ヴィオラ・メディテーション小澤恵山本弥香

こんにちは、
ともやんです。

素敵なCDを見つけました。
『ヴィオラ・メディテーション』というアルバム名で、ヴィオラとピアノのディオで16曲の小品を収録したものです。

奏でているのがヴィオラ奏者の小澤恵（おざわめぐみ）と山本弥香（やまもとみか）という若い女性奏者。

ヴィオラの響きに魅了され
小澤恵と山本弥香について
ヴィオラ・メディテーション小澤恵山本弥香

ヴィオラの響きに魅了され

今回聴いた『ヴィオラ・メディテーション』では、ヴィオラの響きに魅了されました。

ヴィオラは、中音域の弦楽器で、弦楽四重奏やオーケストラには無くてはならない楽器。かといって目立つ楽器ではなく、ヴァイオリンやチェロに比べ、いまひとつ存在感が乏しいような。

古今東西の作品でもヴァイオリン協奏曲はすぐに誰でも数曲は思い浮かぶし、チェロ協奏曲も傑作が残されています。
しかし、ヴィオラ協奏曲ってパッとは思いつきません。
実際、クラシック音楽を50年以上聴き続けてきましたが、ヴィオラ協奏曲に関しては全く出てきません。

形はヴァイオリンを大きくした感じです。奏法も同じで顎と肩に挟んで演奏します。でも響きは今回聴いて感じたのですが、チェロに近いようです。

ふくよかで温もりのある音色が安心感を与えてくれます。

小澤恵と山本弥香について

奏者は、小澤恵さんと山本弥香さん、共に20代後半から30代前半の女性と思われます。

ヴィオラの小澤恵さんは、埼玉県狭山市出身。武蔵野音楽大学ヴァイオリン専攻卒業。同大学大学院修士課程ヴィオラ科修了。2016年ハンガリーでYMSAマスターコース修了。ヴィオラをシャンドール・ナジ氏に、ヴァイオリンを鈴木郁夫、矢嶋佳子の両氏に、室内楽をK・グントナー、G・フェイギン、S・ナジ、C・ドル、R・ダヴィドヴィッチの各氏に師事。現在はオーケストラ・ソロ・室内楽等クラシックを中心に、著名ロック・ポップスアーティストのライブサポートや録音、テレビの音楽番組やドラマでの演奏協力等、幅広く活躍。
byナクソス

https://mikayamamoto.net/
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山本弥香さんの公式HPです。この方に関しては以前より名前だけは知っていて既にしっかり活躍されています。

ヴィオラの音色は人の心をもっとも落ち着かせるそうです。
美しいメロディで聴く究極のヒーリング音楽ですね。

お二人共ぜひ実演を聴きたいです。

ヴィオラ・メディテーション小澤恵山本弥香

フランク・ブリッジ – Frank Bridge (1879-1941)
4つの短い小品 – 第1曲メディテーション（ヴィオラとピアノ編）
1.(02:43) 4 Short Pieces: No. 1. Meditation (arr. for viola and piano)

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750) / シャルル＝フランソワ・グノー – Charles-Francois Gounod (1818-1893)
アヴェ・マリア（ヴィオラとピアノ編）
2.(02:25) Ave Maria (arr. for viola and piano)

セルゲイ・ラフマニノフ – Sergey Rachmaninov (1873-1943)
14の歌 Op. 34 – 第14曲ヴォカリーズホ短調（ヴィオラとピアノ編）
3.(05:05) 14 Songs, Op. 34: No. 14. Vocalise (arr. for viola and piano)

ゾルターン・コダーイ – Zoltan Kodaly (1882-1967)
エピグラム（ヴィオラとピアノ編）
4.(01:30) Epigrammak (Epigrams) (arr. for viola and piano)

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
6つの歌 Op. 34 – 第2曲歌の翼に（ヴィオラとピアノ編）
5.(03:00) 6 Gesange, Op. 34: No. 2. Auf Flugeln des Gesanges, MWV K86 (arr. for viola and piano)

エドワード・エルガー – Edward Elgar (1857-1934)
愛の挨拶 Op. 12 （ヴィオラとピアノ編）
6.(02:35) Salut d’amour (Liebesgruss), Op. 12 (arr. for viola and piano)

ジュール・マスネ – Jules Massenet (1842-1912)
歌劇「タイス」 – 第2幕瞑想曲（ヴィオラとピアノ編）
7.(04:39) Thais, Act II: Meditation (arr. for viola and piano)

カミーユ・サン＝サーンス – Camille Saint-Saens (1835-1921)
動物の謝肉祭 – 第13曲白鳥（ヴィオラとピアノ編）
8.(02:33) Carnival of the Animals: XIII. The Swan (arr. for viola and piano)

モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
亡き王女のためのパヴァーヌ（ヴィオラとピアノ編）
9.(06:05) Pavane pour une infante defunte (arr. for viola and piano)

ルイ・ヴィエルヌ – Louis Vierne (1870-1937)
2つの小品 Op. 5
2 Pieces, Op. 5

10.(03:33) No. 1. Le Soir
11.(02:00) No. 2. Legende
total(05:33)

フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
白鳥の歌 D. 957 – 第4曲セレナード（ヴィオラとピアノ編）
12.(03:26) Schwanengesang, D. 957: No. 4. Standchen (Serenade) (arr. for viola and piano)

クロード・ドビュッシー – Claude Debussy (1862-1918)
前奏曲集第1巻 – 第8番亜麻色の髪の乙女（ヴィオラとピアノ編）
13.(02:26) Preludes, Book 1: No. 8. La fille aux cheveux de lin (The Girl with the Flaxen Hair) (arr. for viola and piano)

エイトール・ヴィラ＝ロボス – Heitor Villa-Lobos (1887-1959)
交響詩「クレオニコスの遭難」 – 黒鳥の歌（ヴィオラとピアノ編）
14.(02:23) Naufragio de Kleonicos (The Shipwreck of Kleonikos): O Canto do Cisne Negro (Song of the Black Swan) (arr. for viola and piano)

ガブリエル・フォーレ – Gabriel Faure (1845-1924)
3つの歌 Op. 7 – 第1曲夢のあとに（ヴィオラとピアノ編）
15.(02:41) 3 Songs, Op. 7: No. 1. Apres un reve (arr. for viola and piano)

伝承 – Traditional
ダニー・ボーイ
16.(03:06) Danny Boy

小澤恵 – Megumi Ozawa (ヴィオラ)
山本弥香 – Mika Yamamoto (ピアノ)
録音：2022年9月1日 Kirari Fujimi(Saitama, Fujimi City)