こんにちは、
ともやんです。
グナール・レツボールによる、ヨハン・セバスチャン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を聴きました。
グナール・レツボールは、オーストリア出身でバロック・ヴァイオリンの名手。
ザルツブルクとケルンでヴァイオリンを学び、ラインハルト・ゲーベルとニコラス・アーノンクールから大きな影響を受けました。
またレツボールは、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、ラ・フォリア・ザルツブルク、アルモニコ・トリビュート・バーゼル、クレマンシック・コンソート、ウィーン・アカデミーのメンバーとして活躍しています。
1995年には、自身の古楽器グループ「アルス・アンティクヮ・オーストリア」を結成、ソロとアンサンブルの両面で演奏活動を展開しています。
生年などはわかりませんが、現在50代と想像します。
レツボール バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタの驚き
さてレツボールが、2011年に録音したJ・S・バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを聴きました。
2つの点で新鮮な驚きを感じました。
聴きなれた第1番ト短調アダージョが、いままで何枚も聴いたCDとは全く異なるアプローチなのです。一瞬、あれ違う曲掛けたのかなと思ってしまいました。
その新鮮は驚きは、全編を通して続きます。
そして2つ目。
録音が、伸ばせば手が届くくらいの目の前で弾いているようなのです。
時には、レツボールの息遣いも感じます。
それは、レツボールの考えにより、小ホールでのリサイタルのように聴衆との距離感の近い音に仕上げたアルバムだからです。
バロック様式の建物の部屋で演奏されたバロック・ヴァイオリンを、近めのマイク・ポジションで収録したリアルなサウンドを聴くことが出来るのです。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1~3番 グナール・レツボール
↑
おすすめのCDです。
しかも現在レツボールのCDがセール期間中です。
レツボール 名盤 バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
Violin Sonata No. 1 in G Minor, BWV 1001
1.(04:47) I. Adagio
2.(05:10) II. Fugue: Allegro
3.(03:47) III. Siciliana
4.(02:29) IV. Presto
total(16:13)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
Violin Sonata No. 2 in A Minor, BWV 1003
5.(04:27) I. Grave
6.(07:32) II. Fuga
7.(06:24) III. Andante
8.(03:54) IV. Allegro
total(22:17)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
Violin Sonata No. 3 in C Major, BWV 1005
9.(05:53) I. Adagio
10.(11:40) II. Fugue
11.(05:12) III. Largo
12.(03:34) IV. Allegro assai
total(26:19)
グナール・レツボール – Gunar Letzbor (ヴァイオリン)
録音: January 2011, Letzbor privat, Pisa, Italy
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1~3番 グナール・レツボール
ドイツのヴァイオリン製作一族、クロッツ家のゼバスティアン[1696-1768]による18世紀の楽器を使用した録音。レツボールの考えにより、小ホールでのリサイタルのように聴衆との距離感の近い音に仕上げたアルバム。
バロック様式の建物の部屋で演奏されたバロック・ヴァイオリンを、近めのマイク・ポジションで収録したリアルなサウンドを聴くことができます。
グナール・レツボール:オーストリアのヴァイオリニストで指揮者。ザルツブルクとケルンでヴァイオリンを学び、ラインハルト・ゲーベルとニコラス・アーノンクールから大きな影響を受けます。
レツボールはムジカ・アンティクヮ・ケルン、ラ・フォリア・ザルツブルク、アルモニコ・トリビュート・バーゼル、クレマンシック・コンソート、ウィーン・アカデミーのメンバーとして活躍し、1995年には、自身の古楽器グループ「アルス・アンティクヮ・オーストリア」を結成、ソロとアンサンブルの両面で演奏活動を展開しています。HMVより
コメント