メルマガ登録

チェリビダッケ&ベルリンフィル メンデルスゾーンとハイドン

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
よしおです。

今年は、チェリビダッケの没後25年です。

さて、今日はチェリビダッケのベルリンフィル時代の録音を聴きました。
メンデルスゾーンのイタリアは、既に何度か聴いていましたが、ハイドンの驚愕は初めて聴きました。

いやぁー、これは名演ですね。

46年9月のライブ録音ですから、チェリビダッケがベルリンフィルを振るようになってからまだ1年ほどの時です。

でも、演奏者を名前を伏せて聴いたら、クナッパーツブッシュ?フルトヴェングラー?っていうくらい、主観的で好き放題な演奏です。

第1楽章から第3楽章は、巨匠風の着実にしてコクのある演奏。
特に有名な第2楽章は、有名なびっくりさせる強奏の前は、より音量を抑えて、どーんと来ます。

これが、来るぞ、来るぞ、と分かっていてもそれ以上で来るので、びっくりよりも喝采です。

ライブならではの演出です。しかし、その部分を差し引いても、後年の妥協を許さない姿勢とその精緻かつ壮大なスタイルが垣間見れるような気がしました。

スポンサーリンク

チェリビダッケ ハイドン交響曲第94番”驚愕”他

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 Op. 90
Symphony No. 4 in A Major, Op. 90, “Italian”

1.(08:18) I. Allegro vivace
2.(07:05) II. Andante con moto
3.(07:37) III. Con moto moderato
4.(05:24) IV. Saltarello: Presto
total(28:24)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
セルジュ・チェリビダッケ – Sergiu Celibidache (指揮)
録音: 20 January 1950, Live Recording, Berlin

———————————–

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第94番 ト長調 「驚愕」 Hob.I:94
Symphony No. 94 in G Major, Hob.I:94, “The Surprise”

5.(07:59) I. Adagio cantabile – Vivace assai
6.(06:55) II. Andante
7.(05:48) III. Menuetto
8.(03:23) IV. Finale: Allegro di molto
total(24:05)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
セルジュ・チェリビダッケ – Sergiu Celibidache (指揮)
録音: 28 September 1946, Live Recording

———————————–

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
序曲「レオノーレ」第3番 Op. 72b
9.(16:24)Leonore Overture No. 3, Op. 72b

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
セルジュ・チェリビダッケ – Sergiu Celibidache (指揮)
録音: 07 June 1946, Live Recording, Berlin

Celibidache conducts Mendelssohn, Haydn & Beethoven

チェリビダッケは、ルーマニアのローマン生まれ。パリを経由してベルリン
へ留学。45年ベルリンフィルの常任指揮者。54年までの間に400回以上の公演を行いました。

しかし、その後カラヤンが首席指揮者になったことからベルリンを離れ、スウェーデン放送響、シュツゥットガルト放送響などの歴任し、79年にミュンヘンフィルの常任指揮者に就任。
その壮大にして精緻で、弾まない演奏は独特で、しかも録音を好まず残されているものはほとんどライブ録音。その収まり切らない音楽は、カリスマ性を獲得し、存命中より伝説化した人。1996年、パリの自宅にて死去。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました