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矢野滋 イン ベルリン

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こんにちは、
ともやんです。

4ヵ月近く前の9月始め、1枚の第九のCDを聴きました。
それは、ディーン・ディクソン指揮ヘッセン放送交響楽団での演奏で、ソリストに中に聴きなれない一人の日本人の名前がありました。

それがソプラノの矢野滋でした。

ベートーヴェン 第九 名盤 ディーン・ディクソン&矢野滋

矢野滋?誰その人?しかもこの第九は、指揮者のディクソンが黒人、この4年後に不慮の事故で36歳で急逝するテナーのヴィンダーリヒ、そして日本人の矢野滋が参加しているという多彩なメンバーによる稀有な演奏でした。

特に矢野滋が、バイロイト常連にソリストに交じって、しかも臆することなく対等に歌っていることもあり、急にこの人に興味を惹かれたのです。

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矢野滋 プロフィール

矢野滋は、1927年神戸生まれ。父は松蔭女学院の音楽教師でありオルガニスト、母は神戸真生塾(児童福祉施設)の三代目塾長。

1949年、東京音楽大学(現藝大)声楽科卒業。
1951年同大学声楽研究科修了。同年第19回NHK・毎日音楽コンクール声楽部門で第二位および特賞を受賞。
1953年ゲルハルト・ヒュッシュ再来日の際、「魔笛」のパパゲーナで共演し大成功を収める。
1954年、カリフォルニア、サンタバーバラ市西部音楽学校でロッテ・レーマンに3年間師事。
1957年、ロンドン、ヴィグモアホールでロッテ・レーマンのマスタークラスを受講。同年ベルリンへ留学。
1961年にはピアニストの松浦豊明氏と結婚。1969年の帰国までの間、ヨーロッパ各地でリサイタル、オラトリオ、オーケストラとの共演し各地で成功を収めました。

まさか!!!入ります! 矢野 滋 イン・ベルリン オフィス・マツウラ 1CD\1600 ~12/13(火)午前9時

アリアCDの松本大輔氏のコメントが秀逸。ぜひ読んでみてください。

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矢野滋 イン ベルリン

『矢野滋 イン ベルリン』

曲目
ロベルト・フランツ:
01.セレナーデ Op.17-2 (W.オスターワルト)
02.恋人はここにいる Op.5-2 (J.シュレーアー)
03.音楽に Op.10-1 (E.ガイベル)
04.ばらは嘆いた Op.42-5 (ミルザ=シャフィ)
05.ああ、私が蜜蜂だったら Op.3-6 (W.オスターワルト)
06.蝶はばらを愛す Op.38-2 (H.ハイネ)
07.春と恋 Op.3-3 (H.v..ファーラースレーベン)
08.海の上で Op.36-1 (H.ハイネ)
ハンス・プフィツナー:
09.裏切り Op.2-7 (A.カウフマン)
10.私は小鳥のいざないを聞く Op.2-5 (A.ベトガー)
フランツ・シューベルト:
11.アリエッタ「羊飼いは牧場で」 D.528 (C.ゴルドーニ)
12.至福「ミンネリート」D.433 (L.C.H.ヘルティー)
13.ます D.550 (C.シューバルト)
14.夜鳴きうぐいすに寄す D.497(M.クラディウス)
15.夜と夢 D.827 (M.コリン)
16.春の神 D.448 (J.P.ウーツ)
フーゴー・ヴォルフ:
メーリケの詩による歌曲集から
17.四月の黄色い蝶
18.妖精の歌
フランスの18世紀の民謡「羊飼いの歌」から(J.B.ヴェケラン編曲)
19.エグゾデのメヌエット
20.浮気な羊飼い
21.小娘
22.ママ、教えて
23.いいえ、もう森に決して行きません
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル:
ラウダーテ プエリ ドミヌム ニ長調 HWV237 (詩篇122番)
24.Laudate,pueri,Dominum
25.Sit nomen Domini benedictum
26.A solis ortu
27.Excelsus super omnes gentes Dominus
28.Quis sicut Dominus Deus noster
29.Suscitans a terra inopem
30.Qui habitare facit sterilem in domo
31.Gloria Patri

演奏
矢野 滋(ソプラノ)
ヘルタ・クルースト(ピアノ)(1-10)
ゲルダ・ネッテ・タシュナー(ピアノ)(11-23)
ギュンター・アルント(指揮)
RIAS室内合唱団
ベルリン放送交響楽団
フェリックス・シェレーダー(チェンバロ)

矢野滋・イン・ベルリン -R.フランツ, H.プフィツナー, シューベルト, 他 (1959-62)

ちなみに矢野滋はご健在なら現在95才。ウェブで調べる限り現況のことはわかりません。CDジャケットや解説などを見る限り、大柄の人ではなく、むしろ小柄な方だと思われます。そんなことで声量よりもチャーミングな美声で癒されます。
ただ、第九ではそれなりの声量も感じたので奥深さも持ち合わせたソプラノだと思います。

ぜひ、聴いてください。タワーレコードでも取り扱いはありますが、これを機会にアリアCDも検討ください。



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