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諏訪内晶子 ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全集

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まいどはや、
ともやんです。

諏訪内晶子さんが、2年ぶりに新譜を出しました。
前回は、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲という大作。

今回もブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲と大作の録音が続いています。

大作続きで、彼女の現在の音楽的充実が伺えます。

演奏内容は申し分ないのです。ヴァイオリンの音色も深く、むしろ華やかさを抑えて渋く感じるくらいです。彼女も50歳を過ぎ、人生において色々な経験を積んでこられたのでしょう。何か深みと広さを感じるのです。

それが、ブラームスの行きつ戻りつする優柔不断は音楽にマッチしているような印象を受けました。

時には熱く、時には悲しく、そして寂しく。
しばらくこの録音を聴き続けることになると思います。

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諏訪内晶子の実演に接して

諏訪内さんの実演には一度だけ接しています。
もう5年前のことですが、サントリーホールで、日本フィルによるフィンランドとの国交100年を記念してのコンサートでした。
当時の常任がフィンランド出身のインキネンということもあり、オール・フィンランドの作曲家の作品によるプログラムでした。

諏訪内さんは、指揮者としても著名な作曲家エサ=ペッカ・サロネンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。

エサ=ペッカ・サロネンは、指揮もする作曲家なのか、作曲もする指揮者なのかその辺はよくわかりませんが、なかなか高度な技術を要するでも訳の分からない曲というでもなく、新鮮なリズやメロディで楽しむことができました。

ただ残念だったのが、席がステージの後ろでしかも指揮者から見て左側ということで、つまり諏訪内さんの背中側しか見えないということ。

諏訪内さんはスラッとして長身で、ステージ衣装も背中の空いたドレスということで、終始、彼女の演奏とその美しい背中の動きにうっとりしていた次第です。

ということは残念だったと言うとよりもしかしてラッキーだったのかもしれません。

と言うことで、再び彼女の実演にも足を運びたいです。

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諏訪内晶子 ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全集

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」 Op. 78
Violin Sonata No. 1 in G Major, Op. 78

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1.(10:45) I. Vivace ma non troppo
2.(07:40) II. Adagio
3.(08:33) III. Allegro molto moderato
total(26:58)

——————-

ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
Violin Sonata No. 2 in A Major, Op. 100

4.(08:22) I. Allegro amabile
5.(06:40) II. Andante tranquillo – Vivace
6.(05:43) III. Allegro grazioso (quasi andante)
total(20:45)

——————-

ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
Violin Sonata No. 3 in D Minor, Op. 108

7.(08:04) I. Allegro
8.(04:46) II. Adagio
9.(03:06) III. Un poco presto e con sentimento
10.(06:02) IV. Presto agitato
total(21:58)

諏訪内晶子 – Suwanai Akiko(ヴァイオリン)
エフゲニー・ボジャノフ – Evgeni Bozhanov(ピアノ)
録音:2023年10月 デュッセルドルフ、ロベルト・シューマン・ザール

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集<初回生産限定盤> 諏訪内晶子

現代を代表するヴァイオリン界の逸材、諏訪内晶子。

ヒットを記録した『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)』から2年半ぶりとなるニュー・アルバム。今回はピアニストのエフゲニ・ボジャノフを迎えて、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番~第3番に挑戦。

2023年10月に独デュッセルドルフのロベルト・シューマン・ザールにて、前作でも使用した1732年製のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」を用いて録音。



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コメント

  1. ドラコ より:

    諏訪内と言えばYouTubeで聴いたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に驚愕したことがある。アイザッスターン外は数多く聴いた。しかし曲が違うのではないかとさえ思える演奏だった。外国からのコメントも称賛で埋められていた。諏訪内は鮮烈なデヴュー後の活躍は言うまでもない。

    2017年7月30日久慈市市民会館アンバーホールでの諏訪内主催国際音楽祭NIPPONを聴いた。間近に演奏に接し姿の美しさと技量、様々困難を乗り越える芯の強さも感じた。その後ヴァイオリンがドルフィンからグアルネリ・デル・ジェスに変わったことを知った。2022年2月21日東京オペラシティコンサートホールでのブラームス:ヴァイオリン協奏曲/尾高忠明指揮NHK交響楽団を聴いた。かなり期待して行ったが残念ながら、ジネット・ヌブーを繰返し聴いた耳にはもの足らなかった。しかし前述国際音楽祭NIPPONの主催外の継続する活動に期待したい。いずれにしろピアノのジョージア カティア・ブニアティシヴィリ、中国 ユジャ・ワンなどのテクニックと容姿はともかく衣装をひけらかす本質と異なるアピールには違和感を覚える。

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