こんにちは、
ともやんです。
もしヘルマン・シェルヘン(1891-1966)が、ルガーノ放送管弦楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集が出なかったら。
もし僕が、その中の交響曲第3番”英雄”の演奏を聴かなかったら。
ヘルマン・シェルヘンという指揮者がいたんだな、と思ってそれで終わっていたと思います。
クラシック音楽を趣味とする者としては、出来るだけ多くの曲や演奏家を聴きたいと思っている反面、ある演奏家の録音を徹底して聴きたい、ある作曲家の曲は全て聴きたいという思いもあります。
限られた時間の中では、僕としては後者の傾向が強いです。
だから好きな作曲家である、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスは徹底して聴いて行こうとします。
またフルトヴェングラーやクレンペラーの演奏は、可能な限り全ての録音を聴きたい、耳にしたいと思います。
一方、名演奏家として著名なのに、ほとんど聴かない、聴いてこなかった人もいます。
例えば、ハイティンクなどは、そうです。
シェルヘンも僕個人としては、そうなる可能性がありました。
彼がルガーノ放送管弦楽団を指揮するベートーヴェン交響曲第3番”英雄”の演奏を聴くまでは。。。
シェルヘン ルガーノ放送管弦楽団 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第3番変ホ長調作品55“英雄”
ヘルマン・シェルヘン(1891-1966)指揮
ルガノ放送管弦楽団
1965年2月12日ライブ
ヘルマン・シェルヘン指揮 ベートーヴェン:交響曲全集+「運命」リハーサル
僕の尊敬するCD販売店「アリアCD」の店主松本大輔氏絶賛の全集。
松本氏のHPには、史上最狂極悪と形容されているほど、生半可な気持ちでは聴けない全集です。
ベートーヴェンをある程度聴きこんだ方には、必聴ものです。
シェルヘンの燃える様なパッションに必死に食らいついてくルガノ放送響の楽員たちのこの演奏に掛けた思いがストレートに伝わる生々しい録音も素晴らしい!
この英雄もぜひ一気に聴き通りしてほしい!
この演奏に掛けた男たちの思いに胸が熱くなります。
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