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天才メンデルスゾーンのニ短調vc協奏曲と交響曲第1番

メンデルスゾーン
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こんにちは、
ともやんです。

今日は、忘れられた名曲とそれを演奏しながら長らく廃盤になっていて今月復活するCDのご紹介です。

天才メンデルスゾーン 若き日の傑作

フリードリヒ・シュナイダーの名前は、今回初めて聴きました。ベートーヴェンより16歳年下でウェーバーと同い年、ロッシーニより6歳年上という人です。

収録されている交響曲は、第17番ということで多作家だったのかもしれません。
ハイドンの交響曲を連想させ悪くありません。

一方、メンデルスゾーンのニ短調ヴァイオリン協奏曲。
有名なホ短調よりもずっと前、なんと13歳の時に書かれた曲です。

しかも1951年にユーディー・メニューインが、メンデルスゾーン家で見つけて初演しレコーディングも行ったという曲です。

発見当時センセーションを巻き起こした曲でもあります。

次の交響曲第1番も2年後の15歳の時に書かれた曲です。
CD帯文の通り、メンデルスゾーンの13歳から15歳の成長ぶりは著しく、交響曲第1番は、後年の傑作交響曲第3番”スコットランド”を彷彿とさせます。

メンデルスゾーンはこの5年後の20歳の時、J・S・バッハのマタイ受難曲を100年ぶりに蘇られた経歴も持っています。

メンデルスゾーンを単なる資産家のおぼっちゃまなんて思ったら大間違い。
38歳という短い生涯をめいっぱい生き切った人です。

このCDを聴いて19世紀前半のメンデルスゾーンが生きた時代に思いを馳せてはいかがでしょうか。

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天才メンデルスゾーンと埋もれた作曲家シュナイダー

フリードリヒ・シュナイダー – Friedrich Schneider (1786-1853)
交響曲第17番 ハ短調
Symphony No. 17 in C Minor

1.(06:23) I. Allegro vivace
2.(7:00) II. Andante cantabile
3.(02:59) III. Menuetto: Allegro con fuoco
4.(07:20) IV. Finale: Allegro vivace
total(23:42)

カペラ・コロニエンシス – Cappella Coloniensis
ジギスヴァルト・クイケン – Sigiswald Kuijken (指揮)
録音: 24-27 November 2002, Kempen, Paterskirche, Germany

—————————-

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 MWV O3
Violin Concerto in D Minor, MWV O3

5.(08:37) I. Allegro molto
6.(08:36) II. Andante
7.(04:17) III. Allegro
total(21:30)

ヒロ・クロサキ – Hiro Kurosaki (ヴァイオリン)
カペラ・コロニエンシス – Cappella Coloniensis
ジギスヴァルト・クイケン – Sigiswald Kuijken (指揮)
録音: 24-27 November 2002, Kempen, Paterskirche, Germany

—————————-

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 11
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 11, MWV N13

8.(10:24) I. Allegro di molto
9.(07:16) II. Andante
10.(06:04) III. Menuetto: Allegro molto
11.(08:46) IV. Allegro con fuoco
total(32:30)

カペラ・コロニエンシス – Cappella Coloniensis
ジギスヴァルト・クイケン – Sigiswald Kuijken (指揮)
録音: 24-27 November 2002, Kempen, Paterskirche, Germany

【CD】 シュナイダー/メンデルスゾーン: 作品集 シギスヴァルト・クイケン 、 カペラ・コロニエンシス

“1822年に作曲されたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ニ短調と、その2年後に作曲されたシュナイダーの交響曲第17番。

どちらの作品も現在ではほとんど演奏されることがありませんが、忘れられてしまったシュナイダーと、「天才」として今も讃えられるメンデルスゾーンの違いをこの2作から聞き取るのは本当に困難でしょう。

それほどまでに両者の才能は拮抗しています。

しかしメンデルスゾーンは2年間で目覚ましい成長を遂げ、交響曲第1番の充実した作風は完全にシュナイダーを越えています。

ジギスヴァルト・クイケンが指揮するカペラ・コロニエンシスとヴァイオリンのヒロ・クロサキが当時の音を再現します。長らく廃盤となっていた名盤の復活です。”CD紹介文より

 



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