フルシャ 名盤 ドヴォルザーク交響曲第8番

ドヴォルザーク
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まいどはや、
ともやんです。

モーストリー・クラシックという月刊誌を取り出して1年ほど経つでしょうか。クラシック音楽ファンとしては、非常に興味深い記事が載っていて、毎月楽しみに読んでいます。

毎月20日過ぎに届き、最新号は2日ほど前に届きました。
今月の企画は”指揮者のしごと”。

特別企画として、チェコ出身の指揮者ヤクブ・フルシャのインタビュー記事の載っています。

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ヤクブ・フルシャについて

フルシャの名前は聴いたことがあるかなぁ程度でしたが、プロフィールを見るとなかなかの実力者。

1981年チェコ生まれ。今年43歳。
現在バンベルク交響楽団首席指揮者、フィルハーモニア管、チェコ・フィル首席客演指揮者。ベルリン・フィルやウィーン・フィル定期の常連となり、2025/26年にはロイヤル・オペラの音楽監督に就任予定です。
また。東京都交響楽団の首席客指揮者を2010年~18年務めていました。
今回のインタビューは、都響と7年ぶりの共演のため来日したタイミングで行われました。

まだ40代前半ですから、掲載されている写真からも誠実ながら若々しい雰囲気が伝わってきます。

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フルシャ ブラームス&ドヴォルザーク交響曲企画

フルシャとバンベルク交響楽団で、2017年からブラームスの交響曲全4曲とドヴォルザークの交響曲第6番から9番までの4曲を組み合わせてCD2枚組で発売する企画がスタートし、2020年に完結しました。

第1弾が2017年に録音された共にホ短調のブラームスの4番とドヴォルザークの9番”新世界より”。
そして第2弾が、2018年に録音されたブラームスの3番とドヴォルザークの8番。
僕は、特に第8番が好きなので、これから聴いてみました。

素晴らしい演奏です。
派手さはないけど誠実で表情豊かな演奏。

その表情の豊かさは、8段階の強弱を厳密にすることで表現されていると思います。
今回都響と演奏したブルックナーの交響曲第4番について、楽譜にある8つの音の強弱の段階に応じて音楽を変化させたそうです。

それによってブルックナーの音楽の豊かさを表現できたそうです。
ドヴォルザークの8番もまさにそんな演奏。

フルシャ&バンベルク交響楽団の録音は、何度でも聴きたい演奏です。

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フルシャ 名盤 ドヴォルザーク交響曲第8番

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第8番 ト長調 Op. 88, B. 163
Symphony No. 8 in G Major, Op. 88, B. 163

1.(09:54) I. Allegro con brio
2.(10:40) II. Adagio
3.(06:37) III. Allegretto grazioso – Molto vivace
4.(09:46) IV. Allegro ma non troppo
total(36:57)

バンベルク交響楽団 – Bamberg Symphony Orchestra
ヤクブ・フルシャ – Jakub Hrusa (指揮)
録音: 14-16 May 2018, Tudor Recording, AG, Zurich, Switzerland

ブラームス: 交響曲第3番ドヴォルザーク: 交響曲第8番 ヤクブ・フルシャ バンベルク交響楽団

チェコのブルノに生まれた指揮者ヤクブ・フルシャが、2016年から首席指揮者を務める名門バンベルク交響楽団を指揮して録音を進めてきたドヴォルザーク&ブラームス・シリーズ。

バンベルク交響楽団は、チェコのプラハにあったドイツ系住民によるオーケストラを前身としています。第2次大戦末期にチェコを逃れて古都バンベルクに移り住んだ音楽家たちが終戦の翌年1946年にバンベルク響を旗揚げ。以後、重心の低いドイツ的なバランスと中欧的な音色を持つサウンドは、カイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといったドイツ系マエストロの音楽作りと相まって人気がありました。近年はジョナサン・ノットの下で機能性を一段と向上させ、そのバトンを引き継いだフルシャと共に高い評価を得ています。

フルシャの発案でブラームスの4つの交響曲とドヴォルザークの最後の4つの交響曲を組みあわせるシリーズは、2017年にホ短調の2曲を組み合わせてスタートし、番号を遡ってリリースされ、コロナ禍を乗り越えて遂に完結します。フルシャは第1弾の原盤ライナーで、この二人の作曲家が自分自身とオーケストラにとって欠くことのできない存在であること、ブラ-ムスとドヴォルザークとの間には通じ合うものもあれば、似て非なるものもあり、二人の作品を対照させることでそれが浮き彫りになると語っていました。



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