こんにちは、
ともやんです。
クラウディオ・アバドは、僕が初めて海外のメジャーオーケストラ、指揮者と接した最初の人です。
僕が中学3年生の時になんとウィーンフィルハーモニーが北陸・富山市にやってきました。
当時寝ても覚めてもクラシック音楽の僕は、その辺はよく憶えていませんが、小遣いをはたいて、チケットを購入し当時の富山公会堂に行きました。
曲目は、ベートーヴェンの田園、他(田園しか憶えていない)
演奏はもちろんウィーンフィルハーモニー管弦楽団。
そして指揮者は、若き日のクラウディオ・アバド。
アバドは、1933年(昭和8年生まれ)なので当時39歳。
因みに私の父親と同い年。
さて、ここまで書いて、僕はネットでウィーンフィルの来日記録を調べてみました。
さすがですね、こんな誰が作っているんだろう、ちゃんとありますね。
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団来日公演記録
1973年来日の記録
↓
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団来日公演記録
富山市公演は、1973年3月24日となっています。
中学3年生といっても、あと1週間で高校生になる時期です。
ところが、ここで不思議なのはプログラムがベートーヴェンの英雄になっているところです。
あれ?確か田園だったと思っていたけどなぁ・・・
私の記憶違い?それとも急遽変更?それともサイト制作者の間違い?
クラウディオ・アバド資料館
クラウディオ・アバド資料館
やばい私の分が悪いぞ。
この件、ちょっと調査してみます。
さて、クラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニーのベートーヴェン。
評論家・福島章恭氏は、軽く、淡く、まるでソーダ水のようなベートーヴェン、とこき下ろしています。
ここで紹介するには、1番と2番です。
福島氏は全体としてこき下ろしていますが、1番・2番・3番「英雄」は評価しています。
私は、1番、2番に関しては精緻な仕上がりは良いと思いますよ。
アバド&ベルリンフィル ベートーヴェン交響曲第1・2番
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21
1.(08:38) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(07:18) II. Andante cantabile con moto
3.(04:12) III. Menuetto – Allegro molto e vivace
4.(05:21) IV. Finale: Adagio – Allegro molto e vivace
total(25:29)
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交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
5.(11:37) I. Adagio molto – Allegro con brio
6.(09:53) II. Larghetto
7.(04:32) III. Scherzo: Allegro
8.(06:08) IV. Allegro molto
total(32:10)
ベートーヴェン最初の交響曲で、30歳のときに完成された第1番、従来のスタイルからの脱却を目指し、前作に比べて表現の幅を大きく拡げた意欲的な第2番。当時の手兵ベルリン・フィルハーモニーとともに20世紀末に完成させた、アバド2回目のベートーヴェン交響曲全集からの一枚。
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