こんにちは、
ともやんです。
期待にも何もなく聴きだしました。
最初の音を聴いた瞬間、涙が出そうになりました。
なんだこのヴァイオリニストは?
ヨハンナ・マルツィ?
初めて聴く名前。
ルーマニア出身でハンガリーで活躍した女流ヴァイオリニスト。
1924年生まれで、1979年に亡くなっている。
どんな人生を送った人なのだろうか?
この人のヴァイオリンには、優しさと高貴で何を祈るような深い感銘を受けるのです。
ヨハンナ・マルツィ J・S・バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
(17:58)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
Violin Sonata No. 1 in G Minor, BWV 1001
(25:04)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
Violin Partita No. 1 in B Minor, BWV 1002
(23:14)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
Violin Sonata No. 2 in A Minor, BWV 1003
(28:52)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
Violin Partita No. 2 in D Minor, BWV 1004
(25:14)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
Violin Sonata No. 3 in C Major, BWV 1005
(19:29)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
Violin Partita No. 3 in E Major, BWV 1006
演奏:ヨハンナ・マルツィ – Johanna Martzy (ヴァイオリン)
J.S. バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 ヨハンナ・マルツィ
定評あるマルツィの無伴奏は、すでにいくつものCDがリリースされてきましたが、今回はアナログ盤(COLUMBIA LP)からのトランスファーということで、もしかしたらこれまでのCDと違った傾向の音が聴けるかもしれません。
ハンガリー出身で戦後はスイスを拠点に活躍した名ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ[1924-1979]は、現在でも人気の高い女性奏者。
マルツィは6歳からヴァイオリンを始め、10歳でフランツ・リスト音楽院に入学、高名なフバイに師事し、13歳でデビューを果たすものの、第2次世界大戦のため演奏活動の中断を余儀なくされてしまいます。
戦後、1947年に開催されたジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞すると、その後はスイスを拠点とし、国際的な活動を展開したほか、レコーディングにも積極的に取り組みます。
気品あるたたずまいと美しいロマンティシズムを湛えたマルツィの演奏については、高名な批評家たちの受けもよく、たとえばこのバッハの無伴奏の録音も、高名な批評家エドワード・グリーンフィールドがハイフェッツの録音よりも高く評価していました。(HMV)
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