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ブロムシュテット 名盤 ブラームス 悲劇的序曲

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こんにちは、
ともやんです。

ブラームスの生誕190周年で一人盛り上がっている僕は、この機会に大好きなブラームスの作品を振り返りながら比較的新しい名演の名盤をご案内しています。

今日は、悲劇的序曲。

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ブラームスの悲劇的序曲

「悲劇的序曲」は、1880年の47歳の特に大学祝典序曲とほぼ同時に完成し発表されたブラームスの傑作です。
この序曲の主題や構成はすでに60年代から練られていて、その理由が、当時の宮廷劇場の支配人が、ゲーテの「ファウスト」の上演を企画して、その舞台音楽のブラームスに委嘱していたためでした。しかし、その計画は取りやめとなったため、「大学祝典序曲」の完成に合わせて一緒に完成させたと言うことです。

ブラームスは、この作品を何かの標題や劇的進行を表現したものではないと書いています。つまりブラームスの持つ渋さとメランコリックで悲愴的な面が表れた作品だと思います。

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ブロムシュテットのブラームス

現代クラシック界の最長老指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット。1927年生まれですから、今年なんと96歳。しかも現役です。

自分で楽器を弾くわけではないので、器楽奏者に比べ高齢になっても活動する人が多い指揮者ですが、往年の巨匠たちをみても90歳を超えてまで精力的に活動している人は非常に少ないです。

ブロムシュテットは2019年9月から2021年4月に掛けてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とブラームスの交響曲全集と2つの序曲を録音しています。つまりブロムシュテット92歳から94歳に掛けてで、それだけでも驚異的なのに、その内容自体も老いを感じさせない充実した響きと躍動的表現で、その凄さには圧倒されます。

今回、悲劇的序曲を聴きましたが、誠実に正攻法に表現した究極のブラームスだと思いました。

ぜひ、聴いてほしい名演の名盤です。

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ブロムシュテット 名盤 ブラームス 悲劇的序曲

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
悲劇的序曲 Op. 815.
Tragic Overture, Op. 81

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 – Leipzig Gewandhaus Orchestra
ヘルベルト・ブロムシュテット – Herbert Blomstedt (指揮)
録音: October 2019, Gewandhaus, Leipzig, Germany

ブラームス 交響曲第1番&悲劇的序曲 ヘルベルト・ブロムシュテット ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

困難な時代における希望のメッセージ。
ブロムシュテットがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管と
ブラームスの交響曲第1番をライヴ収録!

1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現在も精力的な演奏活動を展開している現役最高齢の巨匠、注目すべき2019年の新録音がPENTATONEレーベルから登場!オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。現在も当団の名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を振ったブロムシュテットの録音といえば、ACCENTUS MUSICレーベルからリリースしているベートーヴェン交響曲全集(KKC 5802 / ACC 80322CD)がベストセラー盤ですが、当録音は「ベートーヴェンの交響曲第10番」とも称されたブラームスの交響曲第1番ということでも注目といえます。

当作品はブロムシュテットの十八番であり来日公演でも何度も披露されておりますが、録音は1991年6月、シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ収録のみです。ベートーヴェンに対しての敬愛、そして系譜を正統的に受け継いだブラームスの交響曲第1番は巨匠にとって最も重要な作品であり、困難な時代における巨匠からの希望のメッセージのようです。

演奏はブロムシュテットならではの年齢を感じさせない躍動感にあふれつつ堂々たる演奏。ことに幸福感に満ちたフィナーレは、ベートーヴェンの「歓喜の歌」から着想を得たものと思われますが、この希望のメッセージと不変の力を信じるブロムシュテットの揺るぎない信念が十分に伝わってきます。



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