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小澤征爾 サイトウキネン J.S.バッハ マタイ受難曲

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こんにちは、
ともやんです。

現在、2025年春にJ.S.バッハの「マタイ受難曲」を歌うためにとある合唱団に所属して毎週月曜日夜に練習会場に通い、指導の先生の下練習を重ねています。

僕は、以前から生きているいるうちに「マタイ受難曲」を歌いたいと思っていて、会社員として定年になり、その1年後の2018年夏にいま指導して頂いている先生の率いる、別の合唱団に入団して、その1年後の2019年7月に一員として歌うことが出来たのです。

しかし、その時は、練習期間も短く、しかも自分で行う予習復習もままならない状態で公演に臨む、やっつけ仕事で乗り切ったという感じでした。

そのため、全くの不完全燃焼で、再び挑戦したいという欲求が燻っていました。

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マタイ受難曲に再挑戦

そして2019年にマタイ受難曲を歌った合唱団は、その後2年間のコロナ禍による中断を挟んで、今年10月にヘンデルの「メサイア」を最後に、僕は退団したのです。

そのまま続けるという考えも全くなかったわけではないですが、なんと言っても日曜日の午後に移動に往復3時間以上も掛け、団費の2倍以上の交通費を使って、練習時間も含めると7時間以上費やしてしまう状況に、今後の人生の長さとやりたいことを考え退団することにしたのです。

ただ、そこで知り合った仲間たちやなんと言っても指導して下さっている先生の人柄にも惹かれていたので、同じ先生が指導していてしかも月曜夜というバイトが終わってから行ける合唱団に移ったのでした。
つまり姉妹合唱団に移ったわけで、以前の仲間たちともまた会える機会は残しています。
しかもそれだけで移ったわけではなく、今度の公演が「マタイ受難曲」ということで、再び練習できるとことが一番大きかったです。

マタイも4年ぶり、前回がやっつけ仕事だった関係で、ほとんど身に付いておらず、再び一からの練習になりました。

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マタイ受難曲 難しい

「マタイ受難曲」はやはり難しいです。
まずドイツ語の発音からしっかりやっていくことにしました。
前回の練習では、第一部第27曲のbを取り上げられました。
これは、ベースから始まり、しかもメリスマの部分が続き、さらにベースが1部と2部に別れるのです。いまの合唱団は、ベースのパートが5人しかおらず、誰かを頼りにするわけにはいけません。自分がしっかり歌わなければなりません。
もう、猛練習しかありませんね。

今後、この練習模様もお伝えして、自分の復習にして行きたいと思います。
良かったらお付き合いください。
それだけじゃ面白くないので、多くの演奏を聴いて、そのCDなども紹介していきたいと思います。

マタイ受難曲 第27曲

今週の練習は、第27曲でした。
aとbに別れていて、aが、ソプラノとアルトの二重唱。
管楽器による悲しみと嘆きのテーマは印象的で、弦楽器は縛られて身動きができないイエスの象徴として動きに終始します。

この部分で注目すべきところは、曲の中で初めて通奏低音が沈黙していることです。通奏低音は常に真実を語る手段として用いられているのですが、事実であって欲しくないという聖書の記載に対する、バッハの個人的意見ではないかと思われます。
ただ合唱部分は聖書の中の良心ある人々の声と捉え、低音を伴っています。

後半のbは、合唱とオーケストラがトゥッティとなって天地自然の怒りを表現しています。
このメリスマ部分の音取りが難しく、最初はゆっくり正確に歌い、次第にテンポを速めても歌えるようにしたいと思います。
小澤さんの指揮は、かなり速いテンポです。

So ist mein Jesus nun gefangen.

Laßt ihn, haltet, bindet nicht !

Mond und Licht ist vor Schmerzen untergangen,
weil mein Jesus ist gefangen.

Laßt ihn, haltet, bindet nicht !

Sie führen ihn, er ist gebunden.

こうして私のイエスは捕らえられた。

イエスを放せ、やめろ、縛るな!(合唱)

月も光も悲しみのあまり沈んでしまった。
私のイエスが捕らえられてしまったから

イエスを放せ、やめろ、縛るな!(合唱)

彼らはイエスを連れて行く。

——————————-

Sind Blitze, sind Donner
in Wolken verschwunden?
Eröffne den feurigen Abgrund, o Hölle,
zertrümmre, verderbe,
verschlinge, zerschelle
mit plötzlicher Wut
den falschen Verräter,
das mördrische Blut!

稲妻と雷鳴は、
雲のなかに消えてしまったのか?
火の深淵を開け、おお地獄よ!
粉々に打ち砕け、 破壊せよ、
飲み込んでしまえ、 粉々にしてしまえ、
突然の激しい怒りでもって、
偽りの裏切り者を!
殺人者の血統を

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小澤征爾 サイトウキネン J.S.バッハ マタイ受難曲

1997年の録音。武満徹の提言により実現したフェスティバルでの上演に並行してセッション・レコーディングされたもので、研究のすえ、モダン楽器にバロック弓を使用するなど創意工夫も盛り込まれた演奏となっています。

個々の器楽奏者が名手揃いということもあり、精度の高いアンサンブルによる弾力のあるリズム感覚がドラマを引き立てて説得力も豊か。声楽陣も古楽キャリアの豊富な人材が揃えられていて隙がありません。録音も優秀です。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
マタイ受難曲 BWV 244
St. Matthew Passion, BWV 244
total(160.01)

作詞 : 新約聖書 – Bible – New Testament
作詞 : クリスティアン・フリートリヒ・ヘンリーツィ – Christian Friedrich Henrici
ジョン・マーク・エインズリー – John Mark Ainsley (テノール)
トーマス・クヴァストホフ – Thomas Quasthoff (バス)
クリスティアーネ・エルツェ – Christiane Oelze (ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン – Nathalie Stutzmann (アルト)
スタンフォード・オルセン – Stanford Olsen (テノール)
成田眞 – Makoto Narita (バス)
ミヒャエル・フォッレ – Michael Volle (バリトン)
大森一英 – Kazuhide Omori (バス)
河野克典 – Katsunori Kono (バリトン)
SKF松本児童合唱団 – SKF Matsumoto Children’s Chorus
東京オペラシンガーズ – Tokyo Opera Singers
サイトウ・キネン・オーケストラ – Saito Kinen Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)
録音: September 1997

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小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/ジャーマン・マスターワークス~バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー(15CD)
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イタリア・ユニバーサルから小澤征爾の4つめのボックスが登場。内容はフィリップスで制作したバッハの宗教音楽とベートーヴェンの交響曲全集、ブラームスの交響曲全集、そしてブルックナーの交響曲第7番を収めたものです。

演奏はすべてサイトウ・キネン・オーケストラによるもので、録音年代は1989年から2003年、録音会場は、長野県松本文化会館を中心に、ウィーンのムジークフェラインザール、ベルリンのイエス・キリスト教会、ベルリンのシャウシュピールハウスなど海外ツアーの際にセッション録音で使用したホールも含まれます。



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