実しています。
全部読むとなると数年は掛かるんじゃないかという量ですね。
プロフィールの掲示されていて、少年期はナイーブで、感受性の強い男の子だったようです。
そんな繊細な神経の持ち主だったので、タフな人とのやり取りに嫌気がさし、録音スタジオに籠ったのでしょうか。
グレン・グールド J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲
J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲 BWV988
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1981年4月、5月 ニューヨーク、30丁目スタジオ
バッハ ゴルトベルク変奏曲(81年デジタル録音) グレン・グールド
1955年にこの作品のセンセーショナルなパフォーマンスを収めたアルバムでデビューを飾ったグレン・グールドは、26年ぶりに斬新で魅惑的なこのデジタルによるステレオ・スタジオ再録音を残し、唐突に世を去りました。まさに鬼才・グールドの墓碑銘といえる永遠の名盤です。
このゴルトベルク変奏曲を聴いていると音符のひとつひとつがバラバラになって聴こえ、それが脳の覚醒をさせてくれる感じが凄くいいんですね。
僕は仕事などで面倒なことで疲れた時など、よくこのCDを聴きます。
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